株式会社ネルパンが展開するマットレスブランド「ネルパンダ」の三つ折りタイプ「リーフマットレス」の口コミ評判を調査して分析しています。
また、私自身の体験した感想を交えながら解説しています。どんな人に合うのか、どんなメリットやデメリットがあるのか解説しているので購入のご参考になれば幸いです。
結論だけ言ってしまうと...
三つ折りマットレスを探している人は120日間返品保証を使ってリーフマットレスを試してみるべき。このクオリティで4万円台ならこれ以上ないくらいのコスパの良さで、他ではなかなか出会えません。高級素材ラテックスのような寝心地。腰痛を改善したい方には特におすすめです。ただ10cmと薄めなため、体重70kgくらいまでで身体のラインの凹凸が少ない方にちょうど良いかと思います。
▼動画もあります!
リーフマットレスのレビュー
総合評価 | 43/50 |
コスパ | 9/10 |
寝心地 | 8/10 |
ムレ感 | 9/10 |
肩・首こり対策 | 8/10 |
寝返りのしやすさ | 8/10 |
リーフマットレスの口コミや評判はどう?
リーフマットレスの口コミ評判をまとめて分析しています。まだ少ないですが、ネガティブな口コミは今のところありませんでした。
結論、良い口コミとしては「予想以上に気持ち良い」「腰にフィットするほど良い硬さ」「寝転がったら幸せを感じる」など、しっかり支えるマットレスながらも優しい寝心地を持っているマットレスだとわかる内容が多い印象です。
しっかりとしたつくり
寝てみた感想ですが、良い感じです。本製品は前のマットレスよりも少し硬いです。しかしながら、どことなくむっちりとした触感があり、よく眠れているように思います。膝や肘をついても、底突き感はなく、しっかりとした商品という感じを受けます。
引用:NELPANDA
「前のマットレスより硬い」とありますね。「前のマットレス」がどの程度かわかりませんが、ネルパンダのリーフマットレスは高弾性フォームです。
たった10cmの厚みしかなくても、それ1枚で使用できるほど身体を支える弾力があります。となると「けっこう硬いのでは?」とおもわれることも多いですが、高弾性フォームはラテックスマットレスのようなゴム素材を想像してみるとわかりやすいかもしれません。
上記口コミ内にもありますが、「むっちり(もっちり)」とした中に支えられる感覚があるマットレスなので、「硬すぎず」フィット感のある「ふつう~やや硬め」くらいの寝心地です。
使い勝手と寝心地が良い
前に使ったものはAmazonで適当に買った安いもので、使い始めて2ヶ月も経たない時点でヘタリが気になり、底つき感が辛く感じていました。今度は使い勝手と寝心地、どちらも妥協したくないから、こちらのマットレスを買いました。三つ折りでオフィスのクローゼットに置けるし、私のようなヘビーユーザーも喜ばせる密度の高い50Dフォームを使用してるらしいです。また、白いカバーは汚れやすいと思いましたが、洗えるし、手入れの手間もかからないです。
引用:NELPANDA
リーフマットレスは三つ折りマットレスなので、クローゼットにも収まり、カバーも外せて洗える点が使い勝手が良い理由です。また、マットレスは耐久性が低ければ1年もたたずしてへたって寝心地が悪くなります。特に信頼性の薄いブランドで安いものは初めは意外と寝心地良く感じても、3ヵ月そこそこでへたる可能性が高いのです。
一方、ネルパンダのリーフマットレスは「50D」と、とても密度の高いウレタンフォームを使用してます。50Dは約10年近く使用しても数%しかへたりが発生しないような密度で、3万円台で手に入るマットレスとしては長寿命です。
密度が表記されていないことも多いですが、他のマットレスをみるときにも少し気にしてみるとなんとなくの耐久寿命がわかるとおもうので、ぜひ意識してみてください。
来客用にする
自分用は薄いマットレスより厚いマットレスの方がいい。これは来客用にします。
引用:NELPANDA
上記口コミは、そもそも厚いマットレスが好みといった方ですね。逆をいえば、三つ折りで押し入れに片づけておけて使い勝手が良いので来客用にちょうど良いといえます。
リーフマットレスの体験レビュー
ネルパンダのリーフマットレスを実際に体験したので、レビューしていきます。
開けたときにウレタン臭がある
ダブルサイズでもこんなにコンパクトに届きます。2階へ運ぶ場合でも、わりと楽に運べます。
ウレタン臭は人によっては敏感になりやすい匂いです。
開封作業をしているときに「気にならない」と言うと嘘になるくらいには感じました。身体に害があるわけではないですが、気分が悪くなる人もいます。
