コアラマットレスを使用している人の中で「腰痛が悪化した」という人もいます。反対に「腰痛が軽減した」という人もよく見かけるため、本当に腰痛に良いのかどうか迷う方も多いはず。
結論からいうと、腰痛を悪化させるのか軽減させるのかは試してみないことにはわかりません。
ただ、この記事は、極力購入前に合うか合わないかを判断できるような内容となってます。実際の声をもとに腰痛にいいのかどうかなど解説するので、失敗しないための判断材料として読んでいただけると良いかと思います。
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目次
コアラマットレスで腰痛悪化した声を検証
コアラマットレスの腰痛悪化に関することを調べてみました。その中でいくつか気になった声を共有します。
- 妻には合ったようだが自分には合わなかった
- 寝心地はいいが起きたときに腰が痛い
- 届いて1週間は肩・腰が痛くなった
上記3つについてひとつずつ解説していくので参考にしてください。
妻には合ったが自分には合わなかった
「自分はコアラマットレスで腰痛悪化したけど、妻は問題なく使えている」とのケースについてです。
これはコアラマットレスの柔らかさが要因と考えます。
体重が重いほど柔らかいマットレスは沈み込みが深くなります。特に腰部分が深く沈んでしまうことが腰痛持ちにはいけません。
この場合、男性側と女性側では体重や体格差があり、同じマットレスの硬さでは男性側が体に合わないということになったのでしょう。比較的女性に人気の寝心地なのもうなづけます。
女性の体型に合いやすい傾向!
寝心地はいいが腰が痛い
「寝心地はいいけど、寝起きの腰が痛い」というケースはいくつかありました。
おそらくこの場合も先ほどと同様に、コアラマットレスの柔らかさに原因があるはずです。
使用者の腰が深く沈み込んでしまい、寝返りがうまく打てなくなることで一晩中圧迫されてしまった腰周りの筋肉がコリ、腰の痛みとしてでてきてしまうことがあります。
ふわふわした寝心地は気持ち良くて好きだけど寝起きがスッキリしないパターンですね。
Newコアラマットレス以上のモデルだと、比較的硬めの寝心地に変更できる仕様となってます。腰が辛い人はサポート力を強化したNewコアラマットレスを選んでみてください。
腰痛持ちはNewコアラマットレスがおすすめ!
使用後1週間は肩・腰が痛くなった
「使用後1週間は肩・腰が痛くなった」というケースについてです。
言いかえると、「慣れるまで時間がかかる」ということですね。慣れるまで時間がかかりやすい人の特徴は以下の2点です。
- 反発力の少ない寝具を使ってた
- 筋肉量が少ない
反発力の少ないマットレスや、ほとんどない敷布団を使用していた場合は特に体が反発力に慣れていないことが多いです。また、筋肉量が少ない場合は反発力が高いマットレスを使うとその押し戻す力に負けて身体が痛む傾向があります。
どちらかに当てはまる場合、慣れるまで時間がかかってしまうか、もしくは慣れる前に使用を断念することになりますので、事前に上2記点を確認してみてください。
それでもダメなら120日間の返品保証を利用して返金してもらいましょう。
コアラマットレスは反り腰気味の方におすすめできる
コアラマットレスは反り腰気味、反り腰の方におすすめできます。
ヒールが高い靴を履いたり筋肉バランスの崩れが原因で、多くの女性が反り腰気味です。
反り腰かどうかわからないという方は、壁に背をつけて直立し、腰部分と壁のすき間に手を広げて入れてみてください。このときに「手のひら1枚分であれば反り腰ではない」2枚分であれば「反り腰である」といえます。
反り腰の方におすすめな理由を説明するには、コアラマットレスの2つの特徴があります。
ひとつめは「適度な柔らかさを持つ」ところ、ふたつめは「弾力性がある」ことです。この2つの特徴があることで、反り腰での腰への負担を和らげ、正しい寝姿勢を保てるといえます。
適度な柔らかさを持つ
反り腰の方が選ぶべきマットレスにはちょうど良い柔らかさを持っている方が適しています。反り腰の場合、背中が浮いている状態になるので、腰と肩に強めの圧力がかかってしまうからです。
コアラマットレスは腰の反りに合わせてやさしくフィットしてくれるので、負担がかかりにくいといえます。
弾力性がある
また、弾力性が伴っていることも重要です。
弾力性がなく、ただ柔らかいマットレスだと身体が必要以上に沈んでしまい、寝返りがしにくくなってしまいます。その結果、同じ部位が圧迫され続けることになり「血管圧迫→血流が鈍くなる」ことで寝起きの身体のだるさを引き起こします。
反り腰の人は、快眠のためにもコアラマットレスのような柔らかめで弾力をしっかり持ったマットレスを選ぶことが必要です。
コアラマットレスについての他に良くない評判は?
