高反発マットレスのメリットとデメリット|いまや常識?腰への負担軽減

高反発マットレスが、柔らかい布団文化の日本で流行り始めたのはごく最近のことです。

それまでは低反発マットレスがずっと寝具業界を台頭してきました。

いままさにマットレス購入を検討している人は高反発マットレスのなにが良いのか気になっているはずです。

ここでは高反発マットレスを選ぶメリットをご紹介します。

もちろん良い面ばかり見ただけではあとで後悔するリスクを残したままになるので、デメリットも一緒に確認しましょう。

筆者
デメリットは3つに対して、メリットは5つと多めです。また、当サイト(眠ハック)では高反発マットレスを推奨しています。

高反発マットレスのメリット

高反発マットレスのメリットは5つです。

  • 耐久性が高い(寿命が長い)
  • 振動が伝わりにくい
  • ベッドフレームがなくても快適
  • 腰痛対策になる
  • 体圧分散性が高く寝心地が良い

高反発マットレス最大のメリットは「腰痛対策になる」ことです。

筆者
そのほかのメリットもとても魅力的だと思うので、ひとつずつ説明していきますね。

耐久性が高い(寿命が長い)

低反発と比較して、高反発マットレスの方が耐久性が高いです。

低反発は[反発力が低い=元に戻ろうとする力が弱い]、高反発はその逆で[反発力が高い=元に戻ろうとする力が強い]です。

元に戻ろうとする力が強い方が、素材のもつポテンシャル上、耐久性が高いといえるのです。

一般的に価格や質で変わってきますが、平均的には5年~10年の耐久性があります。

振動が伝わりにくい

振動が伝わりにくいことは、同じマットレスに2人以上で寝る人にとってはものすごく嬉しいことではないでしょうか。

同じマットレスや布団で一緒に寝ている人が動いたときに起きてしまうことありませんか?

