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高反発枕のデメリットとメリット

心地よい睡眠を得るためには、枕についての知識をしっかり知った上で正しく選ぶことが大切です。

今回は高反発枕のデメリットについてご紹介していきます。素材別の良いところ・悪いところについても解説していくのでぜひ参考にしてみて下さい。

高反発枕のデメリット3つ

マットレスデメリット

まずは高反発枕のデメリットについて紹介していきます。高反発枕のデメリットは次の3つです。

  • フィット感があまりない
  • 身体に馴染むまで時間がかかりやすい
  • 枕内部に熱気がこもりやすい

フィット感があまりない

高反発枕は硬めなので頭が沈み込まない寝心地で、低反発枕のようなフィット感がありません。癒し系のモチモチ感を重視したい方にはあまりおすすめできないといえます。

身体に馴染むまで時間がかかりやすい

日本人は綿や羽毛、低反発系の枕を使う人が多いです。そのため急に高反発枕に変えると身体に馴染むまで時間がかかることがあります。うまく身体に馴染まない場合は使用をやめざるを得ません。最終的には体に合うかどうかがたいせつですが、長くて1~2か月かかる場合もあるでしょう。

枕内部に熱気がこもりやすい

低反発枕のように深く沈まず、人によってはフィット感が得られにくいです。

また、低反発のようにやわらかくないので急に高反発に変えたときに硬いと感じやすいといえます。

素材によっては他の素材より熱気がこもることもあります。

熱気がこもりやすいのは、ウレタン素材やゴムで作られたラテックス素材が当てはまります。

高反発枕のメリット5つ

マットレスメリット

高反発枕の良いところは主に4つです。

  • 疲労回復効果が見込まれる
  • 肩や首への負担を減らす
  • 寝返りがしやすい
  • 比較的耐久性が高い
  • 冬場も素材が硬くなりにくい

疲労回復効果が見込まれる

また枕の適切な反発力と高さによって寝姿勢が正しく整えられたときには、深い眠りである徐波睡眠が長く持続する研究結果もあります。この研究結果も考慮すると、寝姿勢を整えやすい高反発枕は、疲労回復効果が見込まれるのではないかと思います。

寝返りがしやすい

高反発枕は頭が沈み込みにくい上に、その高い反発性のサポート力で寝返りがしやすくなる傾向です。寝返りがしやすくなると、無意識下の寝返りを少ない力でおこなえるので首肩の筋肉が凝るのを防いでくれます。それにより寝起き時のだるさも解消される可能性があります。

比較的耐久性が高い

高反発枕は低反発に比べ耐久性が高いです。反発力が高いと、元に戻ろうとする復元力も必然的に高まるからです。低反発枕の場合は寿命3年程度のものが多いですが、高反発枕は5年ほどもつ商品も少なくありません。

冬場も素材が硬くなりにくい

低反発枕はもちもちとした感触がメリットですが、冬場には硬くなる傾向にあるのでその持ち味が失われてしまいます。一方高反発枕はもともと中材が硬めなので、それよりも感触が硬くなることはあまりありません。

高反発枕のデメリットはこう対処しよう!

デメリットがあるからといって、高反発枕を選択肢から外す必要はありません。高反発枕が劣っている点は、簡単な工夫をするだけで解消できます。

フィット感が得られず硬く感じる場合

高さが調節できる枕を選ぶ

「頭と枕が合う感じがしない」「枕が硬い」ときには、あなたの頭の高さに合った枕を選ぶことで解決することができます。

顎は軽く引いており、背中や首に隙間ができないものを選んでください。

でも自分の頭に合う枕を選ぶのは難しいですよね。

そんなときは【高さを調節できる枕】を選びましょう!