ただウレタン素材を使用してるマットレスであればウレタン臭を感じるのは仕方ないので、陰干しをして匂いを飛ばしましょう。匂い成分は揮発性があり、数時間から、長くて数日で気にならなくなります。
初日はへたっている
開封初日はへたっていました。すべてのリーフマットレスがそうとは言い切れませんが、私の家に届いたものは初日だと圧縮から戻り切っていません。
開封してこの復元してない状態をみると、「不良品か?」と感じる人もいるかもしれません。ただ数日たつと問題なく復活します。写真は1週間後ですが、2,3日後には商品概要通りの厚み(10cm)になっていました。
あお向けは体圧分散性の高さを感じる
あお向けのときは身体のどこに体圧がかかるわけでもなく、均等に力が分散します。
あお向けになる前に手で押したとき、少し柔らかいかなと思ったのですがそんなことはありませんでした。10cmの薄さで身体全体をしっかりと支えてくれています。
実際の硬さや弾力は以下の動画でみるとわかりやすいと思います。
横向きは腰周りが少し気になる
私は175cm65kgですが、横向きではぎりぎり床の硬さを感じるかどうかの寝心地でした。あお向けはまったく問題ありません。
しかし横向き時の腰あたりが少し気になりました。画像をみると大丈夫そうですが、もう5cm厚みが欲しいと感じました。
10cmの厚みではいくらウレタン品質(密度:50D)が高くても、支えきれない体重や体型があります。
私以上の体重は床付きする可能性があるといえます。ただもしかしたら畳の場合は比較的柔らかいので、直置きしても気にならないかもしれません。
関連>>高反発マットレスのウレタン密度
寝返りがしやすい
寝返りがしやすいことで腰痛対策にもなります。
寝返りしやすい理由は2つあります。表面層が「高弾性フォーム」であること、「カバーに伸縮性がある」ことです。
しっかり弾力があります。これが低反発フォームだと跳ね返りの力が弱いので、寝返りのサポートをしてくれません。
上記2枚の画像はそれぞれ、トゥルースリーパー(低反発フォーム)とリーフマットレス(高弾性フォーム)の手をついてパッと離した瞬間の画像です。「戻る力が弱い・強い」がわかると思います。戻る力が強いと、寝返り時に腰を跳ね返してくれるので、少ない力で寝返りでき、腰への負担を軽減します。
また寝返りには「カバーの伸縮性」もだいじです。例えばパジャマでも伸縮性がなければ寝返りしにくいため、伸縮性のある素材がおすすめされますね。
マットレスカバーも同じで、突っ張ってしまう素材だと、寝返りの邪魔になってしまいます。
リーフマットレスの伸縮性の高いカバー素材は、寝返りを邪魔しない素材だといえます。
寝起きも楽々です。
通気性が高い設計
リーフマットレスは通気性が高く、サラサラとした寝心地です。
一般的なウレタンマットレスと比べて、通気孔が多い点や、カバーにテンセル™リヨセル繊維を40%使っている点が通気性を格段に上げています。
カバーはメッシュタイプなので、側生地としてはこれ以上ない程の通気性といえます。
フローリングで直置きしやすい
リーフマットレスの裏面は滑り止めがついているのでフローリングでも直置きできる仕様です。
直置きはしやすいですが、敷きっぱなしにする場合は、すのこやアルミの断熱シートを併用することをおすすめします。
△ファスナーが噛みやすい
個人的にファスナーの質は気にするポイントです。カバーを脱着するときにはファスナーの動きがスムーズかどうかが日々のお手入れによるストレスに関わります。
実は今回、何も考えずファスナーをあけようとしたら、半分くらい進めたときに噛んでしまいました。
この点あまり気にする人はいないと思うので、軽く触れます。
リーフマットレスで使用するファスナーのメーカーは「SBS」という中国の大手企業。悪くはないのですが、世界1位のシェアを誇る「YKK」であって欲しかった気もします。
正直使い心地が違います。ただまあ、気をつけて開け閉めすればだいじょうぶなので、大きく気にすることもありません。たまに噛むかもしれないくらいです。
ちなみに「クラウドマットレス」の方はファスナーメーカー名の刻印無しでしたが、リーフマットレスのファスナーよりも頑丈にしっかり作られていてスムーズでした。
△ソファとして使うには柔らかい
ひとり暮らしで部屋が狭い場合は、ソファ代わりとしてマットレスを使うこともありますよね。
リーフマットレスはソファとして使うには、少し柔らかいかなと感じます。沈み込みが深めなので安定感がなく座りにくいです。
\120日間返品保証で安心/
リーフマットレスで寝てみた感想まとめ
三つ折りマットレスとしては高品質で高コスパ!
