「エマ・マットレス ハイブリッドV2」と「ネルマットレス」はどちらも似ているマットレスなので、迷う人も多いでしょう。
解決する疑問
- エマハイブリッドV2とネルマットレスの違いは?
- 寝心地や機能性の違いはなに?
- 逆に共通点が知りたい!
※エマハイブリッドV2の個別レビューや旧ハイブリッドとの違いはこちらの記事。
筆者は上級睡眠健康指導士の資格を持っており、どちらのマットレスも体験・検証済みです。
両マットレスについて、特徴の違いから共通点まで表などを使いながらわかりやすくお伝えしてます。まず、エマハイブリッドV2とネルマットレスの違いを比較表でまとめてるのでざっくりごらんください。
商品名 | エマハイブリッドv2 | ネルマットレス |
---|---|---|
値段 | 133,000円 55%OFFセール→59,850円 |
75,000円 15%OFFセール→63,750円 |
かたさ | ||
サイズ | S/SD/D/Q/K | S/SD/D/Q/K |
素材 | ポケットコイル | ポケットコイル |
厚さ | 25cm | 21cm |
重さ | 約18㎏ | 22kg |
製品保証 | 10年 | 10年 |
返品保証 | 100日間 | 120日間 |
公式サイト | 商品リンク > |
商品リンク > |
- ウレタン系の寝心地主体
- 世界の600万人が愛用
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エマの他シリーズと迷っている方は、公式サイトにもわかりやすいエマ・マットレス 比較表もありますので一度確認してみましょう。
【結論】エマハイブリッドとネルマットレスの違い|それぞれのおすすめな人
まず、この記事で比較した両マットレスの違いとそれぞれのおすすめな人をまとめています。
エマハイブリッドとネルマットレスの違いは?
エマハイブリッドV2とネルマットレスの主な違いは、クッション材です。エマハイブリッドV2は表面層がウレタンフォーム、下層には約20㎝ほどのコイルを使用しています。高いコイルを使用することで、しなやかなフィット感が生まれています。
一方、ネルマットレスの表面層は高機能綿や不織布、ウレタンで構成。寝心地の決め手は一般的なコイルマットレスの倍以上使用されているコイル数です。エマハイブリッドV2よりもしっかりと支えられる感覚があります。
エマハイブリッドがおすすめな人
エマハイブリッドがおすすめな人は以下のとおりです。
エマハイブリッドがおすすめな人
- 腰痛や肩こりに悩む
- 高いフィット感が欲しい
- モチモチした感触を求める
- カバーを取り外して洗いたい
- 持ち手がついている方が嬉しい
- 比較的軽め~大柄まで幅広い
筆者のコメント
低反発ウレタンの癒されるフィット感を求めるならエマハイブリッドをおすすめします。
また、お手入れ目線でいうと、カバーを外せたり持ち手が付いていて陰干し等しやすいのはエマハイブリッドです。NELLマットレスはカバーの取り外しはできず、持ち手がないというデメリットがあります。
体型的には、痩せ体型~大柄の体型まで幅広くおすすめできます。
ネルマットレスがおすすめな人
ネルマットレスがおすすめな人は以下のとおりです。
ネルマットレスがおすすめな人
- 腰痛や肩こりに悩む
- 普段寝返りがうまくできてない
- コイルがより多い方が良い
- 両面ローテーションしながら使いたい
- 比較的ふつう~やや重ための体重
筆者のコメント
NELLマットレスの大きなメリットは両面ローテーションできることです。同じ寝心地なので裏返しながら使うことでより長く変わらない寝心地を保つことができるでしょう。
体型的にいうと、ふつう体型~ややガタイの良い人。ただし、筋肉質で体重が重ための場合は腰や肩が深く沈みすぎ、寝姿勢が崩れて腰痛の原因となる可能性があります。
エマハイブリッドとネルマットレスの違いを9項目で比較
エマハイブリッドとネルマットレスを9項目で比較していきます。
比較項目 | エマハイブリッドV2 | NELLマットレス |
---|---|---|
構造 | 4層構造 | 11層構造 |
硬さ | 普通 | やや硬め |
あお向け・横向き | 仰向◎ 横向◎ | 仰向◎ 横向○ |
体圧分散性 | ◎ | 〇 |
お手入れのしやすさ | ◎ | △ |
寝返りのしやすさ | ◎ | 〇 |
通気性 | ◎ | 〇 |
機能性 | ○ | ◎ |
セール価格 | 66,500円 | 67,500円 |
睡眠の専門家である筆者が、上記表の内容となった理由や根拠をそれぞれ詳しく解説していきます。
比較ではなく各単体レビューが気になる方は以下の記事も参考にしてみてください。
構造の違いは?
