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【注意】ウッドスプリングベッドのデメリット5選|後悔しないための選び方と対策も解説

ウッドスプリングベッドは「通気性が良く、体圧分散にも優れている」と評判ですが、実は注意すべきデメリットも多い寝具です。
実際に使ってみると「思ったより沈む」「マットレスとの相性が悪い」「すぐにきしむ」など、購入後に後悔する人も少なくありません。

この記事では、ウッドスプリングベッドの代表的なデメリットをわかりやすく解説しつつ、後悔しないための選び方・対策法も紹介します。
「買う前に知っておけばよかった…」とならないように、ぜひ参考にしてください。

この記事の監修者

今真一 上級睡眠健康指導士 782号

今 真一

【上級睡眠指導士782号】
身長175㎝/体重62㎏。眠ハックの運営者。睡眠で悩む人の相談を受けたり講習会を通して睡眠の大切さを世に広める活動をしている。マットレスや枕選びはYouTubeで好評受付中。

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ウッドスプリングベッドとは?

ウッドスプリングベッドとは、木製の板(スラット)をバネのようにしならせて体を支えるベッドのことです。「すのこベッド」と見た目が似ていますが、構造と寝心地はまったく異なります。

ウッドスプリングベッドの特徴まとめ

  • 木製スラットがしなって体を支える構造
    →ブナなどの弾力性ある木材を使い、体の重さに合わせてしなやかに沈み込む。
  • 体圧分散に優れ、腰や背中の負担を軽減
    →部位ごとにしなり方が変わるため、自然な寝姿勢を保ちやすい。
  • 通気性が高く、湿気がこもりにくい
    →すのこ構造+スプリング構造により、マットレスの通気を妨げない。
  • マットレスの性能を引き出す下地として機能
    →高反発やラテックスマットレスなどと組み合わせると寝心地が向上。
  • 欧州では主流、日本では高品質モデルに多い
    →高級ベッドブランドや輸入ベッドで採用が進んでいる。 

一般的なすのこベッドが“平らな板で支える”のに対し、ウッドスプリングベッドは“しなやかに沈んで支える”のが特徴。フレームの下には、湾曲した木のスラットが複数並び、体の重さに合わせてたわむことで、背中や腰への負担を軽減します。

また、スラットの素材にはブナやカバなどの弾力性に優れた積層合板が使われることが多く、寝返りをサポートする“スプリング構造”として機能します。さらに、空気の通り道が確保されるため、通気性が良く湿気がこもりにくいのも大きなメリットです。

今 真一 眠ハック 上級睡眠健康指導士

専門家コメント

上級睡眠健康指導士 今真一

ヨーロッパでは主流のベッド構造ですが、日本では一部の高品質モデルや輸入ベッドブランドを中心に採用されています。近年は「マットレスの性能を最大限に引き出す下地」として注目されており、寝心地を重視する人の間で人気が高まっています。

ウッドスプリングベッドの主なデメリット

ウッドスプリングベッドは確かに寝心地に優れていますが、構造の特性上いくつかの注意点(デメリット)があります。購入前に以下のポイントを理解しておくと、後悔を防ぐことができるでしょう。

デメリット

  • 耐久性が低く、しなりが劣化しやすい
  • マットレスとの相性が難しい
  • 価格が高めでコスパが悪く感じやすい
  • サイズ・デザインの選択肢が少ない
  • 部品交換・メンテナンスの手間がかかる

耐久性が低く、しなりが劣化しやすい

木製スラットは使い続けるうちに弾力が弱くなったり、たわみが戻らなくなったりすることがあります。
特に中央部分は体重のかかりやすい部位のため、経年劣化によって沈み込みが固定されるケースも。また、安価なモデルでは板の厚みや積層構造が不十分で、割れ・きしみが起こりやすい点にも注意が必要です。

今 真一 眠ハック 上級睡眠健康指導士

専門家コメント

上級睡眠健康指導士 今真一

ウッドスプリングベッドの寿命は、一般的に5〜10年程度が目安とされています。ただし、湿度や荷重バランス、使用するマットレスによっては3〜5年ほどでスラットのしなりが弱まることもあります。

特に注意したいのは「中央部分」。ここは体重が集中しやすく、日常的に同じ姿勢で寝ていると部分的なたわみのクセが固定されやすいです。また、安価なモデルでは積層枚数が少なく強度にムラが出るため、素材や構造を確認して選ぶことが長持ちのコツです。

マットレスとの相性が難しい

ウッドスプリングは「適度にしなる」前提で設計されているため、硬すぎるマットレスを載せると効果が活かせないことがあります。

逆に薄すぎるマットレスだとスラットの硬さが体に伝わり、寝心地が悪化する場合も。とくに日本製の敷布団タイプは適していないことが多く、対応マットレス選びが必須です。

今 真一 眠ハック 上級睡眠健康指導士

専門家コメント

上級睡眠健康指導士 今真一

ウッドスプリングベッドは、マットレスと一体で性能を発揮する寝具です。理想は、スプリングのしなりを生かせる「厚さ15〜25cm前後・中〜高反発タイプ」のマットレス

ラテックスフォームや高密度ウレタン系マットレスとの相性が良く、体圧分散と寝返りサポートがバランスよく働きます。一方で、薄手の敷布団や低反発タイプは沈み込みすぎて、ウッドスプリングのしなりが逆効果になることも。“ベッド+マットレス”をセットで考えることが快適さのカギです。

