※現在販売休止中です。
エマスリープからエマ・マットレスコンフォートが販売開始しました。
この記事ではエマ・マットレスコンフォートの特徴、私自身の体験レビューや他モデルとどんな違いがあるのかをまとめています。
目次
エマ・マットレスコンフォートとは?|構造上の特徴
エマ・マットレスコンフォートは、エマスリープが2023年8月から販売しているスタンダードなモデルです。販売休止しているエマ・マットレスとの違いはポケットコイルを使っているか、ウレタンフォームのみなのかとなってます。
構造上の特徴は以下の3つです。
- ポケットコイル
- 3層構造
- 7ゾーニング構造
エマ・マットレスコンフォートの種類はポケットコイルマットレスです。
上層から、Aeroフォーム(ウレタン)・ポケットスプリング・Supportiveフォーム(ウレタン)の3層構造となっています。
また、マットレスは頭からかかとまで7つの部位を元に7つのゾーンに分けられ、各箇所で適切な硬さに調整されています。これを「7ゾーニング構造」といい、体圧分散の向上が見込まれています。
エマ・マットレスコンフォートの評価
エマコンフォートを実際に体験して評価、寝心地を写真付きで解説しています。まずは筆者自身のレビュー評価をごらんください。
レビュー評価
▼総合評価:77.5/100点
硬さの見方は?
硬さ | 推奨体重 | 推奨体型 |
---|---|---|
0~3 | 40kg以下 | 小柄・お子様 |
4~7 | 41~69㎏以下 | 痩せ~ふつう |
8~10 | 70kg | ふつう~がっちり |
※体験者:身長175cm/体重65kg/ふつう体型
※当サイトの評価基準について
評価に対するコメント
エマ・マットレスコンフォートはポケットコイルマットレスのお手本といった寝心地でした。ただ一般的なポケットコイルマットレスと比べて、上層のエマ独自ウレタンの適度な硬さにより、フィット感と体圧分散性・サポート性のバランスが絶妙に計算されているような印象です。また、半額時なら5万円前後で手に入ります。この価格帯で、10年使えて寝心地も良く保証も5年ついているのでコスパは非常に高いです。初めてポケットコイルを購入する人や、腰に負担がかかりにくいマットレスを探している人にもピッタリなマットレスです。
エマ・マットレスコンフォートの体験レビュー
エマスリープのエマコンフォートを実際に購入したので使用感をそのままお伝えしていきます。
開梱~設置
開梱や設置
- 圧縮梱包
- コンパクトだけど重たい
- 完璧な復元までは時間がかかる
エマコンフォートはエマスリープの他モデルと同様に、圧縮梱包で届きます。シングルでも約20kgあるので、コンパクトとはいえ重ためです。
ベッド上で開梱していきます。
ひとりでも簡単に設置できます。
あっというまに「プシュー」という音とともに膨らみました。
少しだけ圧縮されていた痕跡が残取手います。
ただウレタンフォームだと復元に数時間かかりですが、エマコンフォートはコイルなので比較的早く復元します。
質感・硬さ
質感・硬さ
- 他モデルと同じカバー
- 硬さはふつう程度
- 高い弾力性を感じる
エマコンフォートのカバーはエマスリープの他モデルと同様のカバーです。
突っ張りにくく寝心地が邪魔されないような伸縮性があり、通気性の高いウルトラドライカバーです。
裏地の縫製もきれいです。
裏地は見えないからといってわりと雑なメーカーもあるので気をつけてみた方がいいですよ。
エマは中国にある工場製ですが、認証工場なので製品の質は申し分ないです。
手で押したときの硬さは、フィット感のあるようなちょうど良い柔らかさがある印象。
カバーを外して押してみた様子です。
上層のAeroフォームという名前のウレタンフォームがしっかり包み込んでくれそうな感じがします。
Aeroフォームの厚さは約3cmあります。
そのAeroフォームをグッと押した先にコイルの反発力がある感じです。
コイルの高さは約19cmとなっており、比較的高め。コイルは高いほど柔らかく奥行きのある寝心地になる傾向です。
手で押したときの感覚も柔軟に受け止められている感じでした。
寝心地|あお向け・横向き
寝心地
- あお向け:全体に体圧が分散されているのがよくわかる寝心地
- 横向き:適度な沈み込みにより寝姿勢がきれいになる
まずあお向けのときです。身体全体にちょうど良いフィット感を感じます。
体圧が分散されているのがよくわかるような寝心地です。以下の写真をみると荷重のかかりやすい腰まわりが適度に沈み、体のラインに沿ってピタッとフィットしているのがわかると思います。
