低反発枕は、商品によって使い方がそれぞれ異なります。
今回は低反発枕の中でも「ムアツ枕MP8100」の使い方をご紹介します。
ムアツ枕を使ってみたい!と思っている人は、実際に使う前に正しい使い方についてしっかり確認しておきましょう。
目次
ムアツ枕MP8100の高さはどうやって調整するの?
ムアツ枕MP8100は、1㎝と2㎝の2種類のウレタンシートがついています。
その2種類のウレタンシートで自分の好みに合わせて高さを調節することができるんです。
高さ調節の組み合わせは4段階
そのため、ムアツ枕は4段階で高さを調整することができます。
ウレタンシートを使わない場合、枕の中央は約6㎝、サイドは約8㎝の高さです。
ウレタンシートを2つとも入れると、最大で3㎝高くすることができます。
ウレタン使用枚数 | [中央/サイド]の高さ |
0枚 | 6㎝/8㎝ |
1㎝1枚 | 7㎝/9cm |
2㎝1枚 | 8㎝/10cm |
1㎝と2㎝ | 9cm/11cm |
高さを変える手順
高さを変えるのは簡単です。
- カバーの裏側のファスナーを開ける
- (凹凸の)枕本体の下にウレタンシートを入れ込む
- ファスナーを閉める
高さを替えたい場合は、まずは枕カバーの裏側についているファスナーを開けます。
ファスナーを開けると枕本体が見えるので、その下にウレタンシートを入れてください。
枕の裏側に入れ込むことで、簡単に自分の好みの高さに調整することができます。
ムアツ枕の正しい向きはどっち?
ムアツ枕は中央がくぼんでおり、外側は高くなってカーブを描くよう設計されています。
また、枕の上側と下側は高さが違います。
ムアツ枕は低い方か高い方どちらを首元に置くかを選ぶことができる枕なんです。
枕の中央がくぼんでいるので、どちらの向きでも理想の姿勢を保つことができるのです。
しかし、体格によっては低い方を首元に置くと頭側が高くなり、傾斜がついてしまいます。
傾斜がつき首が前方に曲がってしまうと、かえって肩こりやいびきが悪化する可能性が。
首や肩に隙間がないか、首が前方に曲がりすぎてないかも確認しておきたいポイントです。
ムアツ枕が横向きで寝るのに適している理由
ムアツ枕は横幅が広く作られています。
また3D構造が施されていますが、緩やかなカーブのため寝返りがしやすいです。
枕によっては横向き寝をすると頭が高くなり、首や肩に負担がかかることがあります。
しかし、ムアツ枕は横向き寝をしても頭が高くならず理想の姿勢をキープしてくれます。
仰向け寝だけでなく横向き寝にも対応しているので、寝方を気にする心配はありません。
自分に合った枕の高さの測定方法は2つ
枕の高さが合っていないと、余計に肩こりやいびきが悪化してしまうことがあります。
肩こりなどを悪化させないためにも、自分に合った枕の高さを知ることが大切です。
自分にあった枕の高さの知り方とムアツ枕での高さ調整の方法を見ていきましょう。
測り方は2種類あり、以下の方法で自分の首のカーブの深さを測ることで自分に合った枕の高さを知ることができます。
立った状態で測定する
測り方として、まず身長測定のように壁に背を向けて立ちます。
顎を軽く引き、壁から首の一番カーブの強い部分までの長さを測ってください。
測定した長さ+2㎝が、自分に合った枕の高さの基準となります。

寝た状態で測定する

まずベッドに横になります。
次に、折りたたんだタオルを頭の下に置いてください。
タオルを置いたときに、あごを軽く引いた状態を保てる高さが自分に合った枕の高さです。
枕の高さが自分に合っているのかを知るポイントは?
測定方法はわかったし、だいたいの基準は先ほどご紹介した方法でわかります。
あとはその想定結果が本当に自分に合っているかです。
枕の高さが自分に合っているかを知るポイントは3つです。
ポイント3つ
- 横向きになっても圧迫されていないか
- 寝返りがしやすいかどうか
- 仰向けのときに呼吸しやすいかどうか
横向きになっても圧迫されないかどうか
横向きになったときに、圧迫感を感じないかどうかです。
もし枕が体に合っていなければ、肩や頬に圧迫感があります。
また、首を痛めてしまう原因となってしまいます。
寝返りがしやすいかどうか
寝返りがしやすいかどうかは睡眠の質に大きく関わります。
寝返りがしにくいような枕の高さは途中で寝返りをするために起きてしまったり、自然に寝返りができないことで背中の痛みに繋がります。
高すぎても低すぎても寝返りはしにくくなってしまいます。
仰向けのときに呼吸しやすいかどうか
仰向けのときに喉が圧迫されていないかどうかです。
のどが圧迫されると、寝ているあいだに呼吸がつまってしまったり、気道が狭くなることでいびきの原因になります。
ムアツ枕(ウレタン素材)の簡単お手入れ方法
ムアツ枕MP8100はウレタン素材を使っています。
ウレタン素材は水が加わると、素材がボロボロと崩れてしまいます。
そのため、ムアツ枕は枕本体をまるごと洗うことはできません。
では、どうやってムアツ枕をお手入れすればよいのでしょうか?
枕を清潔に保つための、簡単なお手入れ方法をご紹介します。
陰干しをする
ウレタン素材は太陽の光に弱いので、陰干しをするようにしましょう。
風通しの良い日陰に置くことで、枕の中の空気が新しい空気に入れ替わります。
湿気を逃がすことができるので、枕を清潔に保つことができます。
枕カバーのみを洗濯する
ムアツ枕本体は洗濯できませんが、枕カバーは洗うことができます。
睡眠中は汗をかきやすく、枕が汚れてしまいます。
枕を清潔に保つためには、枕カバーを頻繁に洗濯することが大切です。
毎日の洗濯物と一緒に洗っても問題ありません。
ムアツ枕の使い方まとめ
ムアツ枕の気になる使い方についてご紹介しました。
ムアツ枕は4段階で高さ調整ができ、枕の向きも2種類選ぶことができます。
実際に自分に合った枕の高さを調べてから、枕の高さや向きを決めると良いでしょう。
横向き寝にも対応しているので、寝返りが多い方や横向寝の方、安心して使用できます。
また、ムアツ枕のお手入れ方法は一般的な低反発枕と一緒です。
枕本体は日陰に干し、枕カバーのみを洗濯するようにしましょう。
枕は、身体を休ませるためにはとても大切な睡眠グッズです。
正しい使い方をして、しっかりと身体を労わってあげましょう。