隣で寝てる人が動くとき

  • 寝返りしたとき
  • 先に起きたとき
  • トイレに起き上がったとき
  • 後から布団に入るとき

上記のような動くタイミングで目が覚めてしまった場合、眠りが浅くなり朝スッキリ起きれなかったり、寝不足につながることもあるはずです。

高反発ウレタンマットレスであれば、振動が伝わりにくい性質を持っているので、一緒に寝てる人が動いたときに気づきにくくなるというメリットがあるんです。

特にお子さんと寝てる親には大きなメリットだと思います。

ベッドフレームがなくても快適

高反発マットレスは厚みが10cmほどでも、それ1枚でフローリングや畳で使用することができます。

ベッドフレームを使わない分、[コストをおさえられる・部屋を広く使える・引っ越しのときに楽]というメリットもあります。

もちろんベッドフレームを使用することに問題はありません。

マットレスを使わない日中は壁に立てかけるか、三つ折りのものであればコンパクトに畳んで収納できます。

腰痛対策になる

高反発マットレスは低反発に比べ、腰痛対策や腰痛改善を期待できます。

マットレスの押し返す力が強い方が自然な寝返りがしやすく、腰に負担がかかりにくいからです。

寝返りが少ないと、一晩で腰に圧力がかかっている時間が長くなるので腰痛の原因になってしまいます。

体圧分散性が高く寝心地が良い

ここでいう寝心地が良いとは、低反発の柔らかい寝心地の良さとは違います。

よく「雲のような寝心地」や「マシュマロのような寝心地」「無重力な寝心地」という売り文句も見たことあると思います。

低反発マットレスにありそうな文言ですが、実はこのような寝心地はすべて高反発マットレスによる寝心地です。

正確には高反発マットレスと低反発マットレスの2層以上の構造でつくりだせる寝心地です。

高反発マットレスのデメリット

高反発マットレスのデメリットは3つあります。

  • 値段が高いものが多い
  • 油断するとカビが生える
  • 身体に痛みがでることがある

値段が高いものが多い

ウレタンマットレスは高反発にするほど密度が高まります。

密度が高まることは必然的に使用する原材料も増えるわけです。

その分、マットレスをつくるときにかかる原価も高くなるので、比例して値段も高くなっていきます。

油断するとカビが生える

高反発マットレスは主にウレタン素材で作られていることが多いです。

筆者
例外で、エアウィーヴやブレインスリープマットレスなど、通気性の高いファイバー素材の高反発マットレスもあります。

ウレタン素材は通気性が悪く、しっかりと湿気対策をおこなわないとカビやダニ発生しやすいというデメリットがあります。

特に夏や梅雨時期は湿気が多いので、1週間放置するだけでカビが生えることもあるので注意が必要です。

身体に痛みがでることがある

高反発マットレスは体が慣れていない始めの頃、腰や背中に痛みがでてしまうことがあります。

柔らかめのマットレスから高反発のような硬めのマットレスに替えたときには身体の慣れが追いつきません。

特に問題ない人の方が大半ですが、慣れるまで1・2週間、長くて1か月を要する人もいます。

体の痛みがでてしまうとすぐに「自分には高反発は合わない」と思いがちですが、日を追うごとに徐々に慣れはじめ快適に眠れるようになることが多いです。

筆者
それでもどうしても体が痛くて無理という方はすぐに使用をやめたほうが良いです。

最近では1か月から最大4か月も自宅でお試しでき、返金保証がついているマットレスブランドも少なくありません。

賢く上質なマットレスを試してみましょう。

高反発と低反発マットレスのメリットデメリット比較表

高反発マットレスと低反発マットレスのメリットデメリットをわかりやすく比較表にまとめました。

マットレスの種類 高反発マットレス 低反発マットレス
メリット
  • 耐久性が高い(寿命が長い)
  • 振動が伝わりにくい
  • ベッドフレームがなくても快適
  • 腰痛対策になる
  • 体圧分散性が高く寝心地が良い
  • 寝心地が柔らかい
  • フィット感が高い
デメリット
  • 値段が高いものが多い
  • 油断するとカビが生える
  • 慣れるまで身体に痛みがでることがある
  • 夏暑い
  • 通気性が悪い
  • 腰痛持ちには不向き
  • 寝返りしにくい
  • 耐久性が低い

腰痛持ちであれば必ずといって良いほど高反発マットレスにすることをおすすめします。

逆に低反発マットレスは腰痛持ちじゃなくて5つあるデメリットを納得の上購入するのであれば、柔らかい寝心地やフィット感を得られるので選んでみても良いと思います。

当サイトでは2層以上の構造のマットレスをおすすめしていますが、快眠マットレス厳選17商品をまとめた記事もあるので参考にしてください。

筆者
他にもこちらの項目から目的別で探せますのでご活用ください。

高反発と低反発マットレスはどっちがおすすめ?

当サイトではどちらか片方をおすすめしておらず、2層以上の構造をもつマットレスをおすすめします。

実は近年流行りのマットレスにおいてはこの2層以上の構造を持つ製品がスタンダードです。

2層以上のマットレスとはどういうものかというと、高反発の層と低反発の層がそれぞれのメリットを引き出し合い、デメリットを補い合っているものです。

つまり【寝心地が良く、腰痛対策や入眠、寝起きがスムーズになる】ことが期待できるのです。

筆者
こんなハイブリッドなマットレスはいままでになかったですよね。

ちなみに冒頭で「高反発マットレスを推奨する」と記載していますが、2層以上のマットレスはほとんどが高反発マットレスにあたります。

筆者
そもそも高反発や低反発の定義も曖昧なものですからその概念は必要ないかもしれません。

例えば「エマスリープ」や「NELLマットレス」も2層以上で構成したマットレスです。

上記2つは2021年あたりからSNSで大人気となったマットレスなので、知らないという方はぜひチェックしてみてくださいね。

エマスリープの体験レビュー

NELLマットレスの体験レビュー

  • この記事を書いた人

眠ハック編集長

身長175㎝、体重58㎏。睡眠の質を高める寝具の重要さに気づいて7年経つ寝具マニアで寝具のスペシャリスト。とっかえひっかえで自分に最適な(特に腰痛)マットレスを探し続け、いまはエマスリープマットレスに落ち着いている。

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