「エマ・マットレス ハイブリッド」と「ネルマットレス」はどちらも似ているマットレスなので、迷う人も多いでしょう。
解決する疑問
- エマハイブリッドとネルマットレスの違いは?
- 寝心地や機能性の違いはなに?
- 逆に共通点が知りたい!
この記事では上記の疑問についてわかりやすく解説し、その上でどちらがどんな人におすすめできるのかを紹介しています。
先にエマハイブリッドとネルマットレスの違いを比較表でまとめてるのでざっくりごらんください。
両方ポケットコイルで保証も同じくらいです。さらに詳しく見ていきましょう。
公式サイトにはわかりやすいエマ・マットレス 比較表もありますので、迷っている人は一度確認してみましょう。
目次
【結論】エマハイブリッドとネルマットレスの違い|それぞれのおすすめな人
まずこの記事で両マットレスを比較してでた結論についてです。
エマハイブリッドとネルマットレスの違いは?
エマハイブリッドとネルマットレスの違いは、コイル素材とウレタン素材の使用比率です。だいたいのイメージですが、エマハイブリッドはウレタン素材の寝心地が主体、ネルマットレスはコイル素材の寝心地が主体となるようなつくりです。

エマ・ハイブリッド
エマハイブリッドの素材の割合は「ウレタン=12cm,コイル:12cm」、ネルマットレスは「ウレタン&綿=5cm,コイル=16cm」です。

エマハイブリッドがおすすめな人
エマハイブリッドがおすすめな人は以下のとおりです。
エマハイブリッドがおすすめな人
- 腰痛や肩こりに悩む
- フィット感が欲しい
- モチモチした感触を求める
- カバーを取り外して洗いたい
- 持ち手がついている方が嬉しい
ネルマットレスがおすすめな人
ネルマットレスがおすすめな人は以下のとおりです。
ネルマットレスがおすすめな人
- 腰痛や肩こりに悩む
- 普段寝返りがうまくできてない
- できるだけ軽いマットレスが良い
- コイルがより多い方が良い
- 両面ローテーションしながら使いたい
エマハイブリッドとネルマットレスの違いを7項目で比較
エマハイブリッドとネルマットレスを7項目で比較していきます。
硬いのはどっち?
ネルマットレスの方が硬めの寝心地です。
エマハイブリッドは表面層が上から[40N/52N/30N}となっており、フィット感の高い寝心地となっているため、全体的にやや硬め程度ですがネルマットレスよりは柔らかく感じます。

