古くなったトゥルースリーパー、「そろそろ捨てどきかな?」と思っても、いざとなると**「どうやって処分すればいいの?」「お金はどれくらいかかる?」**と迷ってしまいますよね。
実はトゥルースリーパーには、自治体の粗大ごみ回収から不用品業者への依頼、フリマ出品や自分で裁断して捨てる方法まで、6つの代表的な処分方法があります。
さらに、クッションやペット用マットへの再利用アイデアも豊富で、「捨てずに活かす」という選択肢も。
この記事では、トゥルースリーパーの寿命と交換の目安から、6つの処分方法、再利用の工夫、買い替え時におすすめのマットレスまでをわかりやすく解説します。
今お得に手に入れるなら
この記事の監修者
身長175㎝/体重62㎏。眠ハックの運営者。睡眠で悩む人の相談を受けたり講習会を通して睡眠の大切さを世に広める活動をしている。マットレスや枕選びはYouTubeで好評受付中。
>>プロフィール
トゥルースリーパーの寿命はどれくらい?交換の目安をチェック
トゥルースリーパーを処分するタイミングは、「寿命がきた」と感じたときです。
古くなって傷んだマットレスを使い続けると、腰や背中の痛み、睡眠の質の低下といった健康への悪影響につながる可能性があります。
一般的に、トゥルースリーパーのような低反発素材のマットレスの寿命は約3〜5年が目安です。
ただし、湿気対策や定期的なお手入れを怠ると、劣化が早まって寿命がさらに短くなることも。
お手入れの方法については、以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
▶トゥルースリーパーは天日干しNG!正しいお手入れ・お手入れNG行為・長持ちのコツ
-
-
参考トゥルースリーパーは天日干しNG!正しいお手入れ・お手入れNG行為・長持ちのコツ
続きを見る
へたりを感じたら交換のサイン!
「朝起きると腰や背中が痛い」「寝ても疲れが取れない」といった不調が出てきたら、それはマットレスが寿命を迎えたサインです。
![]()
マットレスは特に肩と腰の2ヶ所に圧力が集中するため、長年使っているとこの部分がへたって大きく沈み込み、正しい寝姿勢を支えられなくなります。
そのまま放置して使い続けると、姿勢の崩れや慢性的な腰痛などにつながる可能性も。
へたりや沈み込みを感じたら、買い替えを検討するタイミングと考えましょう。
トゥルースリーパーの捨て方6選
寿命がきたトゥルースリーパーを処分する方法は、主に6つあります。
それぞれ「費用」「手間」「手続きのしやすさ」に違いがあるため、状況に合わせて最適な方法を選ぶことが大切です。
トゥルースリーパーの捨て方
①自治体に依頼して捨てる【最も一般的で安価】
もっとも王道なのが、自治体の「粗大ごみ回収」に出す方法です。
自治体指定の業者が回収してくれるため安心感が高く、費用も数百円〜数千円と比較的安価なのが魅力です。
処分までに「回収日の予約」や「シールの購入」など多少の手間はかかりますが、安全かつ確実に処分できる方法として最もおすすめです。
②不用品回収業者に依頼する【即日対応・手間ゼロ】
不用品回収業者に依頼すれば、自宅まで来て回収してくれるため、外に運び出す手間が不要です。
他の家具・家電もまとめて処分できるので、引っ越しや大掃除のタイミングにも便利です。
デメリットは、料金が高めになりやすいことと、悪質な業者に注意が必要な点です。信頼できる業者を選びましょう。
③お店に引き取ってもらう【買い替えと同時に処分】
ニトリ・IKEA・無印良品などの家具店では、新しいマットレス購入時に古いものを有料で引き取ってくれるサービスを行っています。
費用は自治体回収より高くなることが多いですが、購入時にまとめて依頼できて手間がかからない点がメリットです。
運び出しも不要なため、女性や高齢の方にも向いています。
④リサイクルショップで買い取ってもらう【お得になる可能性あり】
処分費用をかけたくないなら、リサイクルショップへの買取依頼も選択肢です。
状態が良ければ買い取ってもらえることもあり、プラス収支になる可能性もあります。
ただし、マットレスは衛生面の問題で買取基準が厳しく、使用感があるものは断られるケースも多いです。
状態が悪い場合は、別の処分方法を検討したほうがよいでしょう。
⑤フリマアプリで売る【再利用してもらえる可能性も】
リサイクルショップで買取が難しい場合は、フリマアプリで販売する方法もあります。
運よく買い手がつけば、処分費用がかからずむしろ利益になるケースも。
ただし、中古マットレスはなかなか売れにくく、梱包・発送の手間や送料負担もかかるため、時間と労力に余裕がある人向けの方法です。
⑥細かく切って捨てる【最も費用を抑えられる】
カッターやハサミでトゥルースリーパーを細かく裁断すれば、家庭ごみ(燃えるごみなど)として出せる場合があります。
費用をかけずに処分できる点が大きなメリットです。
ただし、切るのに時間と労力がかかるうえ、自治体によってはルールが異なるため、事前に分別ルールを確認してから行いましょう。
リメイクしてみよう!トゥルースリーパーを捨てずに再利用するアイデア
