こんな人に読んで欲しい
- コアラは直置き可能か知りたい
- コアラに絶対カビを生やしたくない
結論からいうと、当サイトではコアラマットレスを直置きして使用することはおすすめしません。
カビの発生や湿気によるダメージ、健康を害する可能性があります。実際に直置きしたせいで、マットレスにカビが生えたという声も多数あります。
この記事ではコアラマットレスを直置きすることのデメリットや、有効なカビ対策を紹介します。
十分な湿気対策をして、コアラマットレスの寿命10年を堪能しましょう。
目次
コアラマットレスの直置きはNG
フローリングの床や畳にコアラマットレスを直置きすることは、おすすめしません。マットレスが早く劣化し、寿命が縮む可能性が高いです。
公式サイトでも、直置きしないよう注意喚起しています。
ご興味をお持ちいただきありがとうございます❣️そうですね、マットレスを床にベタ置きの場合、カビの原因になってしまいますので、できればすのこタイプのベースにベッドガードをつけて転倒防止いただくなどをおすすめします🐨
— コアラマットレス (@KoalaMattressJP) April 10, 2019
以下で、コアラマットレスを直置きすることによるデメリットを紹介します。
カビが発生しやすくなる
デメリット1つ目は、カビが発生しやすくなることです。
コアラマットレスを直置きすると、床とマットレスの間に隙間がなくなり、通気性が悪くなります。
すると水分が内部に溜まって、カビが発生しやすくなります。
人は寝ている間、体温調節のために汗をかきます。その量、なんとコップ1〜2杯分です。
かいた汗はマットレスに染み込んで内部に滞留。そのまま乾燥させずにいると、カビの温床となってしまいます。
またカビが広がると、それを餌とするダニの繁殖にもつながります。
カビやダニは健康に悪影響を及ぼし、アレルギーや気管支喘息などを引き起こします。小さなお子さんや高齢者がいる世帯では特に注意が必要です。
結露で傷みやすくなる
デメリット2つ目は、結露で傷んでしまうことです。
結露が発生する原因は、コアラマットレス内部で生じる温度差です。直置きすると、つめたい床と人の体温との間で、マットレスの上下に温度差が生じます。生じた温度差によって、内部に結露が発生し、マットレスを傷めてしまいます。
コアラマットレスに使われているウレタンは、熱や水分により劣化しやすい素材です。
発生した結露がウレタン素材にダメージを与えて、弾力を失いヘタってしまいます。
ホコリを吸いやすくなる
デメリット3つ目は、寝ている間にホコリを吸いやすくなることです。
ホコリやハウスダストが舞っている高さは、床から30cm以内と言われています。
コアラマットレスの厚さは、サイズによらず23cm。直置きすると、寝ているときに床に溜まったホコリを吸い込んでしまう可能性があります。
どんなに丁寧に掃除しても、少なからずホコリが残ってしまうもの。ホコリにはダニが住み着いていて、アレルギーなどの症状を引き起こしかねません。
コアラマットレスにカビが生えたという口コミ
コアラマットレスを直置きすると、本当にカビが生えるのでしょうか。
調べたところ、実際にカビが生えたという口コミは、SNSやAmazonなどネット上の口コミでは見当たりませんでした。
しかし、コアラマットレスに使用されているウレタン素材は一般に通気性が悪く、カビが生える可能性は十分にあります。
他のマットレスについて、「直置きしたせいでカビが生えてしまった」という声が上がっていたので、なにが原因だったのか検証してみます。
ベッドで寝るの嫌すぎてなるべく床で寝たいんだけど床で寝た結果マットレス少しカビたからすのこでも敷いた方がええんかな~…除湿シートあっても不安でしかない
— 聖戦士アレックス🐤 (@AuraBattlerAREX) January 12, 2022
床にマットレス直置きしてたらカビた…そのままベランダへ。笑
香川真司お墨付きのマットレスやったのもあったかもです🥦— 黒船定食🐈🐎🐈🐎 (@maatanntakatan) May 15, 2021
っしゃあぁ今日は掃除すっぞ!
