ベッドを窓際に置くとカビが生えやすい|デメリットやメリット

ベッドを窓際に置くリスク

部屋の模様替えや引っ越しをすると、ベッドの配置に悩みますよね。

あまり考えずにベッドを窓際に置いてしまうと、マットレスにカビが生える原因になります。

そこで今回は、窓際に置いたマットレスにカビが生える原因やデメリット・メリット、効果的なカビ対策について確認していきましょう。

ベッドを窓際に置くのはカビのリスクがある

窓際にベッドを置くと、マットレスにカビが生えやすくなります。

外気と室内の温度差で発生した結露が湿気となり、マットレスに溜まるためです。

とくに秋から真冬の寒い時期は、窓に結露が発生しやすくなります。最低気温が0℃近い日でも、暖房により室内はポカポカ。

20℃前後に設定されている室内との大きな温度差により、ほぼ一日中結露した状態です。

窓からベッドを少し離す、断熱性のカーテンを選ぶなどの結露対策もありますが、限界があります。

素材や構造にもよりますが、もともとマットレスや布団は湿気が溜まりやすい性質があります。ベッドを窓際に置くなら、効果的な防カビ対策をしましょう。

ベッドを窓際に置く他のデメリット

窓際にベッドを置くデメリットはカビが生えやすいだけではありません。ここでは3つのデメリットを紹介しますので、これからベッドの配置を決めるときに参考にしてくださいね。

  • 睡眠中に外気を感じやすい
  • 騒音や光が気になりやすい
  • 壁紙やクロスもカビやすくなる

睡眠中に外気を感じやすい

ベッドを窓際に置くと、睡眠中に外気の温度を感じやすくなります

外と室内を隔てているのは、ガラス1枚です。夏場なら窓からの風が暑さ対策に有効ですが、冬の冷えた外気は悪い影響しかありません。

窓を閉めていても冷たいすきま風が気になって、快適な眠りを妨げる原因になります。

騒音が気になりやすい

外から聞こえる騒音が気になりやすいのも、窓際にベッドを置くデメリットです。

駅近郊に住まいがある場合は、遅い時間まで人通りが多く話し声や電車の音も聞こえてきます。繁華街から近ければ店舗の照明や街灯も気になるでしょう。

店舗の照明や街灯に使われる人工的な光は、睡眠の質を高めるホルモン「メラトニン」の分泌を抑制します。メラトニンの分泌が抑えられると夜眠れなくなり不眠を引き起こしてしまいます。

睡眠の質を悪化させないためにも、遮音性に優れたカーテンを取り入れる必要があります。繁華街から近く外から入る光が気になるようならベッドは窓際に置かないことをおすすめします。

壁紙やクロスもカビやすくなる

窓際にベッドを置いたことで壁紙やクロス、窓の桟もカビる可能性があります。

私たちの体温には室温を変えるほどの影響力があり、ベッド周辺の温度と外気の差が大きくなるのが原因です。

気温差が大きくなると結露が激しくなり、住宅にしみこんだ水分がカビのもとになります。

実は「家の病気」と呼ばれるほど、結露は怖いものです。そのまま放置すれば住宅の木材は腐り耐震性や耐久性にも悪影響。湿った木材を好むシロアリも呼び寄せて、住宅の腐朽が進行します

また壁紙やクロス、窓の桟に発生したカビは、私たちの体にも悪影響です。

カビが飛ばす胞子が体内に入りアレルギーやぜん息、シックハウス症候群の原因になります。窓際にベッドを置くときは近づけすぎず少し距離をとるようにしましょう。

ベッドを窓際に置くメリットはある?

ベッドを窓際に置くメリットもあります。ここでは2つのメリットを紹介するので、デメリットとメリットをよく比較してベッドの位置を検討してください。

  • 目覚めがスムーズになる
  • 部屋が広く使える

目覚めがスムーズになる

ベッドを窓際に置くと、目覚めがスムーズになります。体を目覚めさせるセロトニンというホルモンが活発に分泌されるからです。

東側の窓際にベッドを配置すると、よりメリットを感じやすくなります。

反対に太陽光を浴びないと、体は起きても脳が目覚めにくいので、ぼんやりした状態が続いてしまうでしょう。

もし目覚めが悪い日が続いているようなら、自然光が差し込むようにカーテンをあらかじめ15㎝ほど開けておくのもおすすめです。

部屋が広く使える

部屋が広く使えるのもベッドを窓際に置くメリットです。

ベッドを窓際に寄せることで部屋の真ん中のスペースを確保しやすくなり、その他の家具も配置しやすくなります。

部屋そのものが広くなくても圧迫感を感じにくくなるでしょう。

ベッドを窓際に置くなら防カビ対策も忘れずに

ベッドを窓際に置くなら、マットレスのカビ対策を忘れずに行いましょう。ここではマットレスのカビを予防する簡単な対策を3つ紹介します。

  • 日ごろの手入れを徹底する
  • ボンコイルやボンネルコイルのマットレスを使う
  • ファイバーのマットレスを使う

日ごろの手入れを徹底する

ベッドを窓際に置いて使うなら、こまめにマットレスの手入れをして防カビ対策をしましょう。

マットレスの手入れとは例えば、1~2週間に1回の陰干しや部屋の換気も有効です。忙しくて手入れする時間がない人は、ふとん乾燥機などお助けアイテムを活用してください。

ボンコイルやボンネルコイルのマットレスを使う

窓際にベッドを置くなら、「ボンコイル」や「ボンネルコイル」のマットレスを選ぶと防カビ対策になります。

コイルを内蔵したボンコイルやボンネルコイルは、通気性に優れたマットレスです。マットレス内部に空気が通りやすく湿気が逃げやすいため、効果的な対策になります。

反対に低反発や高反発のウレタン系は、湿気が溜まりやすいマットレスです。窓際に置いたベッドで使うと、カビが生える可能性があります。マットレスの変更が難しいときは、除湿シートを使って湿気が溜まらないように対策をしましょう。

ファイバーのマットレスを使う

ファイバーのマットレスもカビが生えにくいため、防カビ対策におすすめです。

ファイバーのマットレスは細いチューブ状にしたポリエチレンを中材として使っており、湿気が溜まりにくい特徴があります。

もしカビが生えても水洗いできるため、手入れも簡単です。

関連>>ファイバーマットレスのメリットデメリット

まとめ

ベッドを窓際に置いて使うと、マットレスにカビが生えやすくなります。

外気と室内の温度差で発生した結露が湿気となり、溜まるためです。

どうしても窓際にベッドを置くしかない場合は、窓から少し離して置いたり、遮熱性など機能性に優れたカーテンを選びましょう。

ベッドは窓から60cm以上の位置に置くと、掃除や換気がしやすくなります。

  • この記事を書いた人

眠ハック編集長

【上級睡眠指導士782号】 身長175㎝/体重62㎏。睡眠の質を高める寝具の重要さに気づいて7年経つ寝具選びのプロ。腰痛にやさしいマットレスが特に好き。寝室はマットレスだらけです。 自己紹介ページ

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