睡眠は一番の美容法ともいわれるほど大事なものなのはご存じでしたか?。
あなたも寝不足が続いて肌荒れができた経験はあると思います。寝不足になると肌のツヤやハリはどんどん失われるのです。
今回はなぜ寝不足になると肌荒れになるのか、そのメカニズムや寝不足にならないための簡単な方法を提案していきます。
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寝不足で肌荒れになる主な原因は2つ
寝不足で肌荒れに原因は「ターンオーバーの遅れ」「皮膚繊維芽細胞」の2つがあります。
ターンオーバーの遅れ:正常な周期は約1か月
ターンオーバーとは「皮膚の新陳代謝」のことで、毎日少しずつ進み約1か月ほどの周期で表皮が生まれ変わります。日焼けした肌もこのターンオーバーがあるから元に戻るのです。サイクルの間隔が長くなる主な原因は「加齢」ですが、他にも「寝不足」が原因となることがあります。
つまり、寝不足による肌荒れは、肌のターンオーバー(生まれ変わり)が間に合っていない結果といえます。
皮膚繊維芽細胞の不活性化
皮膚繊維芽細胞は肌のコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどの保湿成分をつくりだす、表皮の億「真皮層」にある細胞です。この皮膚繊維芽細胞が不活性化するとコラーゲンやヒアルロン酸といったプルプル成分の生成が減ってしまいます。
寝不足により成長ホルモンの分泌が低下することで皮膚繊維芽細胞の働きも低下するため、結果肌がかさつきバリア能力が減り、肌荒れへと繋がってしまうのです。
寝不足にならないために日中できること5つ
- 日光浴をする
→特に朝のウォーキングが効果が高い - リズム運動をする
→簡単にできる運動は首回し - トリプトファン(アミノ酸の一種)の摂取
大豆/牛乳/豚肉/バナナ/はちみつなど - 感動の涙を流す「涙活」
→ストレス発散法としても有名 - 腹式呼吸をする
→腹式呼吸で横隔膜をうごかすことが神経を刺激
どれも簡単に生活に取り入れることができるのでチャレンジしてみましょう。
【まずはココから】パジャマに変えて寝不足解消!
なかなか寝付けない時もありますよね。
寝付きがわるい時の方法を調べているうちにこんな面白いデータを見つけました。
「寝間着をパジャマに変えたときの寝つき時間/夜中目覚める回数の関係」です。
これは普段パジャマで寝ない方対象で、1週間ごとにパジャマとジャージなどパジャマ以外で寝たときの「寝つき時間」「夜中の目覚め回数」を測定した結果です。
左は寝つき時間で、パジャマで寝た場合の方が9分短縮し、右の目覚め回数も15%減少しています。
同研究成果では、パジャマが睡眠に及ぼす効果として2つのことをあげています。
パジャマの効果
- 衣服としてのパジャマ
- 気分の変換
衣服としてのパジャマ
パジャマは眠るときのための衣服ということもあり、眠りに適した性質を持っています。
眠りに入るときは体熱の発散が大事です。
人は体温を下げることで睡眠に入るのは知っていると思います。
実は汗をかくことには「体熱を外に逃がす」という意味があります。
パジャマは通気性や吸湿性にすぐれているので、この「体熱を外に逃がす」という観点で見るととても適しています。
スウェットで寝る方も多いですが、本来の役割はパジャマではないので汗の気化が妨げられ、寝心地の悪さの原因となります。
気分の転換としてのパジャマ
単純に部屋着からパジャマへ着替えることで「起きる時間」から「眠る時間」に切り替えることができる心理的な効果です。
これは案外重要なことで、眠りへの切り替えは意識的に変換することはむずかしく、心理状態によって左右させることが必要といえます。
その手段の一つとしてのパジャマ効果です。
「衣服」として、「気分転換」として両方を満たすおすすめパジャマ
パジャマは良い睡眠をとるために有効な手段だというのがわかったと思います。ここでは質の良い睡眠のための質の良いパジャマブランドを2つご紹介していきますのでぜひ参考にしてください。
たいせつな人へのギフトにもおすすめできますよ。
Foo Tokyo フートウキョウ
Foo Tokyoはシルクを使ったパジャマをメインとした「おうちでの上質なライフスタイルを提案する」ブランドです。シルクのパジャマは美肌効果があるといわれ、寝不足解消と美肌づくりに励む人にはうれしい商品ですね。パジャマの他にもルームフレグランスやタオルなど、大人女子に嬉しいアイテムがそろいます。ギフトにも喜ばれること間違いないので、ショップ内をくまなくチェックしてみると良いでしょう。
BAKUNE リカバリーウェア
株式会社TENCIALが展開するブランド「BAKUNE」のリカバリーウェアは、一見スウェットですがただのスウェットではありません。セラミックの粉末を加えた特殊素材の「SELFLAME®︎」を使い、遠赤外線効果による血行促進が期待できます。血行促進をすることで、よく眠れる環境づくりをサポートしてくれるはずです。
寝不足と肌荒れの関係まとめ
今回は寝不足とお肌の質の関係について触れました。
寝不足はターンオーバーや皮膚繊維芽細胞の不活性化を引き起こし、肌荒れを助長してしまいます。
睡眠の質を上げるためには以下の5つを意識してみて下さい。
- 日光浴をする
→特に朝のウォーキングが効果が高い - リズム運動をする
→簡単にできる運動は首回し - トリプトファン(アミノ酸の一種)の摂取
大豆/牛乳/豚肉/バナナ/はちみつなど - 感動の涙を流す「涙活」
→ストレス発散法としても有名 - 腹式呼吸をする
→腹式呼吸で横隔膜をうごかすことが神経を刺激
すべてのことを取り入れようとするとなかなかできないものです。
当サイトで提案する簡単な第一歩として、パジャマを替えることをおすすめします。睡眠の質を上げて、美肌を目指しましょう!
眠ハック編集長