コアラマットレスについて、良くない評判ももちろんあります。ネット上の気になる声を探してまとめてみました。
良くない評判のポイント
- 背中が痛くなる
- 直置きすると通気性が悪く暑くなる
- セールのタイミングで買えなかった
- 使い初めは匂いが気になる
コアラマットレスでは腰だけでなく背中が痛くなることもあります。背中が痛くなるのは沈み込みなどではなく、マットレスの反発力に体が慣れていないことが大きな理由です。特にそれまで敷布団やウレタン以外の寝具、低反発マットレスで寝ていた場合は、背中が痛くなりやすい傾向です。
そして気をつけていただきたいのが直置き。コアラマットレスの直置きはあまりおすすめできません。詳しくはこちらの記事で詳しく解説していますが、カビのリスクが怖いからです。
セールのタイミングでの購入は、後悔のない買い物にするためにもチェックしておきたいポイントですね。
また、使い始めのウレタン匂いはきつい場合とそこまで気にならない場合もあります。もしもにおいがきついと感じたら一旦使用はやめて、風通しの良い部屋で数日から1週間くらい陰干しすると匂いがなくなりますよ。
腰痛が悪化するマットレスってどんなもの?
そもそも腰痛が悪化するマットレスがどんなものなのか解説していきます。特徴としては以下の3つ挙げられます。
- 硬すぎるマットレス
=体圧分散性が低い - 柔らかすぎるマットレス
=腰が沈みこみすぎる - 厚みがなく薄いマットレス
=床の硬さをダイレクトに感じる
どれも腰に負担がかかり、腰痛が悪化する要因となる特徴です。
ただ簡単にいえば真逆の特徴があるマットレスを選べばある程度回避できるわけです。「硬すぎない」「柔らかすぎない」「厚みがある」の3つですね。
どのマットレスを選ぶにしろ、ここでご紹介した内容を念頭において選んでみると良いですよ。

コアラマットレスが合わない人
コアラマットレスで腰痛改善は期待できるといえますが、実際に合わない人がいるのも事実です。こちらでは私が考えるコアラマットレスが合わない人の特徴を参考にしてくださいね。
普段あまり寝返りできていないと感じている人
寝返りのしやすさは睡眠の質にも腰痛対策にも大きく関わってくるので重要なポイントです。
コアラマットレスはフィット感の高い寝心地なので、寝返りしにくく感じる人もいると思います。
例えば普段から寝返りに不安のある人にはおすすめできません。もし寝返りに自信がない方はコアラマットレスよりも硬めのものを選ぶと良いかと思います。
もしくはコアラマットレスの中でいうと、Newコアラマットレスがもっともサポート力の高い寝心地をもちますので検討してみてください。
体重が70㎏以上で筋肉質
コアラマットレスは、上層の体に触れる部分は柔らかめの低反発層です。
体重が70kg以上あるだけでは特に問題はないことが多いですが、筋肉質な体型であれば注意が必要です。
マットレスが合うかどうかは、体重だけでなく筋肉量によっても大きく左右されます。
例えば、体重70㎏でぽっちゃりな場合は大きく沈むことはあまりありません。逆に60㎏程度でスポーツばりばりやってますタイプの筋肉質な人であれば、コアラマットレスだと沈みすぎる可能性が高いという考えです。
ココがポイント!
同じ体重でも、脂肪多めの体型だと体積が大きくなり、マットレスに接する面積が大きくなるので体圧が分散されやすく、逆に筋肉質だと体積が小さくマットレスに接する面積が小さくなり荷重がかかりやすくなります。
その場合、もっともサポート力の高いNewコアラマットレスであっても沈み込みすぎによる腰痛発生が考えられます。
最近だとよく比較されるエマスリープの「エマハイブリッド」が筋肉質な人向けの商品だなと感じています。気になる人はチェックしてみてください。
「自分の身長や体重(BMI)に合わせたマットレスをみつけたい」という方は以下の診断ツールもお試しください!
コアラマットレス購入後に合わなかったときの対処法
コアラマットレスを購入後にもしも体に合わなかったときの対処法は以下の3つです。
- トッパーを購入する
- タオルを腰の下に敷いてみる
- 1か月以上様子見して返品する
トッパーを購入する
コアラマットレスがもし柔らかすぎて腰が沈み込む場合はやや硬めのトッパーを使用すると、腰の沈み込みをおさえることができます。逆に腰の沈み込みが足りないと感じた場合はやや柔らかめの低反発系トッパーを購入してクッション性を足しましょう。
この場合、余計に2~3万円くらいかかるので、予算に余裕があればおすすめです。
硬めのトッパーは「ソムレスタトッパー」や快眠タイムズの「エコラテエリート」、柔らかめのトッパーだと「エムリリー」あたりが良いと思います。
タオルを腰の下に敷いてみる
シーツや敷パッドを使うかと思いますが、その下にタオルを腰に当たる部分に入れることで余計な沈み込みをおさえることできます。予算をかけないで簡単にできる方法です。折り畳み加減を変えることでサポート度合いを調節できるので試してみてください。
1か月以上様子見して返品する
コアラマットレスだとどうしても合わなかった場合は返品しましょう。ただその際「体が慣れていない」といったパターンも考えられます。「1か月使ってやっと体に慣れてきた」という声も見かけますので、それくらいは様子を見ることをおすすめします。ただ腰の痛みが激しく、日常生活に支障をきたすくらいであれば、早めに別のマットレスに変えた方が良いでしょう。
まとめ
コアラマットレスは独自開発のウレタンフォームが、腰をしっかり支えるマットレス。
柔らかめの寝心地が好きな人、反り腰でも寝やすいマットレスを探している人に最適です。
腰への負担は和らげながらも正しい寝姿勢をキープできるので、コアラマットレスは腰痛対策マットレスとしても活躍してくれるはず。
この記事があなたのマットレス選びになれば幸いです。
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眠ハック編集長