すきまがないことは体圧を効率よく分散できていることを示します。センターハード構造なので特に荷重のかかる腰が沈み込みすぎないため、寝姿勢が整っているのもポイントです。

真ん中がやや硬め
つまり、腰が痛いと悩んでいる人にもおすすめできるような寝心地です。
続いて横向きです。
横向きもとても素晴らしい寝心地だなと思います。
あお向けのときと同じく、腰や肩など荷重のかかりやすい部位が適度に沈みます。カバーを外してみるとわかりやすいと思います。
そのおかげで寝姿勢がきれいで、首の頸椎から背骨を通り、足先までまっすぐになっていることがわかりますよね。
これ以上ないというくらい正しい寝姿勢なので、体への負担が軽減されているといえます。
また、横向きのときは肩まわりが圧迫されやすいですが、エマコンフォートの柔らかさと弾力は不快になるほどの負担を感じさせません。
寝起きで肩こりや腕のしびれを感じていた人も、これならかなり改善されるのではと感じるレベルです。
寝返りのしやすさ
寝返りのしやすさ
- スプリングの弾力のおかげで非常にスムーズ
- ポンとはね返るイメージ
エマコンフォートとスダンダードモデルのエママットレスと比較しても、寝返りのしやすさは断トツでわかりやすい違いだと思います。
エママットレスはウレタンフォームのみでしたが、エマコンフォートはスプリングコイルです。バネの反発のように、ポンとはね返るイメージで寝返りがしやすい弾力性の高さをもっています。
エマ・マットレスコンフォートの口コミや評判
エマ・マットレスコンフォートの一般の口コミや評判をまとめています。
※まだ口コミは集まっていません。
エマ・マットレスコンフォートと他モデルの違い
価格や素材などスペックの違いは以下の表でまとめてます。
エママットレス(スタンダードモデル)との違い
商品画像 | ![]() |
![]() |
---|---|---|
商品名 | エマ・コンフォート | エマ・マットレス |
価格(税込) | 99,000円 →48,500円 |
99,000円 →48,500円 |
硬さ | ![]() |
![]() |
重さ | 19.46kg | 21kg |
厚さ | 22cm | 25cm |
保証 | 10年 | 10年 |
試用期間 | 100日間 | 100日間 |
詳細 | >>商品を見る | >>商品を見る |
エマコンフォートはポケットコイルマットレスなのに対し、エママットレスはウレタンフォームのみを使用したモデルです。価格は同じで、厚さや重さが少し違います。
硬さの違いはほぼありませんが、感覚的にはポケットコイルマットレスのエマコンフォートの方がしなやかな硬さをもち、エママットレスの方はしっかりした反発力がある感じです。
エマハイブリッドとの違い
商品画像 | ![]() |
![]() |
---|---|---|
商品名 | エマ・コンフォート | エマ・ハイブリッド |
価格(税込) | 99,000円 →48,500円 |
133,000円 →66,500円 |
硬さ | ![]() |
![]() |
重さ | 19.46kg | 23kg |
厚さ | 22cm | 24cm |
保証 | 10年 | 10年 |
試用期間 | 100日間 | 100日間 |
詳細 | >>商品を見る | >>商品を見る |
硬さの違いは?
エマ・マットレスコンフォートとエマ・ハイブリッドの硬さ違いを、公式サイトにあった指標を参考に説明します。
エマ・マットレスコンフォートはやや柔らかめに近い硬さで、エマ・マットレスハイブリッドがやや硬めです。これは、エママットレスハイブリッドの方が体を支えるサポート性が高いことを示します。
特徴の違いからいうと、エマ・マットレスコンフォートは上層のウレタン層が薄く、ポケットコイルのしなやかな寝心地をダイレクトに感じやすいことからフィット感が高めで柔らかめの寝心地になります。一方、エマ・マットレスハイブリッドは、ポケットコイルの上にウレタンが3層合計6cm分あるため、高反発ウレタンフォームのサポート性が重視された寝心地となります。
そのため、エマ・マットレスコンフォートは「フィット感が高い方が好き」「柔らかい寝心地が好き」という人におすすめでき、エマ・マットレスハイブリッドは「寝返りしやすい方が良い」「腰痛対策したい」という需要に応えやすい寝心地になっていることがわかります。
エマ・マットレスハイブリッドの口コミ評判やレビューはこちらの記事でまとめています。
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参考【体験レビュー】エマ・マットレス ハイブリッドの口コミ評判|デメリットも紹介!