古くなったトゥルースリーパーを捨てようとすると、どうしても「費用がかかる」「処分が面倒」と感じてしまいますよね。
しかし実は、少し工夫すれば再利用して“第2の使い道”を与えることも可能です。愛着のあるマットレスを別の形で活かせば、捨てるよりもずっと気持ちよく使い切れます。
ここでは、実際に多くの人が行っているトゥルースリーパーの再利用アイデアをいくつかご紹介します。手軽なものからDIY感のあるものまであるので、ぜひ参考にしてみてください。
クッションにする
トゥルースリーパーのような低反発素材は、他の素材と比べれば加工しやすいです。古くなったとはいえ、弾力は十分にあります。
SNSで探したところ、一部を切ってクッションに加工している方がおられました。
クッションの使い道も、家族用だったりペット用だったりとさまざま。
朝からのチクチク。
ベビー布団を処分するにあたり、マットレスを切断してサイコロとクッションに変身させました。
使わなくなったバンダナも再利用。 pic.twitter.com/jnuphLkN4f— みにか (@minikakuro) June 14, 2016
ケージに低反発マットレス(※奥さんのお下がりを裁断して再利用)を敷いてくれましたです。敷布団の下で見えませんが、適度な厚みと固さが腰に優しくて、即寝しちゃいましたですよぅ~🐶💓
おやすみなさいですぅ~🌃
#秘密結社老犬倶楽部 pic.twitter.com/43MObEH0mk— ワタナベ☆ゴンパチ。🌈 (@Gonpachi_san) July 19, 2016
デスクワークやテレワーク時の腰痛対策クッションとしても役立ち、DIYしやすい点も魅力です。
ペット用ベッド・マットとして再利用
古くなったマットレスを小さく切ってカバーをかければ、犬や猫のベッドとして大活躍します。
低反発素材は体圧を分散してくれるので、高齢ペットの関節ケアにも◎。
汚れても気軽に洗い替えができる点もメリットです。
DIYアイテムの緩衝材・梱包材として使う
切り出した低反発フォームは、家具のすき間埋め・荷物の緩衝材・防音材としても使えます。
引っ越し時や宅配便発送時の梱包材として活用すれば、資源の再利用にもなって一石二鳥です。
車中泊用のマットレスにする
車で寝るスペースを確保しても、シートが硬くて寝にくいですよね。
そのため、へたった低反発マットレスを車中泊用で使う方がおられました。
家で使わなくなった折りたたみマットレスを再利用。
カッチカチだった後部シート部分の床もマットレスで快適。
これで寝袋と窓のサンシェードがあれば車中泊が完璧。
サイドのサンシェードで良いものないかな。#車中泊 #サンバー pic.twitter.com/ANPUpaTXbv— サンバー51愛z 🍓🐈⬛ 🐣💙 (@sc_sambar) March 24, 2020
使わなくなった
低反発マットレス
切って車中泊様に
再利用
切れ端は枕ε[_____]з
でも作りますか😀 pic.twitter.com/8F86WLXjKf— 渓志のたまあみ (@ayuiwanayamame) October 24, 2021
古くなったマットレスとはいえ、硬いシートで寝るよりはマシ。
加工の手間が少なくほぼそのまま使えて、ドライブ好きな方にはいいアイデアですね!
ベッドサイド用ミニマットとして活用
薄くカットして子どものお昼寝用マットやプレイマット、来客用の簡易マットとして再利用するアイデアもあります。
少しの加工で再利用でき、普段使わないときはコンパクトに畳んで収納できます。
トゥルースリーパーの次におすすめしたいマットレス
トゥルースリーパーの次はどんなマットレスが良いか決まっていますか?
当サイトでは50種類以上のマットレスを体験・検証し、評価しています。その体験マットレスをランキング形式で紹介している、「マットレスおすすめランキング10選」も参考にしてみてください。
-
-
参考【2025年最新】マットレス人気おすすめ比較ランキング10選!睡眠の専門家が厳選
続きを見る
10月セール中のマットレス!
まとめ|寿命がきたトゥルースリーパーは“賢く処分”しよう
トゥルースリーパーのような低反発マットレスは、3〜5年ほどで寿命を迎えるのが一般的です。
へたりや沈み込みを感じたり、朝起きたときに腰や背中が痛むようになったら、それは買い替えのサイン。健康な睡眠のためにも、早めの交換を検討しましょう。
処分方法は、自治体の粗大ごみ回収・不用品回収業者への依頼・店舗での引き取りなど6つの選択肢があります。費用・手間・時間のバランスを考えて、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
また、「クッション」「ペット用マット」「車中泊用」など、再利用のアイデアも豊富。工夫次第で最後まで使い切ることもできます。
そして、寿命を迎えたトゥルースリーパーの次は、体圧分散性や寝姿勢サポートに優れた最新マットレスを選ぶと、睡眠の質がぐっと向上しますよ。
捨て方も再利用も知っておけば、トゥルースリーパーを最後まで無駄なく使い切れます。状況に合った方法で、すっきりと次の快適な睡眠環境へステップアップしましょう。
今 真一