コアラフトンOASISの口コミ評判｜デメリットは？【体験レビューあり】

2023年1月16日に、コアラマットレスから初の三つ折りタイプ「コアラフトンOASIS」が発売されました。

「これは寝心地が気になる！」と思い発売初日に購入したので、さっそくレビューしています。

三つ折りで8.5cmの厚みということで、敷布団として使ったときに床付きするのかどうかなど購入時に考慮すべきポイントを評価していきます。デメリットも正直にレビューしているのでぜひ購入の参考にしてみてください！

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コアラフトンOASISの体験レビュー

動画でご覧になりたい場合はこちらをご参考ください！

コアラマットレスの寝心地を折り畳みタイプでどれくらい実現できているのか気になると思います。ただ冒頭でコメントしたとおり、コアラマットレスとは根本的に寝心地が違います。

配送がめちゃくちゃ早い！

発売日当日の昼頃に購入して次の日の午前中に届きました。この配送は早すぎておどろきました。私は福岡住みですが、市内に配送センターがあるのではないかと疑ったほどです。(実際はどこにあるのかわかりません)

圧縮梱包ではない

コアラマットレスシリーズは今まで圧縮梱包でしたが、コアラフトンOASISは圧縮されていませんでした。三つ折りでコンパクトだからその必要がなかったのでしょう。重くはなかったですが、大きいので2階に運ぶ場合はひとりでは危ないかもしれません。

カバーの質感や触り心地はかなり良い！

カバーは夏冬リバーシブルでそれぞれ素材が違います。

冬用面はNewコアラマットレスシリーズと同じ質感と触り心地で、ふわふわ・さらさら感と滑らかさがあります。質の良いタオルを触っているようで心地よいです！

夏用面はかなりひんやりする感触で、暑い時期に冷感敷パッドを買う必要がないくらいでした。

硬いカバーだとカサカサしたり突っ張ったりして寝返りしにくくなってしまいます。しかしコアラフトンのカバーは伸縮性があるので動きを邪魔せず寝返りのときにストレスを感じませんでした。

全体的に寝心地はしっかりめ

他のコアラマットレスと同じように柔らかめの寝心地かと思いきや、「ふつう」の面でもしっかりかためです。

高い弾力性により腰を跳ね返してくれる感覚があり、寝返りしやすいです。

立ち上がる時も腰にグッと力を入れることもなく、反発力で起き上がれる感じがします。

あお向け・横向きともに底付き感はまったくなく、62kgの私の体重も支えてくれました。

ちなみに真ん中(腰部)のウレタンを「しっかりかため」にしていましたが、少し私には硬すぎるように感じたのでカスタマイズしてみました。

硬さを変えてみたらちょうど良くなった！

コアラフトンOASISは硬さをカスタマイズできます。

デフォルトは「しっかりかため」が腰部分にあったのでそのまま寝てみたのですが、腰が圧迫される感じがあり正直きつい寝心地でした。

このまま「しっかりかため」では寝れないと思ったので、カスタマイズしてみることにしました。

「ふつう」と「しっかりかため」を比べると見た目でけっこう違うのがわかります。

「ふつう」が良いだろうとは思ったのですが、一応「ややかため」とも比較してみました。

腰部分に両方をもってきて、それぞれ寝心地を比べるとやっぱり「ふつう」の寝心地がちょうど良いという結果になりました。

「ふつう」は感覚的には硬めですが、硬いだけではありません。腰を包んでくれるような感覚もあり圧迫感が少ない、さらに反発・弾力性も十分に感じました。

私と同程度の62kg以下だと「ふつう」が体に合うのではないかと思います。

ただ身体のラインがハッキリしている女性的な体型は、沈み込みが足りず、圧迫感を感じやすい硬さです。

くびれがしっかりある、骨盤が広い、お尻が大きめという方はもう少し柔らかめのマットレスを選ぶと良いでしょう。

>>「他三つ折りマットレスと比較」もみたい

総合的な通気性は普通くらい

夏用(summer)の面は冬用(winter)面よりも薄くメッシュのような生地なので通気性は高くなっています。

またカ裏表共通として、CNCカット(波形の模様)により、溝を増やすことで身体の接着面を極力減らし、体熱を逃がしやすくしています。

ただコアラフトンの通気性の高さは特に優れている感じはなく、普通程度です。というのも、中材のウレタンフォームに通気孔がないことで、素材自体の通気性が低いといえるからです。

通気性が高くなるために必要な通気孔とは以下の写真のようなものです。

上記は別のマットレスです。通気性が高そうに見えるはずです。

それでもコアラフトンはムレやすいわけではなく、上記画像のマットレスに比べれば通気性はやや低い程度です。睡眠に支障があるわけではありません。

しかし暑がりな人やあまり冷房を使わないという人は通気孔の多い「ネルパンダ リーフマットレス」の方が良いかもしれません。

少し重ため

敷布団を使ってた人にとっては9.7kgは少し重たく感じるかもしれません。

しかしウレタン素材の質の観点で見ると、重たい方が良いといえます。

ウレタンは密度が高いほど耐久性が高くなり重くなるので、単純に軽いと耐久性が低くなります。

コアラフトンの重さは密度がしっかり詰まっていて高品質である証拠です。

ソファとして使うのも問題なし

ひとり暮らしで部屋が狭く、ソファを置けないor置きたくない人はマットレスをソファ代わりに使うことがありますね。柔らかすぎると沈みすぎて座り心地が悪くてソファとして使えないですが、コアラフトンOASISはしっかりめなのでソファとして座っても問題ありません！

