みなさんは寝るときになにを着て寝ていますか?
スウェットやジャージなどの部屋着で寝ている方も少なくないと思います。
ぼくも実際スウェットで寝ていたときがあります。
実は「睡眠の質」と「パジャマ」って大きな関係があるんです。
パジャマ自体の機能にも睡眠効率を上げる重要な役割があります。
この記事ではパジャマの役割と睡眠の質にどういうふうに関わってくるのかを簡単に解説しています。
睡眠の質を上げるためのパジャマ
>>大人女子に喜ばれる「FooTokyo」
パジャマは質のいい睡眠に必須!
さて、なぜパジャマは質のいい睡眠に欠かせないものなのか。
それはパジャマの機能性が寝ることに特化されているから!
スウェットやジャージは睡眠のためにつくられたものではないということをみなさん忘れていませんか?
まずはパジャマを着るメリットについて見ていきましょう。
「睡眠の質を上げるために」パジャマを着るメリット
温度・湿度を安定させる
パジャマは寝床内温度とよばれる「睡眠時の環境温度」を一定に保とうとする役割があります。
たとえば、冬に寝ているときふとんを剥ぐととても寒いですよね。
このときの布団外気による温度変化を減らすことができます。
朝寒くてふとんから出たくないなんてこともなくなるかも?
寝ているときの汗を放出・放熱
寝ているときの汗は一晩でコップ1杯分。
冬だと汗をかかなそうですが、意外とかいてるものです。
パジャマの生地はその汗を吸いとってくれて、じゅうぶんな通気性でその汗を外に放出してくれます。
この吸湿・放湿性は寝心地に大きく関わり中途覚醒(途中で目が覚めること)を防いでくれます。
寝返り上手になる
人は寝ているあいだに20回ほどの寝返りをうちます。
うまく寝返りできないことは、からだの痛みや睡眠の質の低下につながります。
その点、パジャマは寝ている間の動きを妨げないデザインであるといえます。
ゆったりとしているものでも着崩れないようなつくりになっています。
動きやすく腕のまわりがゆったりしているものを選ぶとよいでしょう。
スリープセレモニー
素敵なネーミングですね。
これは「パジャマに着替えること」が「これから眠ります」という儀式的な役割を持つことからそう呼ばれています。
考え事をすると眠れなくなるなど、精神的な要素と睡眠の質は大きく関わります。
そのため、スリープセレモニーによって気持ちの切り替えをするのは有効といえます。
スウェットやジャージで眠るデメリット
パジャマは眠るときのためにつくられているので睡眠時にはメリットしかありません。
それとは違い、Tシャツ短パンやスウェットは部屋着としては快適でも安眠を妨げて睡眠効率を下げてしまうつくり。
そして、今回あげたパジャマの4つのメリットとは真逆の道をいってしまっているのです。
温度・湿度が安定しない
寝床内温度やエアコンなどに左右されやすく、睡眠環境が不安定になります。
夏のTシャツ短パンはエアコンの風で体調をくずす原因にも。
寝ているときの汗がこもる
冬は寒いとはいえ、寝るときは汗をかき体熱を放出します。
スウェットはあったかいけど、この熱を外に逃がすことがうまくできないです。
そのため熱がこもってムレなど寝心地を悪くしてしまいます。
寝返りが打ちにくい
スウェットやジャージだと生地がごわついて邪魔になり寝返りが打ちにくいです。
就寝時の切り替えがない
これは気持ちの問題なので人によると思いますが、「起きる(ON)」「寝る(OFF)」の切り替えがないので入眠しにくいことがあります。
パジャマで寝てる人は全体の半分以下?
こちらのグラフをご覧ください。
これはワコールがおこなったアンケート結果です。
夏も冬も「パジャマの割合が半分以下」「夏は6割がTシャツ・短パン」「冬は4割越えがスウェット・ジャージ」という結果。
パジャマ派のぼくとしては意外です。
スウェットはあったかいし楽っていうのもあるし否定するわけでもないんですが。。。
実は夏も「Tシャツ・短パンのほうが快適!」と思いがちですが、パジャマのほうが快適に眠ることができるのです。
ビジネスマンは「睡眠の質を上げる」パジャマで寝るべき
「良い仕事ができる人はパジャマで寝ている」
これは、いわれのない根拠のない言葉ではありません。
睡眠の質を上げるパジャマで眠ることは、日中のパフォーマンスの向上につながるといえます。
睡眠には、
「体力の回復」
「集中力の高まり」
「日中の眠気がなくなる」
といった効果があります。
これらの効果をより高めるために、パジャマで寝ることは必要不可欠なんです。
「寝るときにパジャマに着替える」
たったこれだけで、仕事やプライベートが充実するようになるといえば、みなさんも「少しやってみようかな」って気持ちになれるのではないでしょうか。
まとめ
睡眠という行為は人生の3分の1をしめています。
睡眠は幸せになる第一歩ともいえます。
朝の始まりは寝起きからです。
睡眠の質を上げて素敵な1日をすごしましょう。
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