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マニフレックスの寿命はどのくらい?|へたりの判断の仕方

マニフレックスは安いものではありません。

そのためマニフレックスを購入したい方の中には、マットレスや枕の寿命を事前に知っておきたい人も多いはずです。

この記事ではマニフレックスのマットレスや枕の寿命がどれくらいなのかを解説していきます。

アウトレットがあるか見る

マニフレックスの寿命は何年くらい?

マニフレックスのマットレスと枕それぞれの寿命を推察していきます。

あくまでも「推察」なのは公式サイトにもどこにも「寿命は○○年」といった記載はないからです。

マニフレックスマットレスの寿命

マニフレックスマットレスの寿命はモデルによって差がありますが、約5~12年の範囲内だと推察できます。

耐久性には「密度D」という単位の数字で、ある程度の予想は可能になります。

以下は高反発ウレタン素材の密度に対する寿命を表でまとめたものです。

ウレタン密度参考表

例えばマニフレックスメッシュウイング(31D)だと10年の製品保証、オクラホマ(31D+75D)だと12年の製品保証がそれぞれ設定されています。

目安の耐久寿命は上記表とはなりますが、実際マニフレックスはそれ以上の製品保証期間を設けていることから、一般的なマットレスよりも長く使えると考えて良さそうです。

マニフレックス枕の寿命

マニフレックスの枕の寿命はおよそ3~5年と推察できます。

一般的な枕だと長くて3年といわれているので、それよりも少し長く快適に使用できるといえるでしょう。

マニフレックス枕の寿命についての口コミを探してみると、4~5年でへたりが目立ち始めて買い替えをしている人が多く見られました。

マニフレックスの枕には3年の長期保証がついています。

最低でも3年は問題なく使用できると公式からお墨付きをもらっているようなものです。

長く使用できる分、マニフレックスの枕はコスパが高いといえます。

寿命の判断はへたり具合

マニフレックスのマットレスも枕も、寿命はへたり具合でチェックしましょう。

マニフレックスのウレタンは独自開発した「エリオセル」が使われています。

エリオセルは反発力や通気性、耐久性に優れ、季節変化にも強い特殊なウレタンフォームですが、使い続けるとへたりとして変化が生じます。

もしマットレスや枕をへたった状態のまま使用し続けた場合、睡眠の質が下がるばかりでなく、腰痛や肩こりなどにも影響してくるでしょう。

へたりが生じて寿命が来たなと感じたら、迷わず新しいものに交換することをおすすめします。

マニフレックスは長期保証で安心できる

マニフレックスのマットレスと枕には長期保証が付いています。

枕はすべてのモデルが3年保証なのに対し、マットレスはタイプによって「10年」か「12年」に分かれます。

マットレスの保証については以下の一覧を参考にしてください。

マニフレックスマットレスの保証一覧
10年保証 12年保証
三つ折りタイプ
・メッシュウイング
・DDウィング
・ブレストウィング
▼マットレスタイプ
・モデル246
・オクラホマ
・モデルローマ
・モデルトリノ
・フラッグFX
・175

表のとおり、三つ折りタイプが10年保証マットレスタイプが12年保証となっています。

三つ折りタイプで10年も保証が付いているのは他ブランドではなかなかありません。

他に布団タイプが2種類ありますが、そちらは3年保証に設定されています。

ただマニフレックスには長期保証があっても、新品と交換するための条件は少し厳しめなので事前に確認しておいた方が良いでしょう。

長期保証の条件

長期保証の条件を確認しておきましょう。まず公式サイト内の「よくある質問」に保証について書かれていたのでごらんください。

マニフレックスの保証は芯材のヘタリに対する保証となっております。通常のご使用の範囲に置いて芯材が目視できるほど変形した場合はこの保証の対象となります。
※へたりとは、横からはっきりと目に見える凹みが確認できるような状態。もしくは押しても戻ってこない弾力のない状態をいいます。
※カビ・汚れ・側地の破損・タバコによる焦げや外部からの損傷、天災などによる破損は除きます。
※寝心地は保証の対象外でございます。

 

この文章からわかる長期保証の条件を解説していきます。

  1. 補償対象は「ヘタリ」のみ対象
  2. 通常の使用の範囲内でへたった場合のみ適用
  3. ヘタリはハッキリと目に見えるへこみであること
  4. または、押しても戻ってこないほど弾力を失った場合
  5. カビ・汚れ・破損など外部要因での損傷は対象外
  6. 寝心地が自分に合わなかった等も対象外

「ヘタリ」がどれくらいなのか具体的な数字が記載されていなかったので、感覚で「ハッキリと目に見えて凹んだ」といえるくらいでないといけません。

また、「押しても戻ってこない」というのも抽象的なので判断がむずかしいところですね。

購入した店舗に写真付きで問い合わせることをおすすめします。

マニフレックスを寿命をさらに長持ちさせる方法

マニフレックスは高級ブランドです。せっかく購入した寝具は長く快適に使用し続けたいはず。

ここではマニフレックス購入後のお手入れ方法を簡単にまとめています。

定期的な陰干しをする

スリーピーとうふ いなり 口コミ

こんな感じです。※別ブランド

風通しの良い部屋で、壁に立てかけて陰干ししましょう。

マニフレックスの中材は、特殊構造で通気性が良いとはいっても油断するとカビが生えてしまったり、湿気を含み寝心地の劣化に繋がります。

湿気の多い季節や地域では週に2~3回、通常の季節でも週に1回程度おこなうことを心がけるとカビ対策になります。

ローテーションをする

マットレス ローテーション

ローテーションはへたりにくくするためにおこないます

同じ向きで使用を続けると、同じ部位に負担がかかり続けることになります。特に肩や腰部分がもっとも体圧が強くかかる部分で、へたりやすいといえます。

ローテーションをすることで、体圧がかかる部位を分散してへたりにくくなります。

3ヵ月に1度のペースが理想ですが、最低でも6か月に1度はローテーションをしてマットレスの向きを変えましょう。

除湿シートを使う

湿気が溜まらないようにするために除湿シートを使いましょう。

除湿シートを敷くと、寝汗や空気中の湿気も吸いとってくれてマットレスに湿気が届くのを防いでくれます。

マニフレックスにもマニ・シートドライという除湿シートがあるのでぜひチェックしてみてください。

使い方は、マットレスの下に敷いても上に敷いても使えます。また、ボックスシーツとマットレスの間にはさむと寝心地良く活用できます。

プロテクターを使う

マットレスプロテクターを使用すると、外部からの汚れや水分からマニフレックスが直接被害を受けるのを防いでくれます

プロテクターとはどんなものなのか知らない人も多いと思います。

海外のマットレス文化の中ではごく一般的な寝具ですが、日本では今まで布団文化だったのもあり、あまり普及していないのが現状です。

しかしマットレスが日本に広まっている現代ではプロテクターの使用も一般化するべきだと考えます。

プロテクターを使うことで、マットレス本体の寿命を縮ませないことができるので、ぜひ使用してみましょう。

当サイトでおすすめするプロテクターは「プロテクトアベッド」という商品です。

詳しくはこちらの記事で紹介しています。

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  • この記事を書いた人

今 真一

【上級睡眠指導士782号】 身長175㎝/体重62㎏。睡眠の質を高める寝具の重要さに気づいて7年経つ寝具選びのプロ。腰痛にやさしいマットレスが特に好き。寝室はマットレスだらけです。 自己紹介ページ

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