みなさんは枕の素材と聞いてどんなものを想像しますか?
「そばがら」「低反発の素材」「ビーズ」など、さまざまだと思います。
枕選びはとても大事なんですが、種類が多いとどれにしたらいいかわかりませんよね。
毎日使うものですので、素材の特徴やデメリットを把握しておく必要性があります。
今回は、数ある枕の素材の中でも高級な枕によく使われてる「高反発ファイバー」という素材についてご紹介し、総合的な能力が1番である理由を説明します。
高反発ファイバー枕とは|特徴を解説
高反発ファイバーの枕は近年、老舗寝具メーカーの「エアウィーブ」や脳を眠らせる枕の「ブレインスリープピロー」など、顧客の高品質志向も相まってその需要は高まってきています。
高反発ファイバー枕のメリット
- 寝返りが打ちやすい
- 睡眠環境を整えてくれる
- 丸洗いできて清潔を保てる
寝返りが打ちやすい
高反発ファイバーの枕は、支える力がしっかりあり寝返りをうつときにそれほど力を使わずに済むので寝返りが打ちやすくなります。
人は睡眠時に寝返りを平均20回前後うつので、寝返りの打ちやすさは枕選びのかなり重要ポイントでもあります。
睡眠環境を整えてくれる
高反発ファイバーは通気性が抜群です。
枕の内部に熱がたまらず、放熱性があるのであたまのムレを防いでくれます。
ムレが生じると使用感が悪くなったり、頭がかゆくなったりします。
特に夏は気にすべきところです。
丸洗いできて清潔を保てる
高反発ファイバーの最大のメリットでもある丸洗い。
ビーズや羽毛、ウレタン素材などはせいぜい洗えてカバーだけです。
丸洗いできることは、常に清潔を保てます。
通気性の良さによる速乾性もありますし、とても大きなメリットではないでしょうか。
高反発ファイバー枕のデメリット
- 値段が高め
- フィット感低め
- 扱っている店舗が少ない
値段が高め
安いものでも8,000円程で、他の真裏に比べると高い印象です。
ただ長く使うものですし、「これくらい自己投資」とおもえば安いものです。
フィット感低め
枕に、やわらかさやフィット感がどうしても欲しいという方は合わないかもしれません。
その高反発さゆえに、頭を包み込むようなフィット感はありません。
まったくフィット感がないわけでなく、数日間寝ているあいだに徐々にフィット具合は高まります。
扱っている店舗が少ない
近年出てきたばかりの枕素材でもあり、まだ世間に広まって需要が高いわけではないので、取扱店舗はすくない印象です。
実店舗より、ネットで購入する方が簡単にみつかります。
高反発ファイバー素材と高反発ウレタン素材の違い
おなじ高反発仲間で「高反発ウレタン」という素材があります。
「高反発なのに全然違うの?」と思う方のために比較表をつくりましたので確認してみてください!
高反発ファイバー枕と高反発ウレタン枕比較 |
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---|---|---|
素材名 | 高反発ファイバー | 高反発ウレタン |
価格帯 | 7,000円~30,000円前後 | 3,000円~10,000円前後 |
通気性 | ||
フィット感 | ||
洗濯 | 丸洗い可能 | ほぼ洗えない |
硬さ | 硬い | 普通 |
アレルギー性 | なし | ほぼなし |
けっこう値段に差があります。
フィット感は高反発ウレタンの方が高く、通気性は圧倒的に高反発ファイバーの方が高いです。
高反発ウレタンの方は、丸洗いができないものもあるので気をつけましょう。
高反発ファイバー枕は総合ポテンシャル1位?
「高反発ファイバーの枕」は購入費用の高さだけ除けばぜひ試してほしい枕です。
その理由は枕としての『総合力』。
通気性の良い化学繊維は虫がつきにくく、臭いもたまりにくい。
さらに、丸洗いもできるうえにアレルギー性もほとんどありません。
他の素材の枕に比べてデメリットが少ないんです。
もちろん値段相応になりますが、品質の良いものを購入すれば損はないとおもいます。
高反発ファイバー枕が向いている人まとめ
参考
- 高品質志向
- 肩こり・首の痛みがある人
- 硬めが好きな人
- 体格がいい人
- 衛生面が気になる人
- 値段が高くても自己投資と割り切れるひと
上記のどれかに当てはまる方は、この機会に素材を気にしながら枕選びしてみてくださいね。