コアラフトンOASISを使用して感じたメリットとデメリット

コアラフトンOASISを使用して感じたメリットとデメリットについてです。

メリット7選

その日の調子や気分によってかたさを変えられる

コアラフトンOASISの大きな特徴は硬さをカスタマイズできることです。

カスタマイズできるのは例えば「今日はいつもより腰が痛いから硬めにしてみよう」とか「今日リラックスしたいから柔らかめにしてみよう」とかその日の体調や気分によって変えられるというメリットがあります。

また、家庭内で使う人が変わったときに対応できるのもメリットです。

カバーが洗えるので清潔感を保てる

たまにカバーが取り外せないタイプもあるので、簡単に取り外せて洗えるのは不意に汚れてしまったときでも安心です。

ファスナーは3部位それぞれについています。

1年を通して快適な寝心地

リバーシブルで1年を通して快適に使えるのはかなり嬉しい機能性です。暑いカバー素材(ベロアやニットなど)を使っていると、冬が温かくても夏にはムレて寝苦しいデメリットがあります。コアラフトンの場合は「ぬくぬく素材」と「ひんやり素材」を両面それぞれで使うことで、1年中快適に使えます。

腰痛対策として使えそう

コアフトンOASISは高い弾力性をもっているので、適度に沈み寝返りしやすいのが特徴です。一般的に『寝返りがしやすい・適度に沈む』といった特徴のあるマットレスは腰痛対策に向くとされます。コアラフトンOASISも同じような性質を持つので、腰痛対策マットレスとして使えるといえます。

ベッドフレームなしで使える

通常、8cmしかないマットレスはとてもじゃないけどフローリングや畳上に直置きできません。コアラフトンOASISは8cmにもかかわらず、密度が高いウレタン素材を使用しているので底付き感がまったくありません。そのためベッドフレームを使う必要がないためコストを抑えられます。もちろんベッドフレーム上でも使っても問題ありません。

コンパクトに折りたためる

コアラフトンOASISは三つ折りマットレスなので、コンパクトに折りたためます。ひとり暮らしで部屋が狭かったり、極力部屋にモノを置きたくない人におすすめできる仕様です。

体重制限が高い(80kgくらいまで)

コアラフトンOASISは一番硬いところで反発力が180Nあります。180Nは一般的にもかなり高い方で、体重80kg程度まで支えられるとされています。ただ逆にいえば体重が50kg程度であれば180Nは硬すぎる可能性もでてきます。しかしコアラフトンOASISでは硬さがカスタマイズでき、100Ｎの面もあるので50kgの体重でもちょうど良く使用できるでしょう。

デメリット5選

次にデメリットについてです。

シングルサイズしかない

もともとミニマリストやひとり暮らしに向けていると予想するので、シングルサイズしかないのは仕方ないかと思います。ただ中には三つ折りを夫婦やカップルで使いたい人もいると思うので、そういった場合にシングルサイズしかないのはデメリットです。

カバーが厚くて乾きにくい

厚みがあってリッチな触りごこちのカバーはとても嬉しいですが、厚みがあるせいで洗濯したときに乾きにくいともいえます。

柔らかめ好きには合わない

コアラフトンはしっかり硬めです。「ふつう」とありますが、一般的には硬めの寝心地ではないでしょうか。ほとんど沈まないのは底付きがなく嬉しいことですが、柔らかい寝心地やフィット感を求める人には向いてません。

値段がやや高め

コアラフトンOASISの値段は49,900円(税込)と、三つ折りマットレスの相場としては高めです。ウレタンの密度からわかる質の高さを考えると妥当ですが、予算が足りない人も少なくないでしょう。

中材のウレタンは洗えない

中材で使用されるウレタンフォームは洗えません。水に弱く濡れると劣化したりボロボロになってしまいます。小さなお子様やペットがいるご家庭では注意が必要です。

コアラフトンOASISの耐久寿命はどれくらい？何年くらい使える？

コアラフトンOASISの耐久寿命は6～8年程度と予想できます。

根拠は『復元率』。コアラマットレスの復元率は97.31%です。

コアラマットレスでは10万回ローラーで圧縮して負荷をかけ、その対象ウレタンの復元率で耐久性を測っています。

復元率と寿命の関係は以下の表を参照してください。

復元率と寿命の関係
復元率	寿命
90%未満	1年以下
91～95%	2～5年
96～98%	6～8年
99%以上	8年以上

※復元率について詳しくはこちらで解説しています。

表をみるとコアラフトンOASISの復元率97.31%は「6～8年」に該当しており、寿命は6～8年ということがいえます。

コアラフトンOASISのお手入れ方法は2つのことを徹底すればいい！

コアラフトンOASISはウレタン素材です。お手入れ方法は以下の2つのことを徹底しておきましょう。

定期的な陰干し

即捨てる原因となる『カビ』からマットレスを守るために、湿気対策をする必要があります。晴れた日に窓をあけ、風通しを良くして壁に立てかけましょう。そうすることでマットレス内に溜まった湿気を放散させられます。最低でも1週間に1度おこなうと無難にカビを防げるはずです。

