NELPANDA(ネルパンダ)は日本発の「株式会社ネルパン」が提案する寝具ブランドです。
今回はネルパンダから「クラウドマットレス」の体験レビューです。メリットやデメリット、他人気マットレスとの違いなども解説しています。
>>リーフマットレス(三つ折り)のレビュー
>>シルク・真綿布団のレビュー
クラウド・マットレス
総合評価 | 45/50 |
コスパ | 8/10 |
寝心地 | 10/10 |
ムレ感 | 9/10 |
腰痛対策 | 9/10 |
寝返りのしやすさ | 9/10 |
クラウド・マットレスはフィット感があり、癒され贅沢系な寝心地でした。構造に工夫があり通気性は高いですが、素材がウレタンという点が満点には至らなかった理由。総合的には十分満足でき、快眠できるマットレスです。通常価格でも十分に高いコスパですがセール時は特におすすめ。
ネルパンダとは?
ネルパンダは、企業理念として安心素材、手厚いカスタマーサポート、適正価格の3つを徹底し、ユーザーに寄り添った商品展開をおこなっている日本初の寝具メーカーです。
展開する代表的な商品は以下のとおりです。
ネルパンダの商品種類
- クラウド・マットレス
- リーフマットレス
- BAMBOOネックまくら
- シルク・真綿布団
- タオル
ネルパンダの商品が安心できる理由
ネルパンダの商品が安心できると断言できるのには理由があります。それは「認証制度の取得数」です。
認証制度
- Oeko-Tex®Standard100
- CertiPUR-US®
- Polygiene®︎ Stays Fresh
上記3つはネルパンダが取得する認証制度のです。世界基準の素材の安全にかかわる認証を取得することで、ユーザーへ安心感を与えてくれます。
ネルパンダ「クラウドマットレス」の体験レビュー
ネルパンダ「クラウドマットレス」の体験レビューです。公式サイトからわかるクラウドマットレスの特徴は3層構造ウレタンフォームで、雲(クラウド?)のような寝心地です。
その寝心地に加えて、腰痛対策にもなるのか、購入する価値はありそうなのかコスパ面も解説していきます。
開封&中身チェック
開封&中身チェック評価ポイント
- 圧縮ロールタイプ
- トートバッグが入っている
- ご挨拶カードと説明書
まずは梱包をあけていきます。ベッドフレームを使用する場合は、段ボールから出した後、ベッド上で開封作業を始めましょう。
近年のマットレス業界では常識になっている圧縮ロールタイプです。
同梱されていたのは「NELPANDA」とロゴの入っているトートバックでした。特に商品ページにも書かれていなかったのでおまけでしょうか。買い物用などにちょうど良さそうです。
さらにカードが2枚入っており、それぞれ「ご挨拶カード」と「取扱説明書」でした。
ご挨拶カードには創設者からのご挨拶が書かれており、その想いに少しほっこりします。この先10年以上長くお付き合いするマットレスのメーカーですから、読んでみると良いかなと思います。
取扱説明書には開封方法などが記載されてるので、マットレスの開封前に一読しておくことをおすすめします。
開封作業を続けます。
さらに傷をつけないようにカッターで気をつけながらビニールをはがすとあっという間に膨らみました。
圧縮ロールなので、開けずにそのまま2階へ持ち運びやすくなってます。しかし20㎏前後の重さがあり危険ですので、必ず大人2名でおこないましょう。
肌触りや質感
肌触りや質感評価ポイント
- さらさらしている
- 伸縮性が高い
- 吸湿速乾性がある
- 抗菌消臭機能がある
カバーの肌触りや素材の質感を見ていきます。
カバーはさらさらで優しい風合いで、上質な綿に触れているようです。COOLMAX®が使われているので速乾性や吸湿性に優れています。さらに吸湿した汗を発散するときに気化熱と通気性の高さで表面をほんのり涼しくしてくれます。
また、ポリジン加工がされているので、抗菌&消臭効果もあります。
伸縮性が高いため、身体の沈み込みに気持ちよくフィットする生地といえるでしょう。
寝心地
寝心地評価ポイント
- フィット感がある
- 体圧分散が高い
- 腰へのサポート力がある
- 横向きは正しい寝姿勢になる
あお向けの寝心地から確かめていきます。
あお向けで気にするべきは身体全体への圧力が均等かどうかです。どこか一部に体圧がかかりすぎるとその部位が痛んでしまいます。
1点だけ力を加えるとかなり沈むようにも感じる柔らかさですが、横になったときには身体全体が支えられる感覚になります。
