ポケットコイルマットレスの寿命は何年?耐久年数を上げるコツ

ポケットコイルの価格は、マットレスの中でも比較的高めです。お値段なりに機能性にも優れていますが、寿命や耐久年数も気になりませんか。

今回はポケットコイルの寿命と寿命を伸ばすコツについて。寿命を迎えたサインも紹介するので、買い替えを迷っている人は参考にしてくださいね。

ポケットコイルマットレスの寿命はどれくらい?

ポケットコイルマットレスの寿命は、8~12年が目安とされています。低反発や高反発、ファイバーのマットレスに比べて寿命は長めです。

マットレスは素材に関わらず、使っているうちに劣化します。劣化する主な原因は、私たちの寝汗や体重による負荷です。マットレスの状態の良し悪しは、睡眠の質にも影響を与えます。毎日ぐっすり眠るためにコマメにお手入れをして、いい状態を長持ちさせましょう。

ただ、マットレスの寿命は、あくまでも目安です。マットレスの品質や価格、私たちの使いかたによっても寿命は変わります。もともと高品質のマットレスでも必要な手入れを怠れば、寿命は短くなるでしょう。

ポケットコイルマットレスの寿命と耐久性を延ばすコツ

マットレスはより長く、よりいい状態で使いたいですよね。マットレスの寿命と耐久性を延ばす3つのコツを紹介します。

  • 湿気対策をする
  • 定期的にローテーションする
  • マットレスを保護する

湿気対策をする

ポケットコイルマットレスを使うなら、必ず湿気対策をしましょう。マットレス内部に溜まった湿気は、劣化を早める大きな原因のひとつです。そもそもマットレス内部に湿気が溜まる要因は、私たちの寝汗です。毎日のコップ1杯の寝汗が、マットレスに吸収されて湿気として溜まります。

 

ポケットコイルマットレスに溜まった湿気は、陰干しで除去してください。少なくとも週1回は、壁に立てかけて風を通すと効果的です。ただ、女性や年配の人がポケットコイルを持ち上げるには、かなり重いはず。心配な人は、すのこタイプのベッドフレームを選びましょう。通気性がよく湿気対策もできて、ポケットコイルマットレスが長持ちします。

 

定期的にローテーションする

ポケットコイルマットレスは、定期的にローテーションしましょう。ローテーションとは、マットレスの上下表裏を入れ替えながら使うことで、長持ちさせるもっとも簡単なコツです。

 

マットレスは使ううちに、体重による体圧でヘタります。いくら大きいマットレスでも、私たちが横になるのはだいたい真ん中。同じ部分にばかり体圧が集中して、内部のポケットコイルが回復しにくくなります。

 

ポケットコイルマットレスは、最低でも3カ月に1回はローテーションしましょう。上下左右、均等に負荷がかかり、劣化するスピードが緩まります。ただ、シングルでも20kg前後と、かなり重いマットレスです。裏返すときは、家族や友人に手伝ってもらってくださいね。

 

マットレスを保護する

ポケットコイルマットレスを使うなら、あらかじめ「ベッドパッド」や「敷パッド」で保護しましょう。寝汗による湿気溜まりや汗染み汚れから守ってくれます。

そもそもベッドパッドとは、マットレスとシーツの間に敷いて、マットレスを汚れから守る目的で使います。吸湿性にも優れており、防ダニや防臭にも効果的です。

敷パッドはシーツの上に敷いて、快適性を高める目的で使います。直接肌に触れるため、肌触りにこだわったものが多いのも特徴です。

使いかたや使う目的は異なりますが、どちらも吸湿性に優れた便利なアイテム。敷くだけで簡単にマットレスを守れるので、ぜひ使ってみてくださいね。

ポケットコイルマットレスの買い替えタイミング5選

マットレスを買い替えるタイミングが分からず、なんとなくズルズル使っていませんか。ここではポケットコイルマットレスを買い替えるタイミング5選を、詳しく紹介します。

 

  • スプリングが外に出ている
  • スプリングからギシギシ音がする
  • スプリングが背中に当たる
  • マットレスのヘタリがひどい
  • 表面に破損や汚れがある

 

①スプリングが外に出ている

ポケットコイルに内蔵されているスプリングが外に出ていたら、買い替えのタイミングです。マットレス内部の詰め物や表地も突き破ってはみ出した金属が、あなたの体に刺さる可能性があります。

 

「マットレスの端のほうならいい」と考えるのは、かなり危険です。睡眠中の動きは、自分自身で制御できるものではありません。万が一のことを考えて、早めに買い替えましょう。

 

②スプリングからギシギシ音がする

マットレスからギシギシ音が聞こえるようになったら、買い替えをおすすめします。ギシギシ音は、ポケットコイルに内蔵されているスプリングがこすれあう音。スプリングの劣化や変形といった何らかの不具合が原因です。

 

ギシギシ音はスムーズな入眠を妨げて、睡眠の質を低下させます。寝返りを打つたびに耳元でギシギシ、気にならないはずがありませんよね。そんな状況が長く続けば、睡眠不足になるのは確実です。

 

③スプリングが背中に当たる

マットレス内部のスプリングが背中に当たる感じがあれば、買い替えを検討しましょう。違和感を覚えたまま使い続けていると、睡眠の質の低下や体を痛める可能性もあります。

 

厚めのマットレスカバーやマットレストッパー背中に当たる感じを和らげることはできます。ただ、根本的な解決にはなりません。なるべく早めに買い替えるようにしましょう。

 

④マットレスにヘタリがある

マットレスは使い続けているうちに、内部の詰めものがヘタっていきます。寝たときに体が沈みすぎる、腰が沈んで「く」の字になるといった状態であれば、早めに買い替えを検討してください。

 

ヘタリのあるマットレスを使い続けると、寝姿勢が崩れます。崩れた寝姿勢は、腰や肩にもかなりの負担です。腰痛や肩こりといった不調も感じるようになるでしょう。

 

⑤表面に破損や汚れがある

ポケットコイルの表地に汚れや破損があるときは、マットレスの買い替えをおすすめします。私たちの体や睡眠に影響はありませんが、マットレスの状態は悪化する一方です。破れはさらに広がり、内部の詰めものやスプリングが外に出てくるかもしれません。

 

また、表地にカビが生えているのもNGです。マットレスのホコリや湿気を好むカビは、空気中にも浮遊します。浮遊したカビが体内に入ると、軽い咳や微熱、さらには重度のアレルギーの原因に。マットレスに一度生えたカビの除去は、簡単ではありません。早めの買い替えを検討してください。

まとめ

そもそもマットレスは、一生ものではありません。どんなに高品質なポケットコイルマットレスでも、8~12年が寿命です。

定期的なローテーションや湿気対策をして、より長くより快適に使えるようにしましょう。

それでもスプリングが外に出ている、ギシギシ音がする、ヘタって腰が沈むときは、マットレスが寿命を迎えたサインです。

なるべく早めに、マットレスの買い替えを検討してくださいね。

 

  • この記事を書いた人

眠ハック編集長

身長175㎝、体重62㎏。睡眠の質を高める寝具の重要さに気づいて7年経つ寝具選びのプロ。とっかえひっかえで腰痛にやさしいマットレスを探し続け、いまはエマハイブリッドを愛用。寝室はマットレスだらけ。自己紹介ページ

-快眠マットレスおすすめ17選