市販のシーツを使う

ウレタン素材は水では洗えないので、中材が汚れてしまってはいけません。公式サイトでも推奨されてますが、長く清潔に使うためにも市販のシーツを使いましょう。

コアラフトンOASISにおすすめのシーツは、裏表全面使えるタイプのものです。理由は、コアラフトン自体が両面使えるマットレスなので裏面も保護したいからです。Amazonで人気のクモリというブランドの洗いざらし綿100%使用のシーツは、コスパが良く肌触りも良いのでぜひチェックしてみてください。

>>クモリ洗いざらし綿100%シーツを見てみる

全体を覆うタイプ以外のものを求めている場合は、コアラマットレスの寝心地を邪魔しないためのシーツをこちらで紹介しているので、良ければ参考にしてください。

コアラマットレスにおすすめのシーツ3選とその理由｜ニトリで選ぶときはコレ！

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コアラフトンOASISのどこが良い？特徴を簡単に解説！

コアラフトンOASISのおすすめポイントとして、3つの主な特徴をご紹介していきます。

コアラマットレス初の折り畳みできる三つ折りタイプです。これにより日本特有の押し入れにしまいたい人やミニマリストの需要にもこたえられます。

硬さのカスタマイズは3つの部位をそれぞれ変えられます。コンフォート層とベース層により、硬さの幅は「ふつう・硬め・やや硬め・しっかり硬め」の4パターンとなってます。

またカバーは裏表それぞれ夏冬仕様となっており、季節によって切り替えられるため、1年中快適な睡眠環境を整えながら使用できるという特徴を持っています。

また、内部のウレタン構造が「スリット加工」されているので空気が外に押しだされやすいことも、良い睡眠環境を構築できる要因のひとつです。

コアラフトンOASISと他人気三つ折りマットレスとの比較

コアラフトンOASISと他人気三つ折りマットレスを比較してみました。それぞれ良いところがあり迷いますが、あなたが求める特徴を持つマットレスを見つけてみてください。

今回比較してみたのは眠ハック一押しの2商品「NELPANDA リーフマットレス」と「雲のやすらぎ三つ折りマットレス」です。

NELPANDA リーフマットレス

NELPANDA リーフマットレスは人気上昇率でトップのマットレスです。特徴は高弾性ウレタンフォームによる「高体圧分散性」「もっちりした寝心地」「寝返りサポート力」。また、通気孔の多いウレタンフォームなので他と比べて格段に通気性が高いです。

高弾性ウレタンフォームは高級素材のラテックスに近い品質です。「ラテックスを使えば良いんじゃない？」と思われるかもしれないですが、ラテックスにすると価格が高くなってしまいます。NELPANDAからは値段を抑えつつ高品質さを実現した企業努力を感じます。

NELPANDAを見る

雲のやすらぎ三つ折りマットレス

雲のやすらぎは10年以上のロングセラーを誇る人気ブランドです。特徴はふわふわして厚みがしっかりあるところ。体圧分散性が高く、体重が重ためな人やがっちり体型の人の身体もしっかり支えてくれます。やや軽めで押し入れにしまいたい人にはうれしいでしょう。他と比べるとへたりやすい傾向で、寿命は4～5年程度です。

雲のやすらぎを見る

コアラフトンOASISのよくある質問

コアラフトンOASISのよくある質問を簡単にまとめています。

保証はある？

コアラフトンOASISの保証は「5年製品保証」と「120日間返品保証」とがあります。

他のコアラマットレスのように柔らかめ？

他のコアラマットレスに比べると、しっかり硬めです。しっかり硬めになっているのは、厚みが8cmしかないので同じような柔らかさだと床付きするからでしょう。

押入れにしまうには重たい？

力に自信のない場合には9.7kgは少し重たく感じると思います。また、腰にグッと力を入れるとぎっくり腰の原因にもなってしまいます。腰痛持ちの方は気をつけるべきです。

まとめ

コアラスリープはオーストラリアに本社を構えていますが、「コアラフトンOASIS」は母国での販売はなく、日本人のライフスタイルに合わせた日本だけのモデルです。

そのためもちろん寝心地も日本人が好きなちょうど良い硬さとなっています。

ボリュームのあるNewコアラマットレスのような贅沢な寝心地よりも、敷布団のようなしっかりめな寝心地が好きな人におすすめできるマットレスでしょう。

ぜひ参考にしてみてください。

以下のページでは「折りたたみすのこマット」まとめてます。コアラフトンOASISをご購入の際は、湿気対策のためにもあわせて確認してみてください。

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