ややこしい!ベッドパッド・敷パッド・マットレストッパーの違いまとめ

ベッドパッドと敷パッドとマットレストッパー

マットレスの補助用品として「ベッドパッド」「敷パッド」「マットレストッパー」があります。

ネットなどで商品名を見て、「いったい何が違うのかわからない」という方も多いはず。

ここでは、その3つの目的や特徴の違いをわかりやすく説明します。

ベッドパッド・敷パッド・トッパーそれぞれの違い

この3つは似てるようで、それぞれの目的がはっきり分かれています。

間違った使い方をすると、その機能を使い切れないことになってしまうんです。

一緒に、皆さんがどんな目的で使用したいのかを考えながら違いを見ていきましょう。

ベッドパッドの使い方

ベッドパッドの使い方

ベッドパッドは、マットレスとシーツの間に敷いて使います。

なので、直接的に肌には触れることはない寝具です。
四隅にゴムがついていて、ずれないようになっています。

海外製のものだとサイズが少し違うことがあるので、気をつけましょう。

ベッドパッドの目的

・マットレスを長持ちさせる
・寝心地を調整する

寝ている間は、コップ1杯の汗をかくといわれています。
ベッドパッドなしだと、マットレスが直接汗を吸いとってしまうことになりますよね。

マットレスはウレタンやコイルタイプだと洗うことができません。
>>洗えるマットレス「高反発ファイバー」

汗や汚れをベッドパッドが受け止めてくれることで、マットレスが劣化するのを遅らせてくれるんです。

また、ベッドパッドは中綿が入っているものがあり、寝心地を調整するという役割もあります。
>>中綿の素材について

敷パッドの使い方

敷パッドの使い方

敷パッドはシーツの上に敷き、肌に直接触れる前提のものです。
季節での寝心地の変化を、敷パッドで補助するといった使い方になります。

敷パッドの目的

・季節の温度変化に対応させる

敷パッドの目的はシンプルです。
夏は寝苦しく、冬は寒いという季節の睡眠環境の変化をサポートしてくれます。

ニトリで「冷感素材」や「保温素材」の敷パッドが販売されているのを想像するとわかりやすいかと思います。

ベッドパッドよりも薄手の素材なのも、「これだけ」と役割が決まっているためです。

マットレストッパーの使い方

マットレストッパーは、ほぼベッドパッドといっても過言ではありませんが、厚さの違い呼び方が変わると考えてください。

>>マットレス選び失敗!トッパーで何とかなる?

種類 厚さ
敷パッド 5㎝~10㎝程度
マットレストッパー 0.5㎝~2㎝

使い方も同じく、マットレスとシーツの間に敷いて使うのが基本。

ただ、ベッドパッドと違い、厚みがあったり、素材がウレタンであるなど洗えない場合が多いです。
汚れないようにシーツや敷パッドを使うのが無難でしょう。

トッパーによってはカバーを取り外して洗えるものや丸ごと洗えるものがあります。
その場合は別途シーツがなくても使えるので、購入時によく確かめましょう。

洗えるトッパーの例
ソムレスタ(カバーのみ)
エアウィーブ(丸ごと)

マットレストッパーの目的

・睡眠環境を大幅に改善する

マットレストッパーの目的についても、シンプルに1つです。
それは、「睡眠環境の大幅な改善」。

どういうことかというと、長年使ってへたってしまったマットレスや敷布団などをそのまま使い続ける方も多いのでは?
実は、そういう寝具を使い続けることは、腰痛などの体の不調を招く原因にもなるんです。

でも買い替えるのはちょっと…」と踏み込めない方も統計的に多いわけです。

マットレスの買い替えはなかなか気合のいるイベントでもあります。
そんなときに「マットレストッパー」が役に立つんですよ。

先ほどマットレスとシーツの間にトッパーを敷くと説明しましたが、トッパーによってはカバーが取り外せて洗えるものもあります。
そのため、シーツがなくても清潔さを保てるパターンもあるのでよく確かめると良いです。

中綿の素材と機能について

ベッドパッド・敷パッドの中綿」と「マットレストッパーの中綿」は中の素材が少し違うので、この分け方でご説明します。

ベッドパッドと敷パッド

「ベッドパッドと敷パッド」の主な素材は5つです。

・綿(コットン)
・麻(リヨン)
・羊毛(ウール)
・テンセル

価格帯やメリットなどについて確認しましょう。

素材 綿(コットン) 麻(リネン) 羊毛(ウール) ポリエステル テンセル™
価格帯 ふつう 高め 高め 低め 高め
使用感 天然素材で肌に負担が
かかりにくく、やさしい
熱がほとんどこもる
ことがなく、さらっと
した使用感
少し硬め
吸湿性に優れ、蒸れにくく
汗をかいてもさらっ
とした使用感
ひんやりとした質感が
あるが若干蒸れやすい
ことがデメリット
やさしく素肌を包むような質感で
清涼感がある
洗濯時の
注意点
乾くのに時間がかかるので
天気の良い日で早い時間に
洗いましょう
ごわつきやすいため、
柔軟剤を使うと良いです
縮みやすいので
ドライクリーニングか
もしくはクリーニング屋さんに
もっていくのがおすすめ
毛玉ができやすいので
洗濯ネット必須
水に濡れると摩耗に弱くなるので洗濯ネット必須
吸湿性
おすすめの季節 通年 春夏 夏以外 主に夏 春~夏
特徴・メリット ・タオルのようにふわふわ
・吸水性が高い
・吸湿性が高い
・1年中使える
・肌にやさしい
・湿度を一定に保つ
・ごわごわして硬め
・伸縮性がある
・シワになりにくい
・汚れがつきにくい
・温かく保温性がある
・速乾性がある
・洗濯で縮まない
・紫外線に強い
・熱に強い
・防ダニ
・再生繊維でエコ
・シルクのような光沢
・上品なイメージ
・やわらかい
・保湿性が高い
・伸縮性が高い
・速乾性がある

