エマスリープが気になっている方の中には「ウレタンマットレスだけど通気性が悪いんじゃないの?」「コスパ良くてもカビが心配」と考える方もいるでしょう。
はっきりいってエマスリープにカビが生える可能性は高いです。
ウレタン素材は気をつけなければうっかりカビが生えてしまうなんてことはあり得ます。
公式サイトで「通気性が高い」といわれても日々のお手入れをさぼればカビの餌食です。
ただこの記事をひと通り目を通していただければ「こんな簡単なお手入れで良いのか」とカビの心配もなくなるはず。
購入前にエマスリープのカビ対策をしっかり確認して、耐久性10年のエマスリープマットレスを最後まで使い切りましょう。

>>筆者の体験レビューはこちら
>>エマスリープの口コミ・評判はこちら
目次
エマスリープのカビ対策3つをチェック

引用:エマスリープ
こちらでご紹介するエマスリープのカビ対策は3つです。
最低限これをしましょうね、というものです。
- 定期的な立てかけ
- 床とマットレスの間にすのこなどを敷く
- 掛布団は毎朝あげる
この3つを習慣化するとカビ発生のリスクはかなり低くなりますよ。
ひとつひとつ詳しく見ていきましょう。
定期的な立てかけ
2週間に1回程度、晴れた日に3時間ほど立てかける
エマスリープは通気性の高い機能をもっていますが、定期的に立てかけて風通しのいいところに1日置いておく必要があります。
頻度は2週間に1回程度、湿気の多い季節で週に1回程度晴れた日の風通しのいい場所で床から離して3時間ほど立てかけておきましょう。
床とマットレスの間にすのこなどを敷く

引用:源ベッド
間に敷くおすすめ寝具
- 除湿シート
- すのこ
- すのこのローベッド
床とマットレスの間に、なにも敷かないのはよくありません。
気づいたときには湿気がたまり、内部にカビが生えてしまっていてもおかしくない使い方です。
除湿シートやすのこを敷くとその心配はかなり解消されます。
もし部屋のデザイン性が気になるのであれば、中板がすのこになってるローベッドを使うとおしゃれに見せることができますよ。
-
-
参考エマスリープと相性抜群のベッドフレーム!【源ベッド】
続きを見る
掛布団は毎朝あげる
見た目は綺麗だけどNG行為
朝起きたら掛け布団をきれいに全体にかぶせる方もいると思います。

しかし、実は湿気対策面ではやってはいけないことのひとつです。
マットレス内部の湿気が外に逃げにくくしてしまうからです。
起きたら掛け布団を三つ折りにして足元へよせましょう。
カビが生えやすいマットレスの素材を確認
マットレスの素材には[ウレタン・ラテックス・ファイバー・コイル]と4種類あります。
上から通気性が高い順
ファイバー
⇓
コイル
⇓
『ウレタン・ラテックス』
カビが生えやすいマットレス素材は気密性の高いウレタンとラテックスです。
内部がバネでできているコイルは、カビのほかにもサビのリスクがあります。
基礎知識としてエマスリープは一番カビが生えやすい「ウレタン」でできているので、湿気対策は必須ということですね。
ファイバーが圧倒的に通気性が高い

ファイバーはシャワーで洗える素材
ファイバー素材は通気性が一番高い素材です。
しかし、デメリットとしてマットレスの値段が高くなることがあげられます。
エマスリープは25㎝の厚みがありますが、その厚みのファイバーマットレスの売値は20万円近くになります。
いくら性能が良くても値段が高ければ購入も躊躇してしまいますよね。
その点エマスリープはファイバーほどの通気性はありませんが、通気性もありつつ値段も低いのでバランスが良いといえます。
エマスリープがウレタンなのに通気性が高い理由は次です。
エマスリープはウレタンなのにカビが生えにくい
先ほどウレタンは通気性が良くないといいました。
そしてエマスリープの素材はウレタンです。
しかし、エマスリープはウレタンでありながら通気性が高いのです。
エマスリープのオープンセル構造

エマスリープ内部構造
通常、ウレタンマットレスは気密性が高く通気性が悪い素材です。
しかし上記の画像のようにエマスリープのウレタンマットレスは大きな穴があります。
その穴から寝ている人が動くたびにマットレス内部の空気が外に出て、湿った空気を溜め込みません。

カバーの通気性が高い

エマスリープのカバー
エマスリープは洗濯機で簡単に洗えるカバーです。

カバー素材は[ポリエステル・エラスタン・ポリプロピレン]とあります。
それぞれの役割をみていきます。
▼それぞれの素材の役割
- ポリエステル
⇒通気性 - エラスタン
⇒伸縮性 - ポリプロピレン
⇒強度
エマスリープのカバーは、高機能で通気性を重視したマットレスカバーです。
汗をかいても洗濯できますし、マットレス内部の湿気も外に逃がしやすい機能性となってます。
エマスリープだけじゃない!そもそもカビが生える原因を知る
カビが生える原因は「湿気」です。
ここでいう湿気は、部屋の湿気ではなくマットレス内部の湿気です。
もちろんエマスリープだけでなく、どんなマットレスにも同じことがいえます。
マットレス内部に湿気がたまる理由
ではどうやってマットレス内部に湿気がたまるのか。
それは、体温と床の温度差に原因があります。

湿気でマットレスが結露
上記の画像を見ていただくとわかると思います。
冷たい水を入れたコップに水滴がつくような現象が、体温と床の温度差でマットレス内部にも発生してしまうんです。
マットレス内部の湿気放置でカビが生える
湿気がたまる理由はわかっていただけたと思います。
マットレス内部の湿気(水滴)をできるだけ外に逃がさなければいけません。

湿気を放置することでカビの好む環境ができあがり、カビが生えてしまいます。
油断すると寿命が10年のエマスリープといえども、数年でカビ発生による快眠の妨げが起きて最悪早期に捨てる羽目になります。
カビ・湿気対策をすることは家族を守ること
小さなお子様がいるご家庭は特に気をつけるべきです。
カビはアレルギーやシックハウス症候群などの原因となる可能性があります。
一度カビが発生してしまうと、除去をするのには一苦労します。
初めからカビを発生させない努力は最低限必要になります。

その最低限の努力が、自分や家族のカビによる病気のリスクを守ることに繋がるんです。
まとめ
エマスリープを使用するときはいくら通気性が良いとはいえ、なにも敷かずに床に直に置くのはやめましょう。
先述した通りの対策は最低限するべきです。
ここでもう一度確認しましょう。
エマスリープのカビ対策
- 定期的な立てかけ
- 床とマットレスの間にすのこなどを敷く
- 掛布団は毎朝あげる
エマスリープに限らずマットレスのカビ対策は以上の方法が通じます。
高価なマットレスですので、基礎的な知識としてしっかりと把握しておきましょう。