クラウドマットレスは表面層が高弾性フォーム(55N)で、NELPANDA独自開発の「NELTexフォーム」と呼ばれるものです。
高弾性フォーム
反発弾性50%以上が「高弾性フォーム」で、15~50%までが「高反発フォーム」です。反発弾性は文字通り高くなるほど身体を押し返す力が大きくなり、寝返りのサポートや起き上がりがしやすくなる傾向になります。JIS規格のウレタンフォームの反発弾性試験(JIS K 6400-3)で計測されます。
高弾性フォームは日本では聞きなれない言葉ですが、高反発マットレスよりも高い反発力と体圧分散性を持っています。高反発なだけだと、ただ硬い寝心地になりがちですが、高弾性ともなると高い反発力に加え、ほどよいフィット感を感じられるようになります。
柔らかいか硬いかでいうと、柔らかい部類に入ります。しかし中層と3層目のサポート層によって「沈み込みすぎ」が防げるので、腰痛対策にも適しているといえるでしょう。
1,2層目(柔らかい)と3層目(硬い)を画像で比較すると違いは明らかだと思います。
次に横向きの寝心地です。横向きは背骨のラインがまっすぐになっているかどうかがだいじです。
ごらんのとおり、ほどよい沈み込みなので身体のラインにすきまができていません。もし、すきまができてしまうと無理な寝姿勢となり身体を痛めます。
以下の画像だともっとわかりやすいかと思います。
腰と肩部分がほどよく沈むことで背骨のラインが歪んでないのがわかるはずです。
クラウドマットレスの表面層が身体のラインに沿って沈んでいることの他にも、白い3層目(150N)が支えている点もポイントとなります。
3層目のサポートにより、ただ気持ちの良い寝心地だけでなく、腰痛持ちの方にも優しいつくりになっています。
寝返りのしやすさ
寝返りのしやすさの評価ポイント
- 腰部分のウレタンが硬め
- 腰への負担が少ない
クラウドマットレスは真ん中が少しかためにつくられているゾーン構造です。腰部分のサポート力を高めることで寝返りがしやすくなっています。
目視ではわかりにくいですが、座った感覚は少し変わります。
実際に寝返りを打ってみたところ、特に腰など力が入りすぎることなくスムーズに感じました。
通気性の高さ
通気性評価ポイント
- 通気孔が多くムレにくい
- カバーの特性によりさらさらが続く
通気性の高さは寝苦しさ回避のために重要です。汗でムレたり、寝床内温度が暑くなりすぎると中途覚醒を引き起こしたり寝つきにくくなってしまいます。
この点クラウドマットレスはなんら問題ありません。カバーに使われる素材がCOOLMAX®だからです。
COOLMAX®については先ほども「カバーの触感」で触れましたが、さらさらが長続きする素材です。
それに加えて構造にも秘密があります。こちらご覧いただけると穴がたくさん開いているのがわかると思います。
青い表面はこんな感じです。
寒い時期は暖かい布団を使うので、寝ているあいだに暑くなりすぎることもあります。クラウドマットレスのように通気性が良く温度調整が効くマットレスだとより快眠できるといえるでしょう。
第1層が一般的にムレやすいとされるぴったりフィットするのに通気性が高いのにはおどろきでした。
フィット感がありムレにくいマットレスを求める人におすすめできます。
コスパ面
コスパ評価ポイント
- 15万円クラスの寝心地
- 耐久性が高く寿命が長い
コスパ面の感じ方は人それぞれですが、私は高めだと考えます。
7万円を超えてきたマットレスは、5万円程度のものと比較して1段階上位のクラスになっている感じがしますね。
実際、20万円クラスのマットレスを体験している私としてもかなり満足です。さすがに20万円を超えてくるとまたひとつ上位のクラスになる印象なので、同じくらいとはいえません。
ただ値段でいうと、15万円クラスの寝心地と大差ないのかなと感じました。陰干しなどのお手入れもしやすい無理のない重さでもあります。10年以上の寿命である面からも、コスパは高めといえるでしょう。
今まで敷布団しか使用してなかった、安いマットレスを使ってたけど満足できなかった、良い寝心地のマットレスにグレードアップしたい人なんかにおすすめできます。
ネルパンダを使用して感じたメリット&デメリット
ネルパンダのクラウドマットレスを使用して感じたメリットとデメリットをまとめています。
メリット
メリット
- 体圧分散性が高く腰痛対策になる
- 振動が伝わらない
- 裏面に滑り止めがありズレない
