ベッドパッドと敷きパッドは、どちらもマットレスの上に使う寝具です。
ただ、名前が似ているので「何が違うの?」「両方必要?」「シーツとはどっちが上?」と迷いやすいですよね。
結論からいうと、ベッドパッドと敷きパッドは必ず両方必要ではありません。
マットレスを汗や汚れから守りたいならベッドパッド、肌ざわりや暑さ・寒さを調整したいなら敷きパッドを使う、と考えるとわかりやすいです。
この記事の結論
- ベッドパッドと敷きパッドは、基本的に両方必須ではない
- ベッドパッドはマットレス保護・汗対策が目的
- 敷きパッドは肌ざわり・温度調整が目的
- 両方使うなら「マットレス→ベッドパッド→シーツ→敷きパッド」の順番
- 最低限で済ませるなら、シーツか敷きパッドだけでもOK
この記事の監修者
身長175㎝/体重62㎏。眠ハックの運営者。睡眠で悩む人の相談を受けたり講習会を通して睡眠の大切さを世に広める活動をしている。マットレスや枕選びはYouTubeで好評受付中。
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ベッドパッドと敷きパッドは両方必要?
ベッドパッドと敷きパッドは、必ず両方使わないといけない寝具ではありません。
ただし、目的が違うため、使い方によっては両方あると便利です。
| 目的 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| マットレスを汚したくない | ベッドパッド | 汗や皮脂汚れを受け止めやすい |
| 夏の暑さ・冬の寒さを調整したい | 敷きパッド | 肌に直接触れるので体感を変えやすい |
| 最低限で済ませたい | シーツ or 敷きパッド | 洗濯しやすく、手軽に使える |
| 高級マットレスを長く使いたい | 両方使うのもあり | 保護と快適さを分けて考えられる |
高級マットレスを長く使いたいなら両方使うのもあり
こう使う
マットレス → ベッドパッド → ボックスシーツ → 敷きパッド
高級マットレスを買ったばかりの人や、できるだけ長くきれいに使いたい人は、ベッドパッドを入れておくと安心です。
寝ている間の汗や皮脂汚れは、思っている以上にマットレスへたまりやすいもの。マットレス本体は気軽に洗えないため、汚れを受け止める役割としてベッドパッドがあると使いやすいです。
そのうえで、夏は冷感敷きパッド、冬はあたたかい敷きパッドを使えば、マットレスを守りつつ季節ごとの寝心地も調整できます。
季節ごとの寝心地を変えたいなら敷きパッドだけでもOK
こう使う
マットレス → ボックスシーツ → 敷きパッド
暑さ・寒さ・肌ざわりを調整したいだけなら、敷きパッドだけでも十分です。
敷きパッドは肌に直接触れる寝具なので、冷感素材やあたたか素材など、季節に合わせて選びやすいのが特徴です。洗濯しやすい商品も多いため、汗をかきやすい季節や、こまめに洗いたい人にも向いています。
敷きパッドは、冷感・吸湿・保温など季節に合わせて選びやすい寝具です。夏の蒸れや冬のひんやり感が気になる人は、季節別に選ぶと失敗しにくくなります。
予算を抑えたいならシーツか敷きパッドだけでもいい
最低限なら
マットレス → ボックスシーツ
または
マットレス → 敷きパッド
予算を抑えたい場合は、まずシーツか敷きパッドのどちらかを用意すれば大丈夫です。ただし、マットレスを清潔に使うなら、肌に触れるものはこまめに洗うことが大切です。洗い替え用を1枚用意しておくと、洗濯中も困りにくくなります。
ベッドパッドと敷きパッドの違い
ベッドパッドと敷きパッドの違いは、使う場所と目的です。
ベッドパッドはマットレスを守るために使う寝具。敷きパッドは、肌ざわりや温度を調整するために使う寝具です。
| 項目 | ベッドパッド | 敷きパッド |
|---|---|---|
| 主な目的 | マットレス保護・汗対策 | 肌ざわり・温度調整 |
| 敷く場所 | マットレスとシーツの間 | シーツの上 |
| 肌に触れるか | 基本的に触れない | 直接触れる |
| 厚み | やや厚めの商品が多い | 薄手で扱いやすい商品が多い |
| 洗濯のしやすさ | 商品によっては洗いにくい | 比較的洗いやすい |