カビたマットレスカバーをカビキラーしたり加湿器に引導を渡したりトイレ掃除すっぞ!!
…と思ったけど1点めのマットレスカバーで結構ぜぇはぁだから加湿器は無理だな…
やっぱマットレス床に直置きすると寝汗でカビちゃう…
スノコベットフレーム欲しい_(:3 」∠)_— ろか← (@karofuka87) April 20, 2021
コアラマットレスは独自のオープンセル構造で通気性を向上させたつくりになってますが、公式でも直置きは推奨していません。カビ対策のため、床から離して使用するよう呼びかけています。
写真つきでのご投稿ありがとうございます🐨💕床に直置きしてしまうとコアラマットレス本来の効果が発揮できず、カビの原因になりますので床から7cm以上離れているすのこタイプのベットベースと合わせてのご使用がおすすめです✨毎日ぐっすり快眠をとってくださいね!
— コアラマットレス (@KoalaMattressJP) December 14, 2018
実際にカビが生えてしまう原因
カビの原因
- すのこを敷かなかった
- 床に直置きしていた
- 涼しい季節で油断した
すのこを敷かなかったこと、ベッドフレームを使わずに床に直置きしたことが主な原因のよう。
また、直接的に書かれていませんが、ツイートされている時期をみると、1,4,5月です。
湿気が多くカビの生えそうな夏の時期ではなく、共通して涼しい時期にカビが生えていることがわかります。

マットレス内部に湿気が残っていることもカビの原因のひとつです。そして意外かもしれませんが、マットレス内部は涼しい時期の方が湿気が溜まりやすいんです。
床の冷気と寝ているときの体温の差が、マットレス内部に結露を起こすからです。
この溜まった結露がカビの温床となる主な原因というわけです。
コアラマットレスを長持ちさせる対策5選
先ほどのツイート内容とカビの生える原因を参考に、コアラマットレスのカビを防止して長く使うための対策を5つ紹介します。
- ベッドフレームを使う
- スノコを使う
- 除湿シートを敷く
- ベッドパッドを敷く
- 陰干しする
それぞれについて、簡単にご紹介していきます。
ベッドフレームを使う
コアラマットレスを床から離す方法として、ベッドフレームがおすすめです。
床との間に空間を確保して通気性を良くし、溜まった湿気を上手に逃がせます。
ベッドフレームは、コアラマットレスの公式サイトで取り扱っていますが、中敷きがすのこタイプでサイズが合っていれば問題なく使えます。
こちらの記事でコアラマットレスに合うベッドフレームをご紹介しているので参考にしてみてください。
すのこを使う
ベッドフレームを置くほど部屋が広くない場合は、スノコを検討しましょう。
スペースを取らず、ベッドフレームより安価に入手できます。
スノコを購入する際は、高さに注意しましょう。高さがないスノコを使うと、十分な通気性を確保できず、水分が溜まってカビの温床になります。公式サイトでは、7cm以上の高さがあるものを推奨しています。
また、耐荷重も重要です。購入するコアラマットレスの重さと、ご家族の体重を考慮して、十分に耐えられるスノコを選びましょう。

丸めて収納可能
おすすめのすのこは源ベッドのすのこロールです。
使わないときは丸めて収納できるので便利です。
他にもすのこパレットベッドという使い勝手のいい商品もあるので要チェックです。
除湿シートを敷く
マットレスと床との間に敷いて使う除湿シート。
内部に溜まった湿気を取り除き、カビやダニの発生を防止してくれます。
除湿シートは定期的に干して乾燥させることで、何度も繰り返し使えます。
1つ買えば長期間使用することができ、お財布にやさしいアイテムです。
購入する場合は、マットレス専用の除湿シートがおすすめです。
公式サイトでは販売されていませんので、他メーカーの商品を検討しましょう。
こちらでAmazonで購入できる除湿シートおすすめ3選をご紹介しています。
安く済ませるならアルミシートもあり
除湿シートに代わる方法として、コアラマットレスの下にアルミシートを敷く方法があります。
アルミシートを敷くと、床の冷たさがマットレスに伝わりにくくなり、結露を防止できます。
除湿シートよりも安価で手に入るので、お金をかけずに対策したい方にはおすすめです。