- 耐久性が高く寿命が長い
- 保証が充実していて安心
体圧分散性が高く腰痛対策になる
クラウドマットレスは「体圧分散性」が高いこと、ゾーニング構造による寝返りサポート性もあることから、腰痛対策に向いているといえます。実際に試してみると、硬くて反発力が高いだけのマットレスとは寝心地がかなり違うのがわかるはずです。
振動が伝わらない
最近のマットレスでは「振動ゼロ」を売りにしていることがあります。これはウレタン素材であればだいたい振動が伝わりにくいといえるので、「振動ゼロ」を宣伝していないクラウドマットレスも例外ではありません。
この動画はクラウドマットレス上に絶妙なバランスで立っている子供のおもちゃを置いて確かめている動画です。近くでバンバンやっても「振動」が伝わっていませんね。パートナーやお子様と一緒に寝る場合でも、相手の動きを気にすることなく快眠できるといえます。
裏面に滑り止めがありズレない
裏面に「滑り止め」が付いていることで、直置きなりベッド上なり、動いたときにズレることなく使用できます。
耐久性が高く寿命が長い
耐久寿命も長く、推定10年ほど使用できるマットレスです。定価が約70,000円なので、年間7,000円で高級感のある寝心地と快眠を手に入れられます。今がセール時であればさらにコスパ抜群です。
保証が充実していて安心
保証が充実しているので、購入時の安心感があります。10年保証で長く使える上に120日間の返品保証があることで、購入時のハードルをかなり下げているでしょう。さらに返品時には追加料金がかからない良心的なシステムです。
デメリット
クラウドマットレスのデメリットをまとめています。
デメリット
- 口コミが少ない
- 持ち手がない
- 体重が重めな人には向かない
口コミが少ない
「口コミが少ない」ことで他の人の使用感を知ることができないのは、商品を選ぶ上でデメリットといえます。また、他人気マットレスに比べると知名度も少ないのでいくら良いマットレスでも手をだしにくいかもしれませんね。
ただ肌感ですが、コアラやエマのようにこれからどんどん露出が増え人気がでていくマットレスだと思います。(それくらい良い商品なので)
※追記
2023年に入り、認知度が上がり始めたようで公式サイト内でのレビューが増えています。良ければそちらを参考にしてみてください。
持ち手がない
「持ち手」については、あると意外と便利です。クラウドマットレスには持ち手がなく、陰干しのときに持ち上げづらいと感じるかもしれませんね。
体重が重い人には向かない(80kgが目安)
「体重」については、80kgを超えてくると沈み込みが深くなって寝姿勢が崩れてしまう可能性があります。100%ではないですがその可能性も考慮して選ぶと良いですよ。
逆にいえば70kg台以下の人には合う確率が高いといえます。
ネルパンダの口コミ&評判まとめ
ネルパンダ「クラウドマットレス」は発売してまもないので、口コミは今のところ少ないのが難点です。ただネット上をくまなく調査したところ、約20件ほどあったので一部ご紹介していきます。
まず、口コミ全体をまとめると以下のとおりです。
口コミまとめ
- 沈み込みすぎず気持ち良い
- 一緒に寝てる人の振動が伝わらない
- よく研究されたマットレス
- 寝心地が良い
- カバーの肌触りが良い
- フィットする
- 寝返りが邪魔されない
隣に夫が寝ていますが、夫の動きが全く気になりません。毎日ぐっすり寝られるので本当に買ってよかった!
母のために購入しました。開封したとたんぶわっとすぐに膨らみました。寝心地確かめさせてもらいました、、、めちゃくちゃ気持ちいい!ふわふわでモチモチ。母も気に入ったようでよかったです。娘も羨ましがってました。ふっかふか!
私は数々のマットレスを試してきました。この製品は寝た時に程よい反発で体を支えてくれるので、沈み込みがなく気持ちが良いです。マットレスのフォームをよく研究されているのだと思います。信頼できます
かなり柔らかな肌触りなのに、寝返りがうちやすいのは不思議ですが、とてもいいですね!ただし、マットレス自体は重いので、頻繁に動かす方には向いてないかもです。寝返りが打ちやすい
印象としては、今のところ悪い口コミはなく皆さん満足されているようです。気になる点として「マットレス事態は重く頻繁に動かすのは向いてない」という声が2件見受けられました。
他のデメリット部分については私自身のメリットデメリットをご参考ください。
ネルパンダのお手入れはどうすれば良い?
