みなさんはこんな睡眠のお悩みはありませんか?
- 良いマットレスなのに睡眠の質が上がらない
- 8時間寝てるのに疲れが取れない
- 寝起き時に身体が凝っている
実はこのようなお悩みの原因はシーツにある可能性があります。

シーツひとつで睡眠の質の向上を目指すことができるんです。
そこで今回は睡眠の質を上げるためのシーツ選びから、おすすめのシーツなどいくつかのポイントを紹介します。
目次
睡眠の質があがらないのはシーツのせい?
シーツが睡眠の質に直結するのは意外と盲点ですよね。
いいかえれば、「睡眠の質が上がらないのはシーツのせい」という可能性があります。
寝返りを妨げる可能性がある
実はなんでもいいと思われがちなシーツは大切な寝具です。
それは「寝返り」を妨げてしまう原因になってしまうから。
寝返りは睡眠の質を左右することはご存じの方も多いでしょう。
例えば伸縮性のないシーツで寝ると、途中で起きる可能性があります。
それは、動きにくくなって自然に寝返りがうてなくなり同じ姿勢がきつくなるからです。
目を覚ましたうえで、自力じゃないと寝返りがうてない状態ですね。
寝返りが妨げられると寝起きのだるさに
さらに、同じ姿勢が続くことは身体のコリもでてしまう原因になり寝起きのだるさにつながります。
寝ているのに疲れが取れていないという結果になってしまうんです。
そうなってしまうと仕事やプライベートに影響がでます。

シーツは睡眠の質が悪くなる直接的な要因になるのはなんとなくお分かりになりましたか?
ただ、逆にいうとシーツを正しく選ぶことができていれば睡眠の質を良くすることも簡単なんです!
睡眠の質を上げるシーツの選び方
睡眠時には理想の温度と湿度があるんです。
温度は33度、湿度は50%が理想
温度と湿度を適温に保つには素材が重要です。
また、シーツの色がもたらす心理的影響も快眠するためにも重要な視点なので、ポイントを抑えて簡単に説明していきますね。
シーツの素材が重要
まずシーツの素材には麻、綿、シルクなど様々な素材があります。
一番良いのは天然素材100%のシーツです。
ただコスト的なことやお手入れの手間もあるので、素材のメリット、デメリットをそれぞれ紹介していきます。
その中から自分自身の求める素材を選びましょう。
麻:吸放湿性、熱伝導性が高いため体から出る不必要な熱を放出できるので、比較的夏に向いてる素材です。また耐久性もあるので沢山洗濯しても脆くなりにくいです。しかし、麻の種類によっては、肌触りにごわつきがあるものもあります。
綿:コットン素材のものは吸放湿性・通気性が優れていることが多いので寝汗をかきやすい方や夏の時期におすすめの素材です。肌触りもよく快適な睡眠に導いてくれるはずです。しかし、洗濯すると縮みやすくなる点に注意が必要です。
シルク:シルク素材自体が、人の肌と成分が近い為なんといっても肌への負担が少なく、肌触りも滑らかです。しかし繊細な素材の為、手洗いが必要だったりお手入れの方法が少し大変な点があります。
シーツの色も重要
シーツの色味はあまり気にせず、「自分の寝室に合ってるから」「この柄が好みだから」等で選んでいる方も多いと思いますが、実はシーツも色にも睡眠の質を上げる効果があります。色には心理的に落ち着かせる効果のある色や、興奮させる効果のある色などがありますが、ここでは落ち着ける効果のある色を中心にお話します!
白:まずは定番の白!清潔感もあり、どんなお部屋にもマッチする色です。しかし光を反射する色なので、眩しさを感じる場合もありますので真っ白よりかはオフホワイトを選んだ方が眩しさは軽減できます。また眩しさが軽減できると寝つきも悪くなりにくいです。
ベージュ・茶色:土や木の色と同じなので、リラックスさせてくれる効果があります。また温かみのある色なので心をリラックスさせてくれる効果もあります。
青:ストレスを軽減させたり、リラックスさせてくれる効果もあります。寒色系には副交感神経を活発にさせてくれ、睡眠状態になりやすくしてくれる効果もあるのでシーツにぴったりの色です。涼しげな印象を与えてくれるので夏場にもおすすめです。
緑:草木の色でもあるグリーンは癒し効果が高く自然に囲まれたようなリラックス効果をもたらしてくれます。
赤・オレンジ:赤やオレンジの暖色系はエネルギッシュに元気を与えてくれる効果がありますが、色が鮮やかすぎると睡眠にも影響が出てしまうので、色味をおさえた薄めのトーンのものを選ぶと良いです。
快眠するためのおすすめのシーツ
シーツには大きく分けて2タイプがあります。
フラットシーツは一枚のタイプでホテルみたいなベットメイキングが出来ます。もう一種類はボックスシーツでシーツの裾にゴムが入っているものでベットに被せるだけのとても簡単なシーツです。快眠するためにおすすめなのはフラットシーツです。なぜかというと、寝ている時に寝返りを打つのでその時にシーツも少なからず動きますがフラットタイプの方がシーツが動いてもストレスなく快眠出来るからです。しかしボックスタイプだとシーツが動いても裾が固定されてしまっているので少しストレスを感じてしまう可能性があります。ただボックスタイプでもマットレス大きさぴったりのものではなく、マットレスよりも少し大きめサイズのものにすればそんなに問題はないかと思います。
シーツで睡眠の質を上げよう(まとめ)
睡眠の質を向上させる為のシーツのポイントは、自分が肌触りが良いと感じ、比較的お手入れもしやすいもの。色味は鮮やかさを抑えた優しい色味でリラックス効果のあるものを使用し、フラットタイプのシーツであれば完璧です。シーツだけに限ってもかなり睡眠の質を向上させるポイントが隠れています。ポイントを抑えてぜひあなたも睡眠の質向上をしましょう!