この記事の監修者
身長175㎝/体重62㎏。眠ハックの運営者。睡眠の質向上には寝具が重要と気づいて7年経つ寝具選びのプロ。自宅の一室は検証のためのマットレスだらけ。マットレス以外にも睡眠の大切さを世の中に広げる活動をしている。
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日本人の5人に1人が悩まされているという腰痛。その腰痛対策にマットレスは強い味方です。
腰痛対策ができる名の知れた高反発マットレスといえばモットンと雲のやすらぎプレミアムです。この記事では特徴や保証など7項目で比較してみたので一緒に確認していきましょう。
比較7項目の各結論
- 寝心地
- 硬さ
- 厚さ
- サイズと重さ
- 耐久性
- 価格
- 保証
モットンと雲のやすらぎの特徴を比較
モットンと雲のやすらぎプレミアムマットレス、似ている商品として取り上げられていることが多く、実際に迷っている方も多いのではないでしょうか。
腰に優しく、安心して購入できるマットレスは一体どちらなのか、詳しく解説していきますね!
モットンマットレスの特徴
モットンの1番の特徴はマットレスの硬さを3種類から選べるという点です。高反発マットレスの硬さは選べないものが一般的です。モットンは体重や好みに合わせて自分に最適な硬さを選ぶことができます。最適な硬さを選ぶことで体への負担を減らし、歪みのない理想的な睡眠姿勢をキープできるマットレスです。
また、高い反発力を持ち寝返りをサポートしてくれるため、腰への負担軽減が期待できます。
雲のやすらぎプレミアムマットレスの特徴
雲のやすらぎプレミアムマットレスの1番の特徴は極厚約17cmの5層構造です。体を点で支える凹凸アルファマットを上下2面に採用。中心部分は体の動きにしなやかに対応される高反発のスプリングマットが使われています。
マットレス・敷布団・三つ折りの3タイプから選べるのも特徴のひとつです。それぞれどれを選ぶべきか迷っている人はこちらの記事も参考にしてみてください。
人の寝姿勢は頭・背中・腰・足の4か所に圧力が集中します。そのなかでも全体重の約40%以上の圧力が集中するのが腰です。雲のやすらぎプレミアムマットレスは体圧分散に優れているため体の一部分に集中しやすい圧力を散らしてくれます。
モットンと雲のやすらぎプレミアムを7項目で比較
モットンと雲のやすらぎプレミアムマットレスを、ポイントを絞り7つの項目で比較したので確認していきましょう。比較対象としているモットンの硬さは、筆者も体験している「レギュラー」です。
『寝心地』を比較
マットレス選びで1番気になるポイントはやっぱり『寝心地』ですよね。モットンと雲のやすらぎプレミアムマットレスに寝てみた感覚を比べてみます。
モットンと雲のやすらぎ 『寝心地』を比較 |
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モットン | 雲のやすらぎ |
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モットンのレギュラータイプは、一般的な高反発マットレスと比べると少し硬めの寝心地です。反発力が高いため、腰に負担になりやすい寝返りをサポートしてくれます。
一方で、雲のやすらぎプレミアムマットレスは底つき感がなく、体がふわっと包みこまれるような寝心地です。高反発マットレスは5層の中心部分だけなので、反発力はそこまで高くありません。モットンと比べると柔らかく、少し沈む感覚があります。
『硬さ』を比較
適度に硬いマットレスは、体が沈みすぎず寝返りが打ちやすいので睡眠時の体への負担を軽減してくれます。その硬さの基準は「〇〇N」という数値で表されるのます。
モットンと雲のやすらぎ 『硬さの数値と適切な体重』を比較 |
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モットン | 雲のやすらぎ |
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モットンは高反発マットレスでは珍しく、3種類の硬さから選ぶことができます。自分の体重や好みに合う硬さを選べるため多くの人に合いやすくなるというメリットがあります。
逆に、雲のやすらぎの硬さは1種類で150Nのみです。雲のやすらぎプレミアムマットレスの150Nはモットンと比べるとソフト(140N)に近い硬さです。ふわっと柔らかめが好みの方には雲のやすらぎがおすすめです。
『厚さ』を比較
マットレスの厚さは床付き感や寝心地の豊かさなどが関わります。比較的厚みのあるマットレスの方が複雑な寝心地をつくりやすい傾向。
それぞれの厚みは、モットンが10cm、雲のやすらぎはマットレスと敷布団タイプが約17cmで、三つ折りタイプが約13cmとなってます。比べてみると、雲のやすらぎのマットレスと敷布団が圧倒的に厚めです。