「自宅でホテル並みの寝心地を得たい」と常に考える私としては、正直物足りない寝心地でした。あなたが三つ折りにこだわらないなら「クラウドマットレス」一択だとおもいます。
ただ三つ折りできる、コンパクトに収納できるという利便性を考えると、三つ折りマットレスでなければいけない人も多いと思います。その場合はここまで上等な寝心地を持つ三つ折りマットレスには他になかなか出会えないので、即決してもいいくらいです。
ただ体重が66kg以上(私以上)の場合は、床付きする可能性もあるので合わないかもしれません。もし1度寝てみて、床付きするけどこのままで良いとなった場合は、他にベッドパッドの併用で対応することもできます。
リーフマットレスのデメリットとメリット
リーフマットレスのデメリットとメリットをまとめています。
デメリット
まずはデメリットからです。
- 体重が重めだと合わない可能性がある
- カバーの洗濯には気を遣う
- 本体が汚れても洗えない
体重が重めだと合わない可能性がある
リーフマットレスは10cmの厚みしかないため、体重が70kg以上の方は底付きを感じるかもしれません。それ以下の体重の方が心地よい寝心地を堪能でききやすいはずです。70kg以上の場合は、もう少し厚めのマットレスを探してみると良いですよ。
また、身体のラインの凹凸がハッキリしていたり、反り腰の場合も同様に厚めのマットレスをおすすめします。例えば、厚さ23cmのクラウドマットレスですね。
ただ「三つ折りマットレスじゃないとダメ」な方で床付きが気になってしまう場合、少し厚めのベッドパッドを併用するという対処法もあります。
カバーの洗濯には気を遣う
カバーは繊細なテンセルという天然素材を使用してます。化学繊維の素材よりも繊細なため、洗濯ネットに入れてデリケートコースで洗いましょう。そうすることで毛玉や生地のへたりを防げます。
本体が汚れても洗えない
リーフマットレスはウレタン素材です。ウレタン素材はどのブランドのマットレスだろうが、共通して水に弱く濡れることは絶対NG。コーヒーやジュースをこぼした、子供がおねしょした、という事態になるともう汚れをとる術はなく、マットレスは捨てることになるでしょう。
そのためマットレスプロテクターや防水パッドの使用は必須といえます。
眠ハックで推奨しているマットレスプロテクターはこちらでご紹介しています。
軽い汚れであれば中性洗剤をタオル等につけてこすり取るようにして対処すると良いですよ。
メリット
リーフマットレスのメリットをご紹介していきます。
- 頻繁に洗濯する必要がない
- 低価格で腰痛改善が見込める
- 返品保証付きで購入時に安心
頻繁に洗濯する必要がない
リーフマットレスのカバーは「ポリジン®ステイフレッシュ加工」が施されています。
ポリジン®・ステイフレッシュ・テクノロジーは銀イオンを繊維に加工することにより、バクテリアの増殖を抑えます。結果、あなたの身の回りの製品が常にフレッシュな状態をキープするほか、洗濯による製品劣化の速度を遅らせることで、製品寿命を延ばすことが可能にもなるのです。
引用:ポリジン
「Ag+」という表記を見たことありませんか?銀イオン(Ag+)はウイルスや細菌への抗菌・殺菌効果が立証されている成分です。
その銀イオンを繊維に加工する技術が、リーフマットレスのカバーにも使われています。銀イオン加工のカバーには抗菌防臭効果があるので、通常よりも洗濯をする回数が少なくても清潔さを長く保てるといえます。
低価格で腰痛改善が見込める
リーフマットレスは約4万円する高価なマットレスですが、腰痛が軽減したという声も多く、改善が期待できる寝心地です。
もしも腰痛になってしまうと、整体院にかかる費用は月5,000円以上です。しかも整体は1年以上通うことがほとんど。
整体にいっても腰痛を改善できない理由に「日々使用する寝具(マットレスや枕)が身体に合っていない」といったことも指摘されます。単純に8か月分くらいの費用で、さらに寝るだけで腰痛改善が期待できます。
整体院に通う時間やお金など、考え方によってはリーフマットレスのコスパの高さを感じるはずです。
返品保証付きで購入時に安心
ネット販売だと購入時に寝心地を確かめることはできません。そのデメリットは今やメリットと変わっています。
リーフマットレスの場合は120日間の返品保証が付いています。この返品保証は購入後、実際に普段通り使用でき、その後最大120日以内ならいつでも返品できるというサービスです。
実店舗で数分試すよりもノーリスクで、確実に自分の体に合うかどうかを試すことができるので、もはやメリットでしかありません。
ただ極端に汚したり、傷をつけてしまうと返品できなくなってしまうこともあるので覚えておきましょう。返品保証関連の注意事項はこちらの公式ページで確認できます。
リーフマットレスとは|どんな特徴がある?