ただし、アルミシートはマットレスの湿気を逃がす機能がありません。
コアラマットレスを長持ちさせるのであれば、吸湿機能と断熱機能をあわせ持った除湿シートを使うほうが良いでしょう。
ベッドパッド(敷パッド)を敷く
ベッドパッド(敷パッド)マットレスの汚れを防止し、いつまでもキレイ清潔に保ってくれるベッドパッド。寝心地が良いだけでなく、寝汗を吸収する効果もあり、マットレスに湿気が溜まるのを防ぎます。
ベッドパッドを使い続けると、汗を吸って湿ってきます。そのまま使用していると湿気がマットレスにも伝わるため、こまめに交換・洗濯・乾燥させましょう。
陰干しする
コアラマットレスに溜まった湿気を逃がすには、定期的な陰干しが必要です。
目安として2週間に1回、数時間〜1日程度、壁に立てかけておきましょう。
また、コアラマットレスを干すときは、直射日光があたらないよう注意してください。太陽光の熱でダメージを受けて変色や変形をする可能性があります。

【Amazonでいますぐ購入できる】マットレス専用除湿シートおすすめ3選
マットレス専用の除湿シートを3つご紹介します。
除湿シートを選ぶときの注意点
- 値段が安すぎないこと
- 多機能性であること
- 安心できるブランドであること
必ずというわけではありませんが、レビューも見ながら本質を見抜きましょう。
以下ご紹介する商品は、眠ハック編集長である筆者が代わりに精査した商品なので安心できると思いますよ。
RECYCO除湿シート
価格(税込) | 2,990円 |
サイズ |
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特徴 |
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お手入れ | 天日干し |
しっかりとした布でできているので安物にありがちな「がさがさ」感はありません。
薄手だけど十分という口コミも多く見られました。
口コミ少ないながらも高評価で、迷ったらRECYCOの除湿シートを選ぶと良いでしょう。
西川リビング除湿シート
価格(税込) | 5,500円 |
サイズ | 1サイズ (90×180㎝) |
特徴 |
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お手入れ | 天日干し 布団乾燥機 |
老舗寝具ブランドの西川リビングが販売するのでブランドに安心感があります。
除湿シートは耐久性もあり、3年使用していても通常通り使えているという口コミも見かけました。
値段は少し高めに感じますが、Amazonでみると1,000円以上安くなっていることがほとんどです。
ぜひチェックしてみてください。
アストロ除湿シート
価格(税込) | 約3,500円 |
サイズ |
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特徴 |
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お手入れ | 天日干し |
創業約50年の不織布収納日用品メーカー「アストロ」が販売しています。
除湿シートにはシリカゲルの2~3倍吸湿力のある、イギリスの医療用具なども生産している有名繊維メーカーの吸湿繊維を使っています。
もちろん天日干しにより繰り返し使用できます。
3,000円台で購入でき、性能が良く、コスパがかなり高いといえます。
今回ご紹介した除湿シートは、Amazonで今すぐ購入できますよ。
コアラマットレスが届く前に購入しておくことをおすすめします!
まとめ
コアラマットレスを直置きすると、カビが発生しやすくなったり、結露で傷みやすくなったりと、多くのデメリットがあります。
実際にカビが生えたという事例が多数あり、公式でも注意を促しています。
ベッドフレームやスノコを敷いて通気性を確保したり、除湿シートやベッドパットによる湿気対策も効果的です。
また定期的に陰干しすることで、溜まった水分を逃がして、長持ちさせることができます。
マットレスは決して安くありません。しっかり対策して、コアラマットレスを長く使っていきましょう。
コアラマットレスの口コミ評判が気になる人はこちらの記事で確認できます。