エマ・ハイブリッド
一方、ネルマットレスは表面には綿が使われているため、低反発のウレタンを使っているハイブリッドよりは硬めに感じやすいです。
商品名 | エマハイブリッド | ネルマットレス |
かたさ | ![]() |
![]() |
筆者のコメント
表面に低反発ウレタンを入れるマットレスよりも綿が表面層に入っているマットレスの方が硬めに感じやすくなる傾向です。
あお向け・横向きしやすいのはどっち?
エマハイブリッドもネルマットレスも同じくらいあお向けしやすいです。
両マットレスともに「センターハード構造」で、腰をしっかりサポートしてくれるので、適度な沈み加減です。ただ少しだけネルマットレスの方が腰を持ち上げすぎている感じもあるため、エマハイブリッドの低反発な表面層が合いやすいかもしれません。
沈み込みすぎても沈まな過ぎても腰に大きな負担がかかり、腰痛の原因となってしまいますね。
横向きについてはよりフィット感の高いエマハイブリッドの方がしやすいでしょう。ネルマットレスは同じく腰部分のサポート力が高いことが仇となり、やや腰に圧迫感を覚えます。
商品名 | エマハイブリッド | ネルマットレス |
あお向け | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
横向き | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
筆者のコメント
エマハイブリッドは表面がモチっとした低反発層なので、腰をやさしく包み込む一方、ネルマットレスの表面層は寝返りのしやすさ重視で沈み込みが弱すぎる印象もあります。
センターハード構造ってなに?
体圧分散性が高いのはどっち?
エマハイブリッドの方が体圧分散性が高いです。
体圧分散性が低いと身体の一部に圧力がかかりやすくなり、血流が滞り、寝起きで体のだるさを感じたり、肩こりや腰痛の原因になります。
両方ともポケットコイルであることと、ゾーニング製法であることで、それぞれがもつ体圧分散性レベルは高いといえます。しかしエマハイブリッドの方は、表面が6cm分が低反発層となってます。一般的に低反発フォームは密着度が高く体圧を分散しやすいことが知られています。
一方ネルマットレスは綿素材の詰め物なので、低反発フォームよりも体圧分散性に劣るといえるでしょう。
商品名 | エマハイブリッド | ネルマットレス |
体圧分散性 | ★★★★★ | ★★★★☆ |
筆者のコメント
体圧分散性がより高いマットレスを選ぶことで腰痛や肩こりの原因を未然に取り除くことができるでしょう。
お手入れしやすいのはどっち?
エマハイブリッドの方がお手入れしやすいです。
理由はエマハイブリッドだけカバーが外せて洗えることと、持ち手がついていること。
上記のようにエマハイブリッドはカバーを2つに分割して取り外せるので、上層の汚れやすい面だけ洗うことも可能です。
また持ち手はこんな感じでついています。
この意外とうれしい細かな配慮があるとないとでは、陰干し時の立てかけのしやすさに大きな差が生まれます。ネルマットレスには持ち手がついていない代わりに少しだけ軽めです。
商品名 | エマハイブリッド | ネルマットレス |
カバー洗濯 | 〇 | ✕ |
持ち手 | 〇 | ✕ |
重さ | シングル:23kg | シングル:19.1㎏ |
筆者のコメント
持ち手があると移動するときもらくらくです。他のマットレスを選ぶときも持ち手があるかどうかを気にして選んでみてください。
寝返りしやすいのはどっち?
ネルマットレスの方が寝返りしやすいです、
ネルマットレスは「寝返り特化」のマットレスなだけあって、寝返りに対してのこだわりが強く感じられます。一方エマハイブリッドも寝返りのしやすさは高いのですが、ここだけ切り取るとネルマットレスには敵わないでしょう。
商品名 | エマハイブリッド | ネルマットレス |
あお向け | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
横向き | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
筆者のコメント
エマハイブリッドはネルよりも寝返りしにくいですが、弾力性の高いフォームが表面層にあるため、一般レベルでみるとけっして低いレベルではありません。むしろ寝返りしやすいほうです。
通気性が高いのはどっち?
通気性が高いのはネルマットレスです。
ネルマットレスの方が通気性が高い理由は上層に「TEIJIN マイティトップⅡ」や「キュートリー」という綿素材や不織布が使用されていることです。
エマハイブリッドの上層(体に当たる面)はウレタンフォームなので、綿素材や不織布が使われてい寝るマットレスの方がムレにくいといえます。
ただしエマハイブリッドもウレタンフォームに通気孔がある、そのウレタンがオープンセル構造といった特徴から、通気性は低いとは言い切れません。そのためどちらも暑い夏を快適に過ごせるような品質とはいえるでしょう。
商品名 | エマハイブリッド | ネルマットレス |
あお向け | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
横向き | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
筆者のコメント
少しでもムレにくいマットレスが良いならネルマットレスを選ぶと快適に感じやすいですね。
オープンセル構造とは?

分子レベルの構造の違い
空気が通るすきまが小さい通常のウレタン素材の構造は「クローズセル」といい、通気孔が無数にあるエマハイブリッドのウレタンは「オープンセル」構造といいます。
多機能性なのはどっち?
機能性が多いのはネルマットレスです。ただ多ければいいというわけではないので、以下の内容を見て魅力的な方を選んでみると満足しやすいでしょう。
商品名 | エマハイブリッド | ネルマットレス |
構造 | 5層構造 | 13層構造 |
両面 | ✕ | 〇 |
消臭 | ✕ | 〇 |
抗菌 | ✕ | 〇 |
防カビ | ✕ | 〇 |
振動吸収 | ◎ | 〇 |
カバー洗濯 | 〇 | ✕ |
筆者のコメント
エマハイブリッドは抗菌防カビ消臭機能がない代わりにカバーが取り外して洗えるので清潔さを保ちやすいです。ネルマットレスはカバーが外せないので抗菌防カビ消臭加工をしっかりしています。
エマハイブリッドとネルマットレスの共通点は?
エマハイブリッドとネルマットレスの違いを解説してきましたが、ここでは逆に共通点を紹介していきます。
以下にまとめます。
共通点
- ポケットコイルが主体
- センターハード構造
- 保証が充実している
- サイズ展開
- 圧縮梱包
両マットレスともに主な素材はポケットコイル、構造は腰部分硬めのセンターハード構造です。また製品保証が10年間、返品保証はエマが100日、ネルが120日となっており、両マットレスとも返品時の手数料は一切かかりません。
サイズ展開もシングルサイズからキングサイズまでの5サイズ共通です。
配送は圧縮ロール配送となり、両マットレスともにコンパクトで搬入しやすいといえます。
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