ネルパンダ「クラウドマットレス」のお手入れ方法についてです。
定期的な陰干しをする
晴れた日に風通しの良い部屋で定期的な陰干しをして湿気を放湿してください。
ネルパンダはウレタン素材を使用しています。ウレタン素材は湿気に弱く、湿気を含んだまま使用を続けるとカビが生える原因になってしまいます。
いくら通気性が高いマットレスといえど陰干しは忘れずにするべきです。頻度はできれば週に1~2度。湿気の多い季節は特に気をつけて念入りに陰干しすることをおすすめします。
汚れたときは硬く絞った布巾で拭く
水に弱い素材なので、濡らして洗うことはできません。もしもマットレス本体が汚れてしまった場合は硬く絞ったふきん等に中性洗剤をつけて優しく拭きます。このとき水分が絞り切れていないふきん等で拭くとウレタン素材がボロボロになったり劣化の原因になるので注意しましょう。
カバーの洗濯
ネルパンダはカバーが取り外せて洗えます。
カバーを洗うときには「洗濯ネット使用」と「デリケートコース使用」の2点を守りましょう。ポリエステルを使った生地は毛玉になりやすいです。
洗濯ネットとデリケートコースがそれを防ぎます。
また、アイロンがけと乾燥機使用はNGとなっています。カバーの生地を傷めることになるので注意してくださいね。
ネルパンダの耐久性はどれくらい?
耐久性は長く使い続けるためにも重視しなければなりません。ネルパンダは販売してまもないので、実際の耐久性はわかりません。
そのかわり、耐久性がどれくらいなのかを知るための数値があるのでご紹介します。
それは公式ページに公表されている「密度」というものです。
「D」という単位で表されていますね。数値が高ければ高いほど密度も高いものとなります。
密度をめちゃくちゃ簡単に説明します。スポンジを想像してみてください。
「穴がスカスカのスポンジ」と、「穴がほぼない気密性の高いスポンジ」はどっちの方が強いと思いますか?
なんとなくわかると思いますが、穴がほぼない気密性の高いスポンジの方が強いですね。
クラウドマットレスを構成する素材はウレタンです。そのウレタン素材はスポンジのようなもの(というかスポンジです)なので、先ほどの例と同じことがいえるのです。
つまり、密度が高いと「強い=高耐久力」といった関係性になります。
40~50Dは高品質高耐久
ではどのくらいの密度(D)が良いのか、です。こちらの表をごらんください。
もっとも身体に当たりヘタリやすくなりがちな1,2層目は50Dとなっていたはずです。クラウドマットレスは「10年以上の寿命と、10万円以上の価値がある」といった具合になります。
密度をみることで、コスパの高さも明らかになったのではないでしょうか。
ちなみに50D以上になるとオーバースペック(高すぎても良くない)となります。また上層は密度高めでも、下層は密度がふつう程度に調整されるのが一般的です。
ファスナーの仕様も長持ちしそうなつくり
あまり気にする人もいないかと思いますが、ファスナーの仕様にも注目してみましょう。
通常だと上記画像のようにファスナーの「エレメント」と呼ばれる部分が外にむき出しになっていますね。
クラウドマットレスは内側に「エレメント」が入り込み隠れています。ホコリやごみから守ってくれるタイプの縫合です。マットレスは長く使用するものですから、細かい気遣いがあるのは嬉しいですね。
さらにこのファスナーは中に入れ込むこともできます。これに何の意味があるかといえば見た目くらいかなと思いますが、あまりみない面白い仕様ですね。
ネルパンダの保証について詳しく!