価格(税込) | 45,800円 ※セール中 |
サイズ | S/SD/D |
素材 | ポリウレタンフォーム 100% |
硬さ | |
厚さ | 10cm |
重さ | 8.4kg |
保証 | ・5年製品保証 ・120日間返品保証 |
リーフマットレスは株式会社ネルパンが販売する寝具ブランドの「NELPANDA」内で唯一の三つ折りタイプです。その三つ折りで敷布団として扱いやすいという特徴以外に、以下の3つがあります。
特徴
- 高弾性フォーム使用で腰痛対策
- 通気性が高くムレにくい設計
- 薄くても10年の耐久寿命がある
高弾性フォーム使用で腰痛対策
リーフマットレスは、自社開発の高弾性フォーム(NELTex)を使用していて腰痛対策に最適なマットレスです。高弾性フォームのメリットは「弾力が高く沈み込みすぎず、かつフィット感のある寝心地を得られる」ところにあります。
「弾力が高い」という特徴は寝返りのしやすさにつながり、腰への負担を減らします。
また、「沈み込みが少ない」ことも正しい寝姿勢になりやすいので、こちらも腰への負担を軽減できます。上記画像をみると背骨が歪んでおらず、まっすぐになっているのがわかると思います。
通気性が高くムレにくい設計
ウレタン素材のマットレスは通気性が悪い、ムレやすいといったネガティブ情報を目にしたことがあると思います。そのデメリットは正しい情報です。しかし各ブランドはウレタン素材のデメリットを改善するためにそれぞれ工夫をしているのです。
ネルパンダももちろん通気性に工夫をしています。
普通、ここまで穴をあけると耐久性と寝心地に支障がでてきますが、高弾性フォーム(NELTex)という高品質素材を使用しているので、問題なさそうです。
ネルパンダのリーフマットレスはというと、上記画像のとおり、1層目は無数の通気孔、2層目は左右へまっすぐ広がる通気溝がムレを回避する設計となっています。
寝返りで身体が動くたびに、温まった内部の空気を外にポンプのように押し出します。この通気孔があるのとないのとでは全然快適さが違います。
さらにメッシュタイプで吸湿速乾性の高い「テンセル」を使用したカバーを装着しています。
また、ネルパンダブランドのシーツを使うとさらに快適です。ベッドリネンの購入も考えてるならこちらの記事もおすすめです。
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薄くても10年の耐久寿命がある
先ほどご紹介した「高弾性フォーム」は弾力があると同時にウレタンフォームの密度(D)が高いことがいえます。密度と耐久寿命は比例していて、密度が高ければ高いほど耐久寿命の年数も伸びます。逆に密度(D)が低ければ弾力も低いし、へたりやすくなるので耐久寿命も縮みます。
そのかわり密度が高くなると使う素材の量が増え、必然的に原料費もあがるため、売値は高くなりがちです。しかしリーフマットレスの場合は、ネット販売のみに絞ることで、一般的な実店舗販売よりも諸経費がおさえられているので、リーズナブルな価格を維持できるのです。
つまりリーフマットレスは品質に対して価格が安い=コスパが高い商品ということがいえます。
【まとめ】リーフマットレスはどんな人に合う?
この記事のまとめとなりますが、最後にリーフマットレスはどんな人に合うのか解説しておきます。
合う人はこんなタイプ
- 赤ちゃんと一緒に寝たい
- 子供用のマットレスが欲しい
- 体重が70kg以下の男女
- 腰痛肩こりを改善したい
- 畳の部屋で直置きで使いたい
- ミニマリスト思考
- 押入れ等にしまいたい
- お手入れしやすい方が良い
- 来客用で質の良いモノを探している
ネルパンダのリーフマットレスは高弾性フォームを使ってたり、ウレタンのデメリットを改善し、ムレにくい工夫がされてます。フィット感が高いのもおすすめのポイントのひとつです。
三つ折りタイプのマットレスは最大でも10cm程度なので、厚みのあるマットレスと比較し、寝心地の良さに欠けることがほとんどです。ただ過去体験した三つ折りの中でも、リーフマットレスはトップクラスの寝心地と評判の良さを持っています。
利便性と寝心地の良さを兼ねそなえた三つ折りタイプを求めている方は、ぜひNELPANDA公式サイトをチェックしてみてくださいね。
より贅沢な寝心地を求めるなら「クラウドマットレス」をお求めください。ここまでお読みいただきありがとうございます。当記事があなたのマットレス選びの参考になれば幸いです。
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