ちなみにウレタン素材の枕だと、高さ調整できる枕が多いですよ。

枕に熱気がこもりやすい場合

通気性の良い素材や構造のモノを選ぶ

枕に熱気がこもりやすいでめりっとは通気性の良い素材を選択すれば解決できます。

また高反発ファイバー素材は空気の入れ替えがされやすいです。通気性を重視したい方は高反発ファイバー素材を選んでみるのも良いかもしれません。

熱気がこもりやすいデメリットを持ったウレタン素材を選ぶ場合は、次の項目を満たす枕を選択しましょう。

ウレタン素材を選ぶときは

  • 細かい穴がある
  • 表面がカット加工されてる

またラテックス素材を使いたい場合は、凹凸構造の枕を選ぶと蒸れを改善できる

高反発枕の素材は全部で3種類

高反発枕の素材は主に3つあります。それぞれの特徴を簡単に見ていきましょう。

糸状の化学繊維:高反発ファイバー

高反発ファイバーはポリエチレンなどの素材を糸のようにして組み立てたものです。

触り心地は、やや硬めの質感になっています。

スポンジ素材:高反発ウレタン

高反発ウレタンはスポンジのような素材を使っています。

ふんわりとした柔らかい質感が特徴です。

天然ゴム素材:ラテックス

ラテックスは、天然のゴムで作られた素材です。

100%の天然ゴムを使用した素材から80%のもの、合成のものまで、3種類あります。

天然ゴムが多く使われているほど、跳ね返る力も大きくなります。

高反発枕3素材のデメリットとメリットまとめ

高反発枕の素材3つそれぞれのデメリットとメリットです。

自分に合う素材を知るためにも大切です。
しっかり押さえておくと失敗を防ぐことができます。

高反発ファイバー素材のデメリット・メリット

高反発ファイバー素材のデメリットは2つ。

  • 基本的にかため
  • 熱に弱い

こちらの素材は跳ね返る力が強いので、枕が頭の高さと合わない場合は硬く感じることが多いです。

また、ファイバー素材は丸洗い可能なところがメリットですが熱に弱いです。

絶対に乾燥機にかけないよう注意してください。
変形して寝心地がとても悪くなってしまい、肩こりなどにもつながってしまいます。

そして高反発ファイバー素材の良いところは3つ。

  • 通気性が高く蒸れにくい
  • 枕を丸ごと洗える
  • 反発力が高く、寝返りが打ちやすい

3種類の素材の中でも特に通気性に優れているので、夏場も快適に眠ることができます。

また枕を丸ごと洗えるので、いつでも清潔を保つことができるのがポイントです。

ファイバー枕の洗い方は製品ごとに違う場合もあるので確認してください。
ただほとんどの場合は、『風呂場でぬるま湯のシャワーで洗い流す』だけで簡単に丸洗いができるでしょう。

>>高反発ファイバー枕についてもっと詳しく

高反発ウレタン素材のデメリット・メリット

高反発ウレタン素材のデメリットは2つです。

・枕に熱気がこもりやすい

・枕をそのまま洗うことができない

ウレタン素材は空気の入れ替えがされにくいので、汗をかいた時枕に熱気がこもります。

表面カットや細かい穴の施しにより空気が通りやすい商品を選択すると良いでしょう。

また枕を洗濯できない商品が多くあるので、定期的に洗濯したい方には向いていません。

メリットはこちらの2点です。

・触り心地が良く柔らかい

・へたりにくく耐久性が高い

が挙げられます。

長く使い愛用できる高反発枕が欲しい方におすすめしたい素材です。

ラテックス素材のデメリット・メリット

ラテックス素材のマイナスポイントは、主に4つ。

・ゴムアレルギーの方は使えない

・品質が悪いと臭いが強い

・枕をそのまま洗うことができない

・枕に熱気がこもりやすい

ラテックスはゴムで作られているため、ゴムアレルギーのある方は使うことができません。

商品によってはゴム特有のにおいが強いものもあり、不快感を抱く可能性が。

また、丸洗いできず通気性も高反発ファイバーより劣るので、蒸れやすい素材です。

しかし、凹凸構造のラテックス素材は、熱気がこもりにくい施しがされていますよ。

 

そしてラテックス素材の良い所は、主に2つ。

・へたりにくく耐久性がある

・天然素材により抗菌効果が期待できる

反発力があり耐久性に優れているので、型崩れせず使うことができます。

ラテックス素材は洗濯できませんが、ゴムの天然素材により抗菌効果があります。

そのため、枕を清潔に保ってくれるのがポイントです。

高反発枕のデメリットまとめ

以上、高反発枕のデメリットについて紹介しました。

高反発枕のどの素材にも良いところと悪いところがあります。

両方の側面を知ったうえで、自分に合った素材はどれかを選んでください。

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  • この記事を書いた人

今 真一

【上級睡眠指導士782号】 身長175㎝/体重62㎏。睡眠の質を高める寝具の重要さに気づいて7年経つ寝具選びのプロ。腰痛にやさしいマットレスが特に好き。寝室はマットレスだらけです。 自己紹介ページ

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