構造と素材 | |
エマハイブリッドV2 | ネルマットレス |
4層構造 | 11層構造 |
衛生加工特になし | 防ダニ・抗菌・消臭 |
エマハイブリッドもネルマットレスはどちらともポケットコイルを使ったマットレスです。
エマハイブリッドは4層構造で、表面クッション層は上から高反発・低反発・硬質ウレタンフォームの3層が折り重なっています。コイル層は7つの硬さに分かれたゾーニング構造となっており、体の部位ごとに合わせた沈み込みで非常に優れた体圧分散性を生みだしています。
ゾーニング構造とは
一方ネルマットレスは11層構造で、薄めのウレタンフォームと不織布、高機能綿が重なり合っている構造です。
高機能綿は、帝人の「※マイティトップⅡ」と「※キュートリー」という素材が使われています。ネルマットレスは、腰部分と外周強化のためのゾーニング構造となっており、寝返りのしやすさと、ベッドからのずり落ち防止の役目を持ちます。
※青字は各取扱いメーカーにリンクしてます。
硬いのはどっち?
両方寝比べてみると、ネルマットレスの方が硬い寝心地に感じられます。
エマハイブリッドは表面層が上から[60N/100N/150N}となっており、下層は高めでしなやかなコイルを使っているためフィット感の高い寝心地です。それぞれの層の微妙な硬さの違いを活かし身体を心地良く受け止めてくれます。
一方、ネルマットレスは表面には綿が使われているため、エマハイブリッドよりもふかふかした印象。
コイル数が多いため体がしっかり支えられる感触です。また、センターハード構造によって腰がグッと持ち上がる感覚があります。
商品名 | エマハイブリッド | ネルマットレス |
かたさ |
筆者のコメント
素材が違えば硬さの質も違うため、どちら硬いとハッキリいえませんがネルマットレスの方が体全体をグッと支えてくれるようなサポート性の高さを感じました。
あお向け・横向きしやすいのはどっち?
エマハイブリッドもネルマットレスも同じくらいあお向けしやすいです。
両マットレスともに「センターハード構造」で、腰をしっかりサポートしてくれるので、適度な沈み加減です。少しの差ですが、エマハイブリッドの方が硬く、サポート力の高さを感じます。
この辺の感覚は人によると思います。実際に他のサイトでは逆の意見だったりします。
横向きについてはよりフィット感の高いエマハイブリッドの方がしやすいでしょう。
ネルマットレスは同じく腰部分のサポート力が高いことが仇となり、やや腰に圧迫感を覚えます。
商品名 | エマハイブリッド | ネルマットレス |
あお向け | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
横向き | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
寝心地の違いをまとめると以下のとおりです。
寝心地を比較 | |
エマハイブリッド | ネルマットレス |
|
|
筆者のコメント
エマハイブリッドは表面がモチっとした低反発層なので、腰をやさしく包み込む一方、ネルマットレスの表面層は寝返りのしやすさ重視で沈み込みが弱すぎる印象もあります。
センターハード構造ってなに?
体圧分散性が高いのはどっち?
エマハイブリッドの方が体圧分散性が高いです。
体圧分散性が低いと身体の一部に圧力がかかりやすくなり、血流が滞り、寝起きで体のだるさを感じたり、肩こりや腰痛の原因になります。
両方ともポケットコイルであることと、ゾーニング製法であることで、それぞれがもつ体圧分散性レベルは高いといえます。しかしエマハイブリッドの方は、表面が6cm分が低反発層となってます。一般的に低反発フォームは密着度が高く体圧を分散しやすいことが知られています。
一方ネルマットレスは綿素材の詰め物なので、低反発フォームよりも体圧分散性に劣るといえるでしょう。
商品名 | エマハイブリッド | ネルマットレス |
体圧分散性 | ★★★★★ | ★★★★☆ |
筆者のコメント
体圧分散性がより高いマットレスを選ぶことで腰痛や肩こりの原因を未然に取り除くことができるでしょう。
お手入れしやすいのはどっち?
エマハイブリッドの方がお手入れしやすいです。
理由はエマハイブリッドだけカバーが外せて洗えることと、持ち手がついていること。
上記のようにエマハイブリッドはカバーを2つに分割して取り外せるので、上層の汚れやすい面だけ洗うことも可能です。
また持ち手はこんな感じでついています。
この意外とうれしい細かな配慮があるとないとでは、陰干し時の立てかけのしやすさに大きな差が生まれます。ネルマットレスには持ち手がついていない代わりに少しだけ軽めです。
商品名 | エマハイブリッド | ネルマットレス |
カバー洗濯 | 〇 | ✕ |
持ち手 | 〇 | ✕ |
重さ | シングル:23kg | シングル:22kg |
筆者のコメント
持ち手があると移動するときもらくらくです。他のマットレスを選ぶときも持ち手があるかどうかを気にして選んでみてください。
寝返りしやすいのはどっち?