ネルパンダの返品保証はユーザーにとってかなり良心的な設定です。ここでは2種の保証について解説していきます。
製品10年保証は‟2.5㎝のくぼみ”
ネルパンダの製品保証というのは、マットレス自体のくぼみ(凹み)に関わる保証です。
保証対象は、主にマットレスのくぼみ(2.5cm以上のくぼみ)とマットレス自体に入ってしまった亀裂です。
引用:NELPANDA
製品保証対象機関である10年以内における通常使用で、2.5㎝以上のくぼみが発生した場合にのみ適用されます。
120日間の返品保証は‟ノーリスク”
ネルパンダの120日間の返品保証は返送料や事務手数料など一切かからないノーリスクなサービスです。
NELPANDA公式サイトからご購入いただいた後、商品にご満足いただけなかった場合、及びトライアル期間内の場合は全額返金いたします。追加料金をご請求することはございません。そのため、リスクフリートライアルという名称になっています。
引用:NELPANDA
返品保証についての詳細はこちらのページで確認できますが、簡単に流れを説明すると以下のとおりです。
返品の簡単な流れ
- 注文後、製品到着からトライアル期間スタート
- 最低でも14日間は使用する
- 返品するときはカスタマーサポートに連絡
- 連絡後、配送業者の手配をしてもらう
- 指定日に配送業者がくるので玄関先で商品の引き渡し
- 次月以降、返金完了
返品時には、段ボールなどの用意は不要です。商品到着時の梱包材は捨てて構いません。
公式ページに書かれていた注意点も箇条書きで記載しておきますね。
注意ポイント
- 最低でも14日間使用する
- 返品は1世帯につき1商品のみ
- 通常の使用用途で使用した場合のみ対象
- 傷や汚れがある場合は返品不可
お子様やペットのいるご家庭は、不意な傷がついてしまうこともあるため気をつけて使用すると良いです。
ネルパンダで販売されている製品
ネルパンダで販売されている商品は2023年11月現在8種類です。
商品画像 | ||||
商品名 | リーフ・マットレス | クラウド・マットレス | 肌掛け布団 | 合掛け布団 |
タイプ | 高反発マットレス | 高反発マットレス | シルク真綿布団 | シルク真綿布団 |
価格(税込) | 37,800円 | 73,800円 | 19,800円 | 26,800円 |
どんなものか確認したい方は以下の公式サイトへのリンクから、それぞれの商品詳細ページから見れますのでご活用ください。
各商品詳細
- リーフ・マットレス
- クラウド・マットレス
- 肌掛け布団
- 合掛け布団
ネルパンダと他人気マットレスを比較
ネルパンダと他人気マットレスとの違いを比較しています。今回比較対象としたのは「コアラマットレス」と「エママットレス」です。
主に硬さの違いと機能性が気になるポイントだと思うので、素材の観点からも簡単に解説していきます。
3種のマットレス比較表
商品画像 | |||
商品名 | クラウドマットレス | オリジナルコアラマットレス | エママットレス |
価格(税込) | 73,800円 | 69,900円 | 99,000円 |
サイズ | S/SD/D/Q | S/SD/D/Q | S/SD/D/Q/K |
厚さ | 23cm | 23cm | 25cm |
硬さ | ・第1層:55N ・第2層:45N/60N/45N ・第3層:150N |
・第1層:70N ・第2層:120N ・第3層:200N |
・第1層:70N ・第2層:150N ・第3層:120N |
重さ | 約17㎏ | 15.96kg | 17.5kg |
カバーの洗濯 | ◎(洗濯機可) | △(手洗い推奨) | ◎(洗濯機可) |
両面仕様 | ✕ | ✕ | ✕ |
保証 | ・製品10年保証 ・120日間の返品保証 ※返品時リスクなし |
・製品10年保証 ・120日間の返品保証 ※返品時リスクなし |
・製品10年保証 ・120日間の返品保証 ※返品時リスクなし |
ブランド名 | NELPANDA | コアラマットレス | エマスリープ |
商品ページ | 詳細を見る> | 詳細を見る> | 詳細を見る> |
「硬さ」はニュートン(N)というウレタンの硬さを表す数値を使用しています。
構造や人によって感じ方が違うので一概には言えませんが、なんとなくの目安は以下の表で確認してみてください。
消費者庁の表示ルール | |
区分 | 用語(表示名) |
110ニュートン以上 | 硬め |
75ニュートン以上110ニュートン未満 | 普通 |
75ニュートン未満 | 柔らかめ |
こちら消費者庁ホームページに記載の基準ですが、あくまでも目安です。3ブランドのマットレスとも、実際には硬さの違う3層構造となっているので真に受けずに試してみることが必要です。
硬さは数値だけでみると[(柔)ネルパンダ<エママットレス<コアラマットレス(硬)]と、ネルパンダが1番柔らかめです。