| 向いている人 | マットレスを長く使いたい人 | 寝心地や季節感を変えたい人 |
ベッドパッドはマットレスを守る寝具
ベッドパッドの目的
- 汗や皮脂汚れを受け止める
- マットレス本体を汚れにくくする
- 寝心地を少し調整する
ベッドパッドは、マットレスとシーツの間に敷いて使います。
肌に直接触れるというより、マットレス本体に汗や汚れが届きにくくするための寝具です。
マットレスは基本的に丸洗いできません。だからこそ、長く使いたいマットレスほど、ベッドパッドで保護しておくメリットがあります。
ベッドパッドをこれから選ぶ人は、素材や厚み、洗濯しやすさも見ておくと失敗しにくいです。おすすめ商品は、以下の記事で詳しくまとめています。
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参考【素材別】ベッドパッドおすすめ12選|5つのチェックポイントで選ぼう
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敷きパッドは肌ざわりや温度を調整する寝具
敷きパッドの目的
- 夏の暑さ・冬の寒さを調整する
- 肌ざわりを変える
- 汗をかいたときに洗いやすい
敷きパッドは、シーツの上に敷いて使います。
肌に直接触れるため、冷感・吸湿・保温・もこもこ素材など、季節に合わせた商品が多いのが特徴です。
ベッドパッドより薄手で扱いやすいものが多く、こまめに洗いたい人にも使いやすい寝具です。
ベッドパッド・敷きパッド・シーツの順番
ベッドパッドと敷きパッドで迷いやすいのが、重ねる順番です。
両方使う場合は、次の順番になります。
正しい重ね方
マットレス → ベッドパッド → ボックスシーツ → 敷きパッド
ベッドパッドはマットレスを守る目的なので、マットレスのすぐ上に敷きます。
その上からボックスシーツをかけ、最後に敷きパッドをのせる形です。
敷きパッドとシーツはどっちが上?
敷きパッドとシーツで迷ったら、敷きパッドが上です。
敷きパッドは肌に直接触れる前提で作られているため、シーツの上に敷いて使います。
反対に、ベッドパッドは肌に直接触れる寝具ではないため、シーツの下に入れるのが基本です。
シーツや敷きパッドは、マットレスを清潔に使うためにも大切な寝具です。敷きパッドの使い方や選び方をもう少し詳しく知りたい人は、こちらも参考にしてみてください。
画像で見るベッドパッドと敷きパッドの使い方
ここでは、ベッドパッドと敷きパッドの使い方を画像で確認しておきましょう。
ベッドパッドの使い方
![]()
ベッドパッドは、マットレスとシーツの間に敷いて使います。
直接肌に触れるものではありませんが、汗や汚れを受け止める役割があります。
厚手のものやウール素材のものは、自宅で洗いにくい場合もあるため、購入前に洗濯表示を確認しておくと安心です。
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参考【素材別】ベッドパッドおすすめ12選|5つのチェックポイントで選ぼう
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敷きパッドの使い方
![]()
敷きパッドは、シーツの上に敷いて使います。
肌に直接触れるため、寝たときのひんやり感、あたたかさ、さらっと感などを変えやすいのが特徴です。
自宅で洗濯できる商品も多いので、汗をかきやすい人や、寝具をこまめに洗いたい人にも向いています。
ベッドパッドがいらないケース
ベッドパッドは便利ですが、すべての人に必要なわけではありません。
次のような場合は、ベッドパッドなしでも使いやすいです。
ベッドパッドがいらない人
- マットレスを数年で買い替える予定がある
- すでに厚手の敷きパッドを使っている
- マットレスカバーを外して洗える
- 洗濯物を増やしたくない
- 寝心地をこれ以上やわらかくしたくない
ただし、汗をかきやすい人や、マットレスを10年近く使いたい人は、ベッドパッドを入れておくほうが安心です。
特にウレタンマットレスや厚みのあるマットレスは、汚れても簡単に洗えません。マットレス本体を守る意味では、ベッドパッドの役割は大きいです。
敷きパッドだけでいいケース