価格が高めでコスパが悪く感じやすい

構造が複雑で素材にもこだわるため、一般的なすのこベッドより価格が高めです。
また、安価モデルではしなりが少なく“すのこベッドとほぼ変わらない構造”のものもあり、「思ったほど効果を感じられなかった」という声も見られます。

サイズ・デザインの選択肢が少ない

日本ではまだ普及率が低く、サイズ展開やデザインが限られているのが現状です。
特にセミダブルやクイーンサイズなどは取り寄せ対応となることもあり、インテリアにこだわりたい人にとっては選びにくいジャンルといえます。

部品交換・メンテナンスの手間がかかる

スラットやラバーホルダーなどのパーツは消耗品のため、長期使用では交換が必要になります。
ただし国内では部品の入手が難しい場合も多く、輸入元や販売店を通じて取り寄せる必要があるケースも。また、調整機能付きモデルの場合は、定期的なメンテナンスや調整の手間も発生します。

ウッドスプリングベッドのメリット

デメリットもある一方で、ウッドスプリングベッドには他のベッドにはない快適性と機能性があります。特に「寝心地を重視する人」「通気性を大切にしたい人」にとっては大きなメリットが得られるはずです。

メリット

  • しなやかに沈み込み、体圧を分散できる
  • 通気性が高く、湿気がこもりにくい
  • 寝心地の調整ができるモデルもある
  • ベッド下に熱や湿気がこもらない構造
  • 部品交換やメンテナンスで長く使える

ウッドスプリングベッドの最大の魅力は、しなやかに沈み込んで体圧を分散する快適な寝心地にあります。湾曲した木製スラットが体のラインに合わせてたわみ、肩や腰など部位ごとに自然なサポートをしてくれるため、寝返りもスムーズ。また、スラットの間から空気が抜ける構造で通気性が高く、湿気やカビがこもりにくいのも大きな利点です。

さらに、モデルによってはスラットの硬さを調整できるタイプもあり、自分の体格や好みに合わせた寝心地を実現できます。部品交換が可能な設計のものも多く、きちんとメンテナンスすれば10年以上使い続けられる耐久性とサステナブル性も兼ね備えています。

今 真一 眠ハック 上級睡眠健康指導士

専門家コメント

上級睡眠健康指導士 今真一

ウッドスプリングベッドの魅力は、「しなやかに支える」という点にあります。硬いマットレスでは感じにくい“たわみの緩衝力”が、筋肉や関節への圧をやわらげてくれます。

また、通気性が高いことで寝具内の湿度コントロールが自然に行われるため、季節を問わず快適に眠れる環境づくりにも役立ちます。ベッドそのものが体を包み込むように動くのは、他のフレーム構造にはないウッドスプリングならではのメリットです。

よくある誤解|「ウッドスプリングなら何でも快適」は間違い

  • すべてのウッドスプリングが“しなる”わけではない
  • 構造の違いで寝心地が大きく変わる
  • 「素材が木なら同じ」とは限らない
  • マットレスとの相性を無視すると快適さが損なわれる
  • 名前だけウッドスプリングの製品も存在する

ウッドスプリングベッドというと、「木製スラットがしなる=どれも寝心地が良い」と思われがちですが、実際には構造や品質によって快適さに大きな差があります。

特に注意したいのが、“見た目が似ているだけでスプリング機能がほとんどない製品”です。
安価なモデルではスラットが固定されていたり、しなりを支えるラバー部品が簡素化されていたりすることがあり、実際には“すのこベッドと大差ない構造”になっているケースも少なくありません。

また、同じウッドスプリングでも「両端支持型」や「中央支持型」など構造が異なり、どの部分がどれだけ動くかによって寝心地がまったく変わります。そのため、「ウッドスプリング」という名前だけで選ぶのではなく、構造・素材・調整機能の有無を確認することが大切です。

加えて、マットレスとの相性も見落としがちなポイントです。
スラットのしなりを活かすには、適度な厚みと反発力を持つマットレスが必要であり、組み合わせを間違えると「沈みすぎる」「腰が落ちる」といった不快感につながることもあります。

