ネルマットレスは通気性が高いのでカビが生えにくいといえるマットレスです。
ただカビが生えないわけではなく、あくまでも"生えにくい"だけ。また、実は公式サイトにおいても直置きは推奨されていません。
しかし、カビの原因である湿気への対策をしっかりすれば直置きしても問題ありません。
そのことも踏まえ、本記事では湿気対策をしたうえで直置きする方法や湿気対策アイテムを紹介しています。
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ネルマットレスを直置きする前に知っておきたいデメリット5つ
これだけは知っておきたい、ネルマットレスを直置きするときのデメリットは以下のとおりです。
- 冬場が寒い
- カビが生えてしまう
- ホコリを吸いやすい
- コイルがサビてしまう
- そもそもネル側が非推奨
これらのデメリットをまずは理解しておくと、後々の後悔を防げるはずです。ひとつずつ解説していきます。
冬場が寒い
温かい空気は上に、冷たい空気は下にきます。
そのため冬は寒さを感じやすく、底冷えによって睡眠が邪魔されるなんてことになりかねません。
また、夏場は良くても冬場は特に床の冷たさも直に伝わるデメリットがあります。
冷え性の人や寒さが苦手な人は、寒くて眠れないなんてことも。
それにお子様も風邪を引きやすくなってしまうことがあります。
カビが生えてしまう
直置きするとカビが発生しやすい環境をつくってしまいます。
カビはじめじめした空気と20~30℃くらいの気温を好みます。
寝汗によってマットレス内部がじめじめし、体温によって温かい環境になってしまうのです。
直置きだとマットレスと床の間にすき間がなく、熱や湿気の逃げ場が少なくなってカビが発生しやすくなるということですね。
ホコリを吸いやすい
マットレスを直置きすると、ホコリを吸いやすくなってしまうということがいえます。
ホコリは低い位置であればあるほど多く舞っていますね。
それに目に見えなくても床にはホコリやハウスダストは落ちているものです。
ホコリやハウスダストは多く吸い込みすぎるとアレルギーの原因となってしまいます。
床から少しでも高い位置で寝るだけでホコリを吸うリスクは大きく減らせます。
コイルがサビてしまう
ネルマットレスを直置きすると、床の冷たさと寝ているときの体温でマットレス内部が結露します。
そして結露してしまうと金属であるコイル素材がサビてしまう恐れがあり、コイルの劣化をまねく原因となります。
ちょっとやそっとじゃサビることはないですが、長期間使用することを考えると寿命を縮めないためにも少しでもリスクは避けたほうが良いです。
そもそもネル側が非推奨
周りがどういおうがブランド側が非推奨といっているのだからおすすめはできないのです。
ただし、NELLマットレスも直置きは推奨しておりませんので、ご注意ください。
引用:WENELL
上記はWENELLというNELL公式ブログ記事の一文です。
ネルマットレス側が非推奨ならそれに従って直置きしないほうが無難でしょう。
ネルマットレスを直置きしたいときのアイテム4選
ネルマットレス側では非推奨とはいえ、直置きして使いたい人は一定数います。
「それでも直置きする方法はないか?」といった疑問もあるのですが、あくまでも何も対策もせずに直置きすることをおすすめしてないだけで、以下で紹介するような湿気対策アイテムを使えば直置きは可能だと考えています。
- すのこや畳みマットを敷く
- 除湿シートを敷く
- 敷パッドを敷く
- 除湿敷パッド
これらを導入したうえでお手入れをおこたらなければ対策としては十分です!
すのこや畳みマットを敷く
すき間がしっかりあって丈夫なすのこを選ぶ
ベッドフレームを使いたくない人でも、なるべくすのこ板を使うことをおすすめします。
すのこ板を選ぶときに注意したいこととしては、安易に「安いから」といって購入すること。耐久性が低くすぐ使えなくなってしまうことがあります。また、ギシギシ音が気になってしまい快眠を邪魔することになりかねません。
おすすめは国産ひのきで有名な源ベッドで販売される「すのこパレッドベッド」や「すのこロール」です。他にも各種取り揃えているのでぜひチェックしてみてください。
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畳みマットのい草の香りでリラックス&空気の浄化
すのこ板以外なら、畳マットがおすすめ。
洋室が増え和室が減ってきている現代、「癒される」「においが好き」などで徐々に人気が高まっています。
い草にはリラックス効果、快眠効果、森林浴効果があり、さらに有害物質を吸着し、空気を浄化するという役割まであるのです。
また、お子様の集中力がUPするという効果も期待できるといわれてます。
おすすめの畳みマットを3つ簡単にご紹介しておきますので参考までにごらんください。
上記の畳みマットはどれも高評価レビューだったもので、コスパも高いです。
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除湿シートを敷く
すのこや畳みマットをどうしても敷きたくない場合は、除湿シートを敷きましょう。
また、単体でもある程度効果はありますが、すのこもしくは畳みマットと併用することで、より高い除湿効果が期待できます。
ただし、すのこを使用せず除湿シートのみを使う場合には、頻繁に壁に立てかけて湿気を逃がす必要があります。
おすすめの除湿シートは、シリカゲルBが素材として使われる、タンスのゲン「竹炭入り除湿シート」です。
シリカゲルB?
