せっかく買ったマットレスなのに、柔らかすぎて腰が沈む。寝返りもしにくいし、どうにか硬くできないものか……。
そんなときは、すぐに買い替える前に試せることがあります。
結論からいうと、柔らかすぎるマットレスは、硬めのトッパーなどで寝心地を調整できる場合があります。ただし、マットレス自体が大きく沈む場合は、上に何かを重ねても改善しにくいです。
この記事では、柔らかすぎるマットレスへの現実的な対策と、トッパーの選び方、買い替えの判断について解説します。
目次
柔らかすぎるマットレスを硬くする5つの対策
マットレスが柔らかすぎると感じたときは、まず何が原因なのかを考えてみてください。購入直後なのか、長年使って柔らかくなったのかで対処法が変わります。
① 購入直後なら少し様子を見る
新しいマットレスに変えた直後は、以前の寝具との違いに戸惑うことがあります。
例えば、硬い敷布団から体にフィットするマットレスに変えた場合。実際には適度な沈み込みでも、柔らかすぎると感じるかもしれません。
寝起きに痛みがなく、単純に感触が違うだけなら、何日か様子を見てもいいと思います。
ただし、腰が明らかに沈む、寝返りがしにくい、朝起きると痛い場合は、無理に慣れようとする必要はありません。
返品保証がある商品なら、試用期間や返品条件も先に確認しておきましょう。
② 硬めのマットレストッパーを重ねる
今のマットレスをそのまま使いたいなら、マットレストッパーで寝心地を調整する方法があります。
硬めで反発力のあるトッパーを重ねることで、表面の沈み込みを抑えられる場合があります。
ただ、ここは誤解してほしくないところです。
トッパーは寝心地を調整するもので、柔らかすぎるマットレスを根本から硬くするものではありません。
例えば、腰の部分が大きく沈むマットレスに硬いトッパーを重ねても、下のマットレスが沈めば、トッパーも一緒に沈んでしまいます。
少し柔らかい程度なら試す価値はありますが、腰やお尻が深く落ち込む場合には、あまり期待しすぎないほうがいいでしょう。
具体的な商品については、マットレストッパーのおすすめ比較で詳しく紹介しています。
③ ベッドフレームの土台を確認する
意外と見落としやすいのが、マットレスの下の土台です。
例えば、ベッドの床板やすのこがたわんでいると、マットレス自体がそこまで柔らかくなくても、体が沈み込むように感じることがあります。
その場合は、まずベッドフレームの状態を確認しましょう。
床板が破損していたり、すのこの間隔がメーカーの指定より広かったりする場合は、土台側の対策が必要です。
ただし、適当な板を敷いて硬くする方法はおすすめしません。通気性を妨げるだけでなく、マットレスの保証条件に影響することもあります。
マットレスとベッドフレームの両方の取扱説明書を確認してください。
④ 両面仕様なら硬い面に変える
マットレスによっては、表裏で硬さが異なるモデルがあります。
そういった製品なら、裏返すだけで寝心地が変わることもあります。
最近はカバーの内部にあるウレタン層を入れ替えたり、表面のパーツを変更したりして硬さを調整できる商品もありますね。
ただし、片面仕様のマットレスを無理に裏返すのは避けましょう。
硬さ調整ができるかどうかは、メーカーの使用方法を確認してから試してください。
⑤ へたっているなら買い替える
購入時はちょうどよかったのに、最近になって腰が沈むようになった。
そんな場合は、マットレスがへたっている可能性があります。
特に、腰の部分だけが凹んでいる、寝る位置によって沈み方が大きく違う場合は注意したいところです。
へたったマットレスにトッパーを重ねても、土台の沈み込みまでは直せません。
保証期間内であれば、まずメーカーへ相談してみるのがおすすめです。
柔らかすぎるマットレスはなぜ体に合わない?
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柔らかいマットレス自体が悪いわけではありません。
問題なのは、寝る人の体格や姿勢に対して柔らかすぎる場合です。
柔らかい寝心地が好きな人もいますし、適度に沈み込むことで肩や腰への圧迫感が少なくなる場合もあります。
ただ、柔らかすぎると次のような問題が出てきます。
腰やお尻が沈みすぎる
仰向けで寝たときに、お尻だけが深く沈んでしまう。そんな経験はありませんか。
マットレスの支持力が足りないと、体の重い部分が必要以上に沈み込むことがあります。
その結果、寝姿勢が崩れ、腰や背中に違和感が出る場合があります。
ただし、腰が多少沈むこと自体は問題ではありません。適度な沈み込みは、体圧を分散するためにも必要です。
大切なのは、柔らかいか硬いかではなく、体を無理なく支えられているかどうかだと思います。
寝返りがしにくくなる
体が深く沈むマットレスでは、寝返りをするときに余計な力が必要になることがあります。
もちろん、柔らかいマットレスでも寝返りしやすいものはあります。
実際、マットレスの反発力や構造によって、寝返りの感覚はかなり変わります。
ただ、寝返りを打とうとしたときに体が持ち上がりにくい、腰が沈んだまま動きづらいと感じるなら、マットレスが合っていない可能性があります。
ここは寝心地の好みだけでなく、実際に動きやすいかどうかも確認したいですね。
体格によって適した柔らかさは違う
同じマットレスでも、体重50kgの人と80kgの人では沈み込み方が違います。
一般的に体重が重いほど沈み込みが大きくなりやすいですが、体重だけで最適な硬さが決まるわけではありません。
寝姿勢や体型、マットレスの構造によっても変わります。
自分に合う硬さがわからない方は、マットレス診断AIで自分に合う硬さをチェックしてみるのもひとつの方法です。
反対にマットレスが硬すぎる場合は?