体重のある人で床付きが心配な場合や、横向き寝が好きな人は雲のやすらぎの方が満足しやすいでしょう。
『サイズと重さ』を比較
リラックスした睡眠をとるために、マットレスのサイズも大切な要素です。
一般的な人の横幅55~60㎝+寝返りをすることを考えて30㎝は余裕があると理想的です。
商品名 | モットン | 雲のやすらぎ |
シングル/重さ | 97㎝×195㎝/7.5㎏ | 100㎝×200㎝/6.7㎏ |
セミダブル/重さ | 120㎝×195㎝/9.0㎏ | 120㎝×200㎝/8.0㎏ |
ダブル/重さ | 140㎝×195㎝/10.7㎏ | 120㎝×200㎝/9.4㎏ |
雲のやすらぎプレミアムマットレスはモットンに比べて、大きさに少し余裕があるのに重さは少し軽いことが分かりましたね。
『耐久性』を比較
一般的に高反発マットレスは5年~7年以上使えるものは寿命が長いと言われています。
モットンの寿命 | 雲のやすらぎの寿命 |
5~8年前後 | 5~8年前後 |
モットンの寿命は5~8年前後です。密度30Dの高反発ウレタンのみで作られた単層構造でヘタリにくく、形状の変化や素材の変質がしにくいです。そのため、長期間安心して使えるマットレスといえます。
一方、雲のやすらぎプレミアムマットレスの寿命も5~8年前後です。ただ、雲のやすらぎは耐久性が高い高反発マットレスと耐久性試験では証明されています。しかし上下2面に採用されている羊毛やマイティトップの素材が潰れやすく、2~3年の使用で2~5cmほどボリュームがなくなる可能性があるので注意です。
『価格』を比較
モットンと雲のやすらぎプレミアムマットレスの価格は、各サイズともにすべて同じ価格です。
商品名 | モットン | 雲のやすらぎ |
価格 |
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重要な『保証』を比較
金額が大きいマットレスを実際に体験しないまま購入するのはやっぱり不安ですよね。モットン、雲のやすらぎどちらのマットレスも、公式HPから購入した場合は返金保証が付いているので安心です。
- モットン:90日間の返金保証
- 雲のやすらぎ:100日間の返金保証
まずモットンは、購入後90日間お試しができます。90日間実際に使ってみて合わないと感じた場合、全額を返金してもらうことが可能です。90日経過後14日以内に、まずは返品依頼フォームから申請しましょう。
雲のやすらぎは購入後100日間お試しができます。100日間実際に使ってみて合わないと感じた場合、全額を返金してもらうことが可能です。100日経過後15日以内に、まずは指定の電話番号に連絡し、必要な手続きをとりましょう。
モットンと雲のやすらぎはどっちがおすすめ?
モットンと雲のやすらぎを比較したうえで、どちらがどんな人におすすめできそうかをまとめています。ぜひ購入の参考にしてみてください。
モットンがおすすめな人
まず、モットンはこんな人におすすめ。
こんな方におすすめ
- 腰痛や肩こり対策をしたい
- 好みの硬さを選びたい
- 寝返りのしやすさを求める
モットンは高反発マットレスでは唯一、体重や好みに合う硬さを3種類から選ぶことが可能です。少し硬めの寝心地は睡眠中の寝返りをサポートしてくれるため、腰への負担軽減も期待できます。
腰痛や肩こりに悩まされている方だけでなく『マットレスは使ったことがないから不安』という方にも選べる安心感があり、おすすめできるマットレスです。
雲のやすらぎはこんな人におすすめ
こんな方におすすめ
- 腰痛や肩こりに悩んでいる
- ふわふわとフィット感のある寝心地が好き
- 三つ折りタイプを求めている
- しっかり厚みが欲しい
雲のやすらぎは非常に体圧分散性に優れたマットレスです。フィット感やふかふか感を求めるい人におすすめできます。『今まで敷布団で寝ていた』という方にも馴染みやすい寝心地でしょう。ただし、フィット感が高い分モットンよりも寝返りはしにくくなってます。
中心部分に入っている硬めのウレタンが理想的な寝姿勢を維持するためのサポートをしてくれますので、腰痛、肩こりもしっかり対策できるマットレスです。
モットンと雲のやすらぎマットレスの比較まとめ
価格や返金保証が付いている点でも、モットンと雲のやすらぎプレミアムマットレスには共通点が多いことが比較してみて分かりましたね。モットンと雲のやすらぎプレミアムマットレスは体圧分散性にも優れているマットレス。
腰痛や肩こり対策としてはどちらのマットレスもおすすめです。モットンは3種類から硬さを選ぶことができますが『少し硬め』、雲のやすらぎプレミアムマットレスは5層構造で『柔らかめ』の寝心地を実現しています。
どうしても迷ってしまうという方は、好みの寝心地で選んでみるといいかもしれません。
今 真一