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エマ・マットレスコンフォートのお手入れはどうすればいい?
エマコンフォートはカビ防止のためにも定期的な陰干しが必要です。
湿気の多い時期で週に1度、普段は月に1度くらい壁に立てかけて、換気しながら陰干ししましょう。エマは取っ手があるので持ち上げるのはとても楽です。
また、本体の専用カバーは使い方によって洗濯頻度が異なります。
別途シーツや敷パッドを使う場合は、2~3ヵ月に1度、シーツなどを使わずに直接寝る場合は週に1度洗濯しましょう。
ただし、本体専用カバーはそこまで洗濯耐久性がなく、数回洗うと毛玉ができるのでなるべくシーツや敷パッドを使うことをおすすめします。
エマ・マットレスコンフォートのよくある質問
エマ・マットレスコンフォートのよくある質問をまとめています。
セールはいつ?
エマ・マットレスコンフォートの最新セール情報は以下の記事でまとめてます。
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参考【10月最新】エマスリープのセールはいつ?クーポンなど最安値で手に入れる方法まとめ
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両面使える?
エマコンフォートは片面仕様です。
裏面は滑りにくい生地となってます。
エマコンフォートのコイル数はいくつある?
実際に数えてみたら495個ありました。
100日間の返品保証はある?
エマスリープの他モデルと同様に100日間の返品保証サービスが適用されます。なお、返品の流れはとても簡単で業者に直接依頼することもなくスムーズです。
詳しい流れはこちらの記事で紹介しています。
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参考エマスリープの返品手順5ステップと返品時の注意点
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腰痛持ちの人にもおすすめできる?
エマ・マットレスコンフォートが腰痛持ちの人にもおすすめできるかは、人によってさまざまなのではっきり答えることができません。しかし、比較的柔らかい寝心地のため、体重が高い人は沈み込みすぎて寝返りしにくいと感じる可能性があります。
エマスリープのモデルの中で腰痛対策におすすめなのは「エマ・マットレスハイブリッド」です。
床に直置きできる?
床に直置きは可能です。裏面は滑り止めが付いていますし、側面には移動や立てかけに便利な取っ手が付いているため、分厚いマットレスの中では比較的直置きしやすいタイプです。
カビ対策については以下の記事をご参考ください。
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参考エマスリープのカビ対策5選|みんなが実際にしてる湿気対策も紹介!【アンケート調査】
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別途シーツは必要?
エマスリープのカバーは着脱や洗濯可能ですが、より長く清潔に使用するためにはシーツやベッドパッド、もしくはマットレスプロテクターが必須です。
シーツはマットレスの厚みを覆えるようなマチがあるボックスシーツタイプがおすすめです。ベッドパッドはシーツだけでは心もとないと感じた場合に購入しましょう。
一番おすすめなのは、下から[マットレス→専用カバー→ベッドパッド→シーツ]という構成です。プロテクターは防水性があるので、飲み物をこぼしたり、小さなお子様の粗相、ペットがマットレスの上に乗る場合に使うと良いですよ。
ちなみにエマ専用カバーは別売りで追加購入可能です。こちらの記事も参考にしてみてください。
おすすめのベッドフレームは?
エマスリープでは、「ファブリックタイプ」と「木製タイプ」の2種類のベッドフレームが販売されています。お部屋の雰囲気や好みで選びましょう。
私がエマ・木製ベッドフレームを実際に購入して体験したレビューがあるので良ければご参考ください。
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参考【レビュー】エマスリープの木製ベッドフレームを使ってみた口コミ|評判やデメリットも解説!
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エマスリープ以外でベッドフレームを探している人は以下の記事でおすすめのベッドフレームを紹介しているので参考にしてみてください。
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参考【専門家が厳選】エマスリープに合うすのこベッドフレームおすすめ7選
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