デメリットを軽減するための選び方・対策7選

ウッドスプリングベッドは、選び方次第でデメリットをかなり減らすことが可能。ポイントを押さえれば、長く快適に使い続けられます。

ウッドスプリングベッドの選び方

  1. 中央支持タイプを選ぶ
    →体重のかかる腰部分をしっかり支え、たわみや劣化を防ぎやすい。
  2. スラットの厚みと積層構造をチェック
    →薄すぎる板は寿命が短い。積層枚数が多いものほど強度・弾力性が安定。
  3. 調整機能付きモデルを選ぶ
    →肩・腰の硬さを自分で調整でき、長期的に寝心地を保ちやすい。
  4. マットレスとの相性を重視する
    →厚さ15〜25cm・中〜高反発タイプが基本。柔らかすぎるものは避ける。
  5. 湿気対策を意識する
    →定期的にスラットや床下を乾燥させ、カビや木材劣化を防ぐ。
  6. 交換部品が入手できるメーカーを選ぶ
    →スラットやラバーが劣化しても補修できれば長持ちする。
  7. 使用環境に合わせて配置を工夫
    →湿気の多い部屋では除湿マットやすのこ下敷きを併用するのも効果的。 

ウッドスプリングベッドが向いている人・向かない人

ウッドスプリングベッドは、合う人には理想的な寝心地をもたらしますが、そうでない人には扱いづらい一面もあります。自分に向いているかどうか、次のリストで確認してみましょう。

向いている人

  • しなやかに沈み込み、体圧を分散できる
  • 通気性が高く、湿気がこもりにくい
  • 寝心地の調整ができるモデルもある
  • ベッド下に熱や湿気がこもらない構造
  • 部品交換やメンテナンスで長く使える

ウッドスプリングベッドは、寝心地を細かく調整したい人や快適さを追求したい人に向いています。マットレスとの組み合わせで自分好みの感触を作れるため、「眠りの質を高めたい」「体にフィットするベッドを選びたい」という人には理想的な構造です。また、通気性に優れているため、湿気の多い日本の気候でも快適に使えます。

向かない人

  • 耐久性が低く、しなりが劣化しやすい
  • マットレスとの相性が難しい
  • 価格が高めでコスパが悪く感じやすい
  • サイズ・デザインの選択肢が少ない
  • 部品交換・メンテナンスの手間がかかる

一方で、「できるだけ手間をかけずに使いたい」「硬めの寝心地が好み」という人には不向きです。
ウッドスプリングは定期的なメンテナンスや部品交換が前提の構造で、扱いがやや繊細。また、マットレスの選び方を間違えると寝心地が悪化することもあるため、シンプルな構造を求める人には他タイプのベッドのほうが合うでしょう。

ベッドフレームを探したい方へ

無印良品のベッドフレームは魅力的ですが、皆さんの好みや予算、求める機能によっては「もう少し違う選択肢を見たい」というケースもあるでしょう。以下のようなテーマ別のおすすめ記事を参考に、自分にぴったり合うベッドフレームを探してみてください。

よくある質問(FAQ)

ウッドスプリングベッドの寿命はどのくらいですか?
一般的な寿命は5〜10年程度です。スラット(板バネ)のしなりやラバー部分が劣化すると寝心地が変化します。湿気対策や定期的な位置替えで、より長く使えます。
どんなマットレスと組み合わせるのが良いですか?
厚さ15〜25cmの中〜高反発マットレスが最も相性が良いです。ラテックスや高反発ウレタンタイプならスラットのしなりを活かせます。敷布団や薄手マットレスは底付き感が出やすいです。
きしみ音が出ることはありますか?
あります。スラットの固定部やゴム素材が劣化すると、軋み音が発生することがあります。軽度であればラバーの交換や潤滑スプレーで改善できます。
通気性は本当に良いの?
はい。スラットのすき間から空気が流れるため、湿気がこもりにくくカビ対策にも効果的です。特に高温多湿な季節や布団乾燥機の併用時に快適さを感じやすいです。
和室や畳の上でも使える?
使用できますが、脚付きフレームタイプを選ぶのがおすすめです。直接床に置くと通気性が落ち、畳に跡が残ることもあるため、フェルトシートなどで保護しましょう。 

まとめ|「構造と相性」を理解すれば快適に使える

ウッドスプリングベッドは、構造を正しく理解して選べば長く快適に使える寝具です。
しなやかに体を支え、通気性にも優れていますが、その反面、マットレスとの相性やメンテナンス性を見誤ると後悔することもあります。

つまり大切なのは、「ウッドスプリングだから良い」ではなく、自分の体・寝姿勢・使うマットレスに合っているかを見極めること。

購入前に構造(中央支持・スラットのしなり・素材)を確認し、相性の良いマットレスを選べば、腰や肩への負担を軽減しながら理想的な寝心地を得られます。

ウッドスプリングベッドは、寝具を“道具”ではなく“身体を支えるパートナー”として選びたい人にこそおすすめです。正しく選び、上手に付き合うことで、あなたの睡眠環境はぐっと快適になります。

睡眠健康指導士が監修!

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  • この記事を書いた人

今 真一

【上級睡眠指導士782号】 身長175㎝/体重62㎏。睡眠の質を高める寝具の重要さに気づいて7年経つ寝具選びのプロ。腰痛にやさしいマットレスが特に好き。寝室はマットレスだらけです。 自己紹介ページ

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