敷きパッドだけでいいのは、マットレス保護よりも、手軽さや肌ざわりを重視したい場合です。
敷きパッドだけでいい人
- 夏の暑さや冬の冷たさを調整したい
- 洗濯しやすさを重視したい
- まずは最低限の寝具で済ませたい
- 寝具の肌ざわりを変えたい
- 子どもや家族分の寝具を手軽に管理したい
敷きパッドは、取り外しやすく洗いやすいのが大きなメリットです。
マットレスを完璧に守るというより、「肌に触れる部分を清潔に保ちたい」「寝心地を季節で変えたい」という人に向いています。
ベッドパッドと敷きパッドの素材の選び方
ベッドパッドや敷きパッドは、素材によって使い心地が変わります。
通年で使いやすいもの、夏向きのもの、冬向きのものがあるため、目的に合わせて選びましょう。
主な素材
- 綿・コットン
- 麻・リネン
- 羊毛・ウール
- ポリエステル
- テンセル™リヨセル繊維
| イメージ | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 素材 | 綿 | 麻 | 羊毛 | ポリエステル | テンセル™ |
| 肌ざわり | やさしく自然 | シャリっと涼しい | ふんわり暖かい | 商品差が大きい | なめらか |
| おすすめ季節 | 通年 | 春夏 | 秋冬 | 商品による | 春〜秋 |
| 特徴 | 吸水性があり使いやすい | 蒸れにくく夏向き | 保温性が高い | 乾きやすいものが多い | やわらかく上品な質感 |
通年で使いやすいのは綿・コットン
迷ったら、綿・コットン素材を選ぶと使いやすいです。
肌ざわりが自然で、季節を問わず使いやすいのがメリット。汗を吸いやすいので、ベッドパッドにも敷きパッドにも向いています。
夏は麻や冷感素材、冬はウールやあたたか素材
夏の蒸れが気になる人は、麻や冷感素材の敷きパッドを選ぶと快適です。
冬の冷たさが気になる人は、ウールやあたたか素材の敷きパッドを使うと、布団に入ったときのひんやり感を抑えやすくなります。
側生地がポリエステルの商品は肌ざわりも確認
中わたに綿やウールが使われていても、側生地がポリエステルだと、肌ざわりや吸水感が思っていたものと違う場合があります。
汗をかきやすい人や、さらっとした寝心地を重視したい人は、中材だけでなく、肌に触れる側生地の素材も確認しておきましょう。
汚れ防止を重視するならマットレスプロテクターもあり
マットレスをとにかく汚したくない人は、ベッドパッドだけでなくマットレスプロテクターも候補になります。
マットレスプロテクターは、汚れ防止・カビ対策・ダニ対策などを目的に使う寝具です。
ベッドパッドが「汗を受け止める寝具」だとすると、マットレスプロテクターは「マットレスを汚れから守る寝具」というイメージです。
マットレスをできるだけ汚したくない人は、ベッドパッドだけでなくプロテクターも候補になります。防水性やダニ対策まで重視したい場合は、以下の記事も参考にしてみてください。
小さな子どもやペットがいる家庭にも向いている
飲み物をこぼす心配がある、小さな子どもと一緒に寝ている、ペットがベッドに上がることがある。こういった家庭では、マットレスプロテクターを使うメリットがあります。
ただし、マットレスプロテクターは肌ざわり重視の寝具ではないため、上からシーツや敷きパッドを重ねて使うのがおすすめです。
おすすめのマットレスプロテクター
当ブログでおすすめしているプロテクターは「プロテクト・ア・ベッド」です。
マットレスをできるだけ汚したくない人は、以下の記事も参考にしてみてください。
まとめ|両方必要とは限らない。目的で選べばOK
ベッドパッドと敷きパッドは、似ていますが役割が違います。
ベッドパッドは、マットレスを汗や汚れから守るための寝具。敷きパッドは、肌ざわりや暑さ・寒さを調整するための寝具です。
選び方の目安
- マットレスを長く清潔に使いたい人:ベッドパッド
- 夏冬の寝心地を変えたい人:敷きパッド
- 高級マットレスを守りたい人:両方使うのもあり
- 最低限で済ませたい人:シーツか敷きパッドだけでもOK
両方使う場合は、マットレス→ベッドパッド→ボックスシーツ→敷きパッドの順番です。
まずは、マットレスを守りたいのか、肌ざわりや季節感を変えたいのか。そこから選ぶと失敗しにくいですよ。
今 真一