硬すぎるマットレスは、肩やお尻に圧迫感が出る場合があります。柔らかめのトッパーで調整できることもありますが、柔らかすぎる場合とは対処法が違います。
詳しくはマットレスが硬くて眠れないときの対処法で解説しています。
柔らかすぎるマットレスに使うトッパーの選び方とおすすめ3選
柔らかすぎるマットレスを調整するなら、基本的には硬めで反発力のあるトッパーが候補になります。
ただし、硬ければ硬いほどいいわけではありません。
体格に対して硬すぎるトッパーを選ぶと、今度は肩やお尻が圧迫される可能性があります。
そのため、私は次の3点を確認して選ぶことをおすすめします。
ここからは、眠ハックで紹介しているトッパーの中から3つ取り上げます。
ただし、いずれも下のマットレスの状態によっては十分な改善につながらないため、買い替えと比較しながら検討してください。
ソムレスタ トッパー
ソムレスタのトッパーは、高弾性ウレタンを使ったしっかりめの寝心地が特徴です。
柔らかく包み込むというより、反発力を感じやすいタイプ。表面の沈み込みを少し抑えたい人には候補になると思います。
ただし、下のマットレスが大きく沈む場合は、トッパーだけで改善できるとは限りません。
こんな人におすすめ
- 柔らかい寝心地を少し引き締めたい
- しっかりした反発感が好き
- 高弾性ウレタンの寝心地を試したい
快眠タイムズ エコラテエリート6cm
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エコラテエリート6cmは、凹凸形状のウレタンを使ったトッパーです。
ソムレスタとは少し方向性が違い、体へのフィット感も考えた設計になっています。
もともとのマットレスが少し柔らかい程度で、寝心地を調整したい人には候補になるでしょう。
一方、腰やお尻が大きく沈んでいる場合は、このトッパーを重ねても十分な改善が難しい可能性があります。
こんな人におすすめ
- 硬すぎる寝心地も避けたい
- 表面のフィット感と反発力を両立したい
- 6cm程度の厚みがあるトッパーを探している
エコラテエリートについては、エコラテエリートの寝心地や特徴をまとめたレビューも参考にしてください。
トゥルースリーパー セロ
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トゥルースリーパー セロは、ファイバー素材を使った高反発タイプです。
低反発のようにゆっくり沈み込む感触が苦手で、反発感を求める人には候補になります。
また、水洗いできる素材なので、お手入れのしやすさもメリットです。
ただし、ファイバー素材だから必ず腰の沈み込みを改善できるわけではありません。特に土台となるマットレスが大きくへたっている場合は、買い替えを考えたほうがよいでしょう。
こんな人におすすめ
- 柔らかいウレタンの沈み込みが苦手
- しっかりした反発感を求めたい
- 水洗いできる素材を選びたい
トッパーでも改善しないなら買い替えを考えよう
柔らかすぎるマットレスをどうにかしたいと思っても、残念ながら調整には限界があります。
特に、腰の部分が大きく沈んでいる場合や、マットレスがへたっている場合は、トッパーを追加するより買い替えたほうがよいこともあります。
買い替えを考えたいサイン
- 腰やお尻の部分が目に見えて凹んでいる
- 以前より寝返りがしにくくなった
- トッパーを重ねても腰が深く沈む
- 朝起きると腰や背中に違和感がある
- マットレスの保証期間が終了している
まずは今のマットレスがへたっていないか、ベッドフレームの土台に問題がないか確認してみてください。
買い替える場合も、単に硬いマットレスを選べばよいわけではありません。
体重や寝姿勢に合った支持力があり、肩や腰に必要以上の圧迫感が出ないものを選ぶことが大切です。
柔らかい寝心地が悪いわけではありません。実際、私も柔らかいマットレスのフィット感が心地よいと感じることはあります。
ただ、柔らかさと体を支える力は別の話です。
表面は柔らかくても、腰やお尻が沈み込みすぎない。そんな寝心地が合う人も多いと思います。
どうしても今のマットレスが合わないと感じる場合は、実際の寝心地を比較したマットレスおすすめランキングも参考にしてみてください。
無理に今のマットレスを硬くしようとするより、まずは自分の体に合っているかを見直してみてくださいね。