エマハイブリッドV2の方が寝返りしやすいです、
ネルマットレスは「寝返り特化」のマットレスですが、エマハイブリッドV2の弾力の高さの方が上回っている感覚です。
商品名 | エマハイブリッド | ネルマットレス |
寝返り | ★★★★★ | ★★★★☆ |
筆者のコメント
エマハイブリッドV2はコイルのバネに跳ね返される感覚が強いのが特徴的でした。ネルマットレスは「コイルのバネ感」よりも、「コイルの硬さ」で寝返りしやすくしているような感覚です。下から跳ね返されるエマハイブリッドV2の方が寝返りするときに自分の力(負担)が少なくて済みます。
通気性が高いのはどっち?
通気性が高いのはエマハイブリッドV2です。
エマハイブリッドV2の上層(体に当たる面)はオープンセルのウレタンフォームを使用してますが、冬だとひんやりするくらい通気性の高さを感じます。一方、ネルマットレスは夏だと少し暑いかなといった肌感でした。
商品名 | エマハイブリッド | ネルマットレス |
通気性 | ★★★★★ | ★★★★☆ |
春夏 | ◎ | ○ |
秋冬 | ○ | ◎ |
ただ季節によってはどちらも快適になりますので、夏の暑さ対策を重視するのか、冬の寒さ対策を重視するのか、といった判断もできるでしょう。
筆者のコメント
少しでもムレにくいマットレスが良いならエマハイブリッドV2を選ぶと快適に感じやすいですね。寒がりな方はネルマットレスを選んでみてください。
オープンセル構造とは?
空気が通るすきまが小さい通常のウレタン素材の構造は「クローズセル」といい、通気孔が無数にあるエマハイブリッドのウレタンは「オープンセル」構造といいます。
多機能性なのはどっち?
機能性が多いのはネルマットレスです。ただ多ければいいというわけではないので、以下の内容を見て魅力的な方を選んでみると満足しやすいでしょう。
商品名 | エマハイブリッド | ネルマットレス |
構造 | 4層構造 | 11層構造 |
両面 | ✕ | 〇 |
消臭 | ✕ | 〇 |
抗菌 | ✕ | 〇 |
防カビ | ✕ | 〇 |
振動吸収 | ◎ | 〇 |
カバー洗濯 | 〇 | ✕ |
筆者のコメント
エマハイブリッドは抗菌防カビ消臭機能がない代わりにカバーが取り外して洗えるので清潔さを保ちやすいです。ネルマットレスはカバーが外せないので抗菌防カビ消臭加工をしっかりしています。
価格:セール・割引・保証
商品画像 | ||
商品名 | エマハイブリッド | ネルマットレス |
---|---|---|
シングル | 133,000円 → 59,850円 | 75,000円 → 67,500円 |
セミダブル | 152,440円 → 68,598円 | 90,000円 → 81,000円 |
ダブル | 166,860円 → 75,087円 | 105,000円 → 94,500円 |
クイーン | 177,000円 → 79,650円 | 130,000円 → 117,000円 |
キング | 197,760円 → 88,992円 | 150,000円 → 135,000円 |
割引 | 55%OFF | 10%OFFクーポン → minhack |
製品保証 | 10年間 | 10年間 |
お試し期間 | 100日間 | 120日間 |
定価で見ると、ネルマットレスの方が断然低価格。ただエマハイブリッドは半額セールをおこなうことが多いです。そのためエマハイブリッドの方が値段は安く手に入ります。
製品保証については、両マットレスとも同じ10年間あり、万が一へたってしまったときに安心です。
また、お試し期間はネルマットレスが少し多いサービス内容。最長でも2~3週間で体が慣れるといわれるので、エマの100日でも十分な期間お試しできます。
合わせて読みたい!
エマハイブリッドとエママットレスの違いもチェック!
エマハイブリッドとスタンダードモデルのエママットレスは実際に両方比べてみると、体圧分散性の高さが圧倒的に違うと感じました。
また、腰のサポート力もエマハイブリッドの方がしっかりある印象です。
詳しくは動画でまとめてますので、興味のある人はぜひごらんください。エマハイブリッドのリアルな質感もわかります!
エマハイブリッドとネルマットレスの共通点は?
エマハイブリッドとネルマットレスの違いを解説してきましたが、ここでは逆に共通点を紹介していきます。
以下にまとめます。
共通点
- D2Cのためネット販売のみ
- ポケットコイルマットレス
- センターハード構造
- 保証が充実している
- サイズ展開(S~K)
- 圧縮梱包
- 返品にリスクがない
両マットレスともに主な素材はポケットコイル、構造は腰部分硬めのセンターハード構造です。また製品保証が10年間、返品保証はエマが100日、ネルが120日となっており、両マットレスとも返品時の手数料は一切かかりません。
サイズ展開もシングルサイズからキングサイズまでの5サイズ共通です。配送は圧縮ロール配送となり、両マットレスともにコンパクトで搬入しやすいといえます。