中綿が綿で側生地がポリエステルは注意

吸水性の高い中綿が使われていたとしても、側生地がポリエステルだと、綿の吸水性が生かされません
ペットの粗相や、子供のおねしょなどが気になる方以外は、撥水性は必要ないと思います。

夏の暑い時期に使いたいときは、汗を吸うために吸水性が大事です。
そんなときは「綿100%」がおすすめです。

マットレストッパーの中材

マットレストッパーは主に次の5つの素材があります。

・高反発ウレタン
・高弾性ウレタン
・低反発ウレタン
・ラテックス
・高反発ファイバー

こちらも、各素材について確認しておきましょう。
>>高反発ファイバーマットレスのメリットデメリット

中材 高反発ウレタン 高弾性ウレタン 低反発ウレタン ラテックス 高反発ファイバー
価格帯 メーカーによってピンキリなので一概にはいえません。
2,3万円~10万円ほどまで幅があります。
硬さ 普通~硬め 普通~硬め 柔らかめ 硬め 硬め
腰痛対策 不向き向き 不向き向き 不向き向き 不向き向き 不向き向き
体圧分散性
反発性
通気性
振動の伝わりにくさ
洗える素材か × × × ×

各ブランドの製品についての性能によって、上記表の評価は変わります
そのため、一般的な知識として知っておいてください。

それぞれの違いや使い方まとめ

これまでご説明したことのまとめです。

種類 ベッドパッド 敷パッド マットレストッパー
厚さ 0.5㎝~2㎝ 厚くても1㎝ 5㎝~10㎝程度
使用目的 ・寝心地改善
・マットレス保護
・睡眠環境改善 ・寝心地を大幅に改善
使い方 マットレスとシーツの間に敷く シーツよりも上に敷く マットレスとシーツの間に敷く
平均価格帯 3,000円~数万円 1,000円~10,000円程度 5,000円~100,000円程度
必要な時 ・いま使用中のマットレスが
へたってきたとき
・購入したマットレスが
合わなかったとき
・夏冬に暖かくしたり
涼しくしたりしたいとき
・いま使用中のマットレスが
へたってきたとき
・購入したマットレスが
合わなかったとき
メリット ●リーズナブルに寝心地改善できる ●睡眠時の温度を調整できる ●リーズナブルに寝心地改善できる

【補足】ベッドパッドと目的は一緒のマットレスプロテクター

「マットレスプロテクターとはなんですか?」と聞かれることがたまにあります。
わかりそうでわかりにくいベッドパッドとの違いを説明しますね。

マットレスプロテクターとは

[汚れ防止・カビ防止・ダニ防止]に特化したボックスシーツタイプのベッドパッド

ベッドパッドは、「汚れ防止」以外の目的として「寝心地改善」がありましたよね。

それに対し、マットレスプロテクターは「汚れ等の防止」を目的とした寝具です。

マットレスプロテクターは主にボックスシーツタイプで、シーツと同じように使います。
直接肌に触れるため肌触りに考慮されている場合が多いです。

ただ、日本ではマットレスプロテクターはポピュラーではないため、あまり種類は販売されていないのが現状です。

マットレスプロテクターとベッドパッドは併用できる?

基本的には併用する必要はありません

つまり、マットレスプロテクターを使うならベッドパッドは使わなくていいんです。

ただ、マットレスプロテクターだけでは寝心地は改善できません
なので、もし寝心地も改善したいのであれば、マットレストッパーと併用するのが得策だと思います。

マットレスプロテクター+ベッドパッド
併用すると、汚れ防止機能がかぶる
→[汚れ防止+汚れ防止/寝心地改善]

マットレスプロテクター+マットレストッパー
併用すると、お互い持ち合わせていない機能を補い合える
→[汚れ防止+大幅な寝心地改善]

ペットがいるご家庭や、ダニの発生、カビなどが気になる方マットレスプロテクターを使うことを推奨します。

おすすめのマットレスプロテクター

当ブログでおすすめしているプロテクターは「プロテクト・ア・ベッド」という世界の一流ホテルで採用されている米国メーカーのものです。

よかったら、このプロテクト・ア・ベッドについて詳しくご紹介した記事があるのでぜひ参考にしてくださいね。
>>マットレスを汚さないためのプロテクター

  • この記事を書いた人

眠ハック編集長

身長175㎝、体重58㎏。睡眠の質を高める寝具の重要さに気づいて7年経つ寝具マニアで寝具のスペシャリスト。とっかえひっかえで自分に最適な(特に腰痛)マットレスを探し続け、いまはエマスリープマットレスに落ち着いている。

-寝具の役立つ知識