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高反発マットレスで失敗する原因と失敗したときの対処法2つ

「高反発マットレスなら腰痛を改善する」「高反発を選んでおけば間違いない」といった考えは危険かもしれません。

実際は自分の体型に合ったものや、腰痛対策ができるような構造のものを選ばなければ失敗リスクも高くなります。

この記事では高反発マットレスで失敗する原因と、失敗してしまったときの対処法を2つご紹介していきます。

著者情報

眠ハック 今真一

眠ハック編集長

【上級睡眠指導士782号】身長175㎝/体重62㎏。睡眠の質を高める寝具の重要さに気づいて7年経つ寝具選びのプロ。腰痛にやさしいマットレスが特に好き。寝室はマットレスだらけ。
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マットレストッパーがあればなんとかなる!

マットレストッパーは「マットレスの補助」的なアイテムです。

 

いま使っている、または購入したマットレス厚みを活かしつつ買い替えなくてもいいところが最大のメリットです。

 

そう、つまりマットレス選びに失敗してもマットレストッパーさえあれば買い替えなんかしなくてもなんとかなるんです!

勢いで買って失敗したマットレス救済アイテム」と言いかえることもできるでしょう!

 

どんな時に使う?

マットレストッパーは単体では使いません。

こんな問題が発生したときにマットレスの上に敷いてつかいます。

 

よくあるマットレス失敗・悩み例

■思ったより硬かった

■思ったより柔らかかった

■床に直置きで使う予定が底つきがあった

■単純に寝心地が悪い

■いまのマットレスがへたってしまった

■いまのマットレスでは寝起きが悪い

■腰痛がでてきた

マットレストッパーは上記のネガティブな例解決できるアイテムです。

マットレストッパーの使い方

マットレストッパーはマットレスの上に敷いて、その上からボックスシーツをかぶせて使います。

普通のシーツでも良いですが、ボックスシーツだと下のマットレスと一体化でき、ズレが生じない(意外とストレス)のでおすすめしています。

 

もし汗や、湿気、ダニなどが気になれば薄めの「マットレスプロテクター」などをつかうとより衛生的に使うことができるでしょう。

マットレストッパーの正しい選び方

主な素材タイプが4つあります。

悩みや目的によって素材の特徴で選ぶのがまちがいないです。

主な注意点も表にまとめました。

素材タイプ 特徴 注意点
低反発 ふわっと柔らかい寝心地 熱や湿気がこもりやすい
高反発 寝返りが打ちやすく腰痛改善に 軽い寝心地が好きな人は合わない
凹凸加工タイプ 凹凸部分で高い体圧分散効果 凹凸部分がへたりやすい
ウール(羊毛) 年間を通して快適につかえる 他の素材より厚みがあるので風通しの良いところに干して湿気を発散させる

低反発

ニトリ」には低反発トッパーがいくつかあります。

薄めの低反発トッパーだと、硬いと感じるマットレスに敷いて効果を発揮します。

こんな人におすすめ

いま使っているマットレスや布団が硬すぎたり、薄くて底つき感がある。

硬すぎる寝心地は、接触面の血流を悪くしてしまい、肩こりや首のコリを引き起こしてしまう恐れがあります。

低反発のトッパーは硬すぎるマットレスにふんわりと包み込むやさしさをプラスして、表面は包みこまれるような下の硬いマットレスはからだの支えをする役割になるので理論上理想的なマットレスになります。

高反発

新時代のメーカー「ソムレスタ」や「GOKUMIN」が高反発のトッパーです。

いちばん種類が多くて人気が高いのが高反発です。

こんな人におすすめ

いま使っているマットレスがやわらかすぎる、からだが沈みすぎて寝返りが打ちにくい。

高反発のマットレストッパーは、からだの沈み込みを軽減することで腰の負担を減らし、反発力で寝返りも打ちやすくなります。

凹凸加工タイプ

低反発と高反発の両タイプともに凹凸タイプのものがあります。

昭和西川」ムアツの凹凸タイプのトッパーは点で支えるトッパーで、からだが沈み込みすぎない構造を実現しています。

こんな人におすすめ

体重がどちらかというとある方、高反発の平面マットレスがからだに合っていなくて背中などの痛みを感じる方。

凹凸があるトッパーは体重が軽いほど凹凸部分を感じやすいため若干寝心地の悪さを感じてしまうかもしれません。

ただ、体圧分散性があって、からだの一部に負担がかかりにくいので腰痛の方にはおすすめです。

ウール(羊毛)

ウールで代表されるのは高級家具メーカー「フランスベッド」のトッパー。

同じく高級家具メーカーの「シモンズ」もウールを使ったトッパーが有名です。

 

こんな人におすすめ

天然素材にこだわってたり、からだが冷えやすい、季節を通して年間使いたいと考えている人。

羊毛なので、「化学繊維の素材だといやだな」と感じるひとには天然素材のウールがおすすめです。

他にも、羊毛ならではの通気性の良さ、汗を吸い発散させる放湿性の高さは注目すべき機能性です。

各タイプの「注意点」について補足

タイプによっての注意点で通気性の悪さ、弾力性などあげました。
ただ注意点は素材自体の注意点なので、各メーカーともデメリット部分は改善することに努力しています。

 

最近のマットレストッパーの品質には大きな差はみられないですが、さらに注意すべき点があります。
それは「低価格のマットレストッパー」です。

 

低価格になるほど耐久性の問題や、各タイプのデメリット部分の改善がなされていないことが多いので、気をつけて選んでください。

逆に価格があがっていったり、有名ブランドになるほど研究を重ねているので、信頼性もあり安心です。

 

そんな考え方も頭に入れておいてくださいね。

マットレス選び失敗したうえに、トッパー選び失敗はテンションだだ下がりですから。

まとめ

マットレス選び失敗したときは「トッパーを買おう」と、くよくよせずにすぐに切り替えましょう。

 

返品できるなら返品もいいですけどね。

ただ、返品のときは配送料は自分持ちであることがほとんどです。
あまり親切ではないですよね…

一度失敗してしまったものはしょうがないとして、マットレストッパーでも失敗しないように気をつけましょう。

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  • この記事を書いた人

今 真一

【上級睡眠指導士782号】 身長175㎝/体重62㎏。睡眠の質を高める寝具の重要さに気づいて7年経つ寝具選びのプロ。腰痛にやさしいマットレスが特に好き。寝室はマットレスだらけです。 自己紹介ページ

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