シリカゲルBとは、天然石の硅砂を主成分としたもので、歯磨き粉の研磨剤と使用される素材。人に優しく安全で、放湿力も高いのが特徴です。
敷パッドを使う
敷パッドを使うことはマットレス自体の劣化を防ぐだけでなく、カビ対策にもつながります。
カビは湿気が主な原因となりますが、湿気は寝汗が原因になることもあります。寝汗がマットレス内部まで浸透し、湿気として存在することでカビが好む環境を作ります。
つまり寝汗をマットレスに浸透させない工夫をすればいいのです。
そこで敷パッドが役立ちます。敷パッドは寝汗がマットレスに浸透する前に吸いとってくれるので、内部に湿気が溜まるのをある程度防げます。
そのかわり敷パッドは週に1度は洗濯するようにしましょう。
除湿敷パッドを使う
先ほどの「敷パッド」との違いは除湿機能があるかどうかです。通常の敷パッドには除湿素材が使われていません。除湿敷パッドは、除湿シートと敷パッドのハイブリッドといえるでしょう。
快眠タイムズで販売される「除湿消臭敷パッド」は[①除湿、②消臭、③マットレスの保護、④ダニ・カビ予防]の4つの役割をそれ1枚でこなしています。
先ほど解説した除湿能力が高く人に優しいシリカゲルBも使われています。
かなり評判が高いので、快眠タイムズ公式ページのレビューをぜひチェックしてみてくださいね。
快眠タイムズオンラインストアを利用される場合は、当ページ限定ストア内で使える5%クーポン『minhack』をよければご活用ください。
ネルマットレスのカビ・ダニを防ぐためのお手入れ方法
ネルマットレスのカビやダニを防ぐためのお手入れ方法は以下のとおりです。
- 朝起きたら布団をあげておく:毎日
- 寝室の窓を開けて換気:なるべく毎日
- 陰干しをする:週に1,2回
朝起きたら布団をあげておく:毎日
湿気を放出するためにも、朝起きたら布団はあげておいたままにしましょう。
朝起きてすぐキレイにベッドメイキングすることはとても素晴らしい習慣です。しかし、実はこれ湿気対策としてはNG行動なんです。
夜中の内に溜まった湿気は、マットレス内部で飽和している状態です。
その溜まった湿気を放湿したいのに、掛け布団が覆いかぶさった状態では湿気を逃がすことはできません。
結果、マットレス内部に湿気が残ったままになり、日中気温が上がった状況になると、カビやダニにとって居心地の良い環境ができてしまうのです。
朝起きたら布団を足元にあげることを、毎日の日課として取り入れてみてください。
寝室の窓を開けて換気:なるべく毎日
寝室の窓はなるべく毎日開けて換気しましょう。
理想の時間は、1時間程度。窓を開け、換気をすることで寝ているあいだに部屋に溜まった湿気を外に逃がすことができます。
部屋に溜まる湿気はマットレスから放湿されたものや、寝汗が蒸発したものです。
それに寝ている部屋は体温で室温が上昇するので、カビやダニが好む環境になるのを防ぐという意味合いもあります。
窓を開けるだけで簡単なので、ぜひ習慣づけてみてください。
陰干しをする:月に1回
月に1回、風通しを良くした部屋で、ネルマットレスを壁に立てかけて陰干ししましょう。
先ほどの「寝室の窓を開けて換気」+「壁に立てかける」というカビ・ダニ防止お手入れ方法です。
通常のウレタン素材マットレスであれば、湿気が溜まりやすいので週に1回立てかけないと不安です。
しかしネルマットレスの場合は通気性が高いので月に1回程度の陰干しをすることで長く清潔を保つことができますよ。
すのこを敷いていても『すのことマットレスの間にカビが発生』する可能性があります。「すのこを敷いているから大丈夫」と油断はせずに、陰干しは欠かさずにおこないましょう!
もしもネルマットレスにカビが発生したときの対処方法
もしネルマットレスにカビが発生したときは、酸素系漂白剤を使った除去方法がおすすめです。
ただし黒カビの黒い色素は酸素系漂白剤では、塩素系に比べて効力がマイルドのため漂白しきれないこともあります。
詳しくは以下の記事に記載していますので、手順や他のカビ除去方法を知りたい人は参考にしてみてください。
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参考【捨てるしかない…?】マットレスのカビ除去方法|そのままの使用は危険!
続きを見る
【まとめ】カビが生えた口コミはないけど注意が必要!
ネルマットレスにカビが生えたという口コミは2023年5月時点ではどこにもありません。調査したサイトは以下の2媒体です。
調査サイト
- 公式サイトのレビュー
そのためカビトラブルについては何とも言えないのが実際のところです。
ただ、カビが生えにくいだけで条件が合えば生えるものです。ネルマットレス購入する予定の方や使用者は、カビを最大限におさえるお手入れ方法を知っておくべきといえるでしょう。
カビの生えにくいネルマットレスでも、やはりそれなりのカビ対策はするべきだといえます。
ぜひこの記事で紹介した対処法を実践して長く快適な睡眠環境を整えましょう!
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