ただ実際に寝比べてみると[(柔)コアラマットレス=ネルパンダ<エママットレス(硬)]の順となります。
また、唯一ネルパンダが高弾性フォームなので、ウレタンフォームの素材品質は1番高いことがいえます。
では、それぞれの違いを個別で見ていきましょう。
ネルパンダとコアラマットレスの違い
コアラマットレスはSNSを中心に人気を集めるオーストラリア出身の寝具ブランドです。
種類は4種類あり、今回比較した「オリジナルコアラマットレス」は同ブランド内では最安値の商品です。
特殊素材と筆者自身の寝心地評価をまとめました。
商品名 | クラウドマットレス | オリジナルコアラマットレス |
特殊素材 | ・COOLMAX® ・ポリジン |
・テンセル™リヨセル繊維 |
特殊素材の特徴 | ・速乾性がある ・吸湿性が高い ・抗菌消臭機能 |
・ユーカリ由来の天然素材 ・柔らかく心地よい ・保湿,吸湿,速乾性が高い |
寝心地評価 (筆者の) |
45/50 | 42/50 |
硬さ(主観) |
※当サイトの評価方法についてはこちら
オリジナルコアラマットレスで使われるテンセル™リヨセル繊維は、再生繊維で滑らかな触り心地と伸縮性、吸湿速乾性が特徴の繊維です。抗菌性があるのはポリジン加工されているクラウドマットレスだけです。
先ほどの表を見ていただくとわかるとおり、ネルパンダの表面層は55Nでコアラマットレスは70Nです。しかし体感はさほど変わらない印象でした。この辺は個人差があるかもしれませんが、少なくとも私はネルパンダとコアラは硬さを同じくらいと感じます。
ネルパンダとエママットレスの違い
エマスリープもSNSを中心に人気が高まっているドイツからやってきたマットレスブランドです。
先ほどと同じく特殊素材と筆者自身の寝心地評価をまとめました。
商品名 | クラウドマットレス | エママットレス |
素材 | ・COOLMAX® ・ポリジン |
・エラスタイン |
機能性 | ・速乾性がある ・吸湿性が高い ・抗菌消臭機能 |
・伸縮性が高い |
寝心地評価 (筆者の) |
45/50 | 46/50 |
硬さ(主観) |
エマスリープのエラスタインはゴムのように伸縮性があるのが特徴です。伸縮性をあげることで寝心地を良くし、寝返りのときもつっぱらずに体の動きに合わせて生地が伸びてくれます。
エマスリープは伸縮性に優れ、通気性の高さと抗菌性については、COOLMAX®とポリジンが使われるクラウドマットレスの方が高いことがうかがえますね。
実際に筆者が使用した感じだと、ニュートン(N)の数字のとおりエママットレスの方が硬めでした。
少しでも硬めが良い場合は、コアラマットレスやクラウドマットレスよりもエママットレスを選んでみると良いですよ。
似てる?エマとコアラとの共通点まとめ
エマスリープとコアラマットレスとの特徴における共通点を探してみました。
3ブランド共通点
- 振動吸収性
- 多層構造
- ウレタンフォーム素材
- 20㎝以上の厚みを持つ
- オープンセル構造
- インスタ主体の広告戦略
- 実店舗を持たないネット販売
- 120日のお試し期間付き
- 10年製品保証
かなり似ていますね。
どれにするか決める手段は「寝心地の印象」と「そのときに安くなっているか」「ブランドストーリーへの共感」がポイントだと思います。
あとはネルパンダが優れている特徴を探るのもポイントではないしょうか。以下にまとめておきますのでぜひ参考にしてください!
ネルパンダが最も優れている点
- 通気性の高さ:通気孔が多くムレにくい(夏も安心)
- 弾力性(密度D):もちっとした寝心地と寝返りのしやすさの両立
- 返品時の諸費用ゼロ:リスクなしで試せる
- 公式サイトのポイント制度:次また利用するときお得
- 取得認証数:安心素材の証明
✔ Oeko-Tex®Standard100
✔ CertiPUR-US®
✔ Polygiene®︎ Stays Fresh
【注意】パンダ・マットレスとは全くの別物!
あまり知っている人はいないと思いますが、間違えて購入して欲しくないので一応「パンダマットレス」の存在もあることをお伝えしておきます。
パンダマットレスはイギリスからやってきた寝具ブランドで、主にトッパーやベビー用マットレスの販売です。
名前に「パンダ」とありますが全くの別物。NELPANDAとは関係はありません。
ネルパンダのよくある質問集
ネルパンダに関する、みなさんが疑問に思いそうなことを一問一答形式で簡単にまとめています。
ネルパンダのサイズ展開は?
ネルパンダのクラウドマットレスのサイズ展開は4種類です。
- シングル:97×195×23 (cm)
- セミダブル:120×195×23 (cm)
- ダブル:140×195×23 (cm)
- クイーン:160×195×23 (cm)
一般的なキングサイズは横幅約190cmなので、キングサイズが欲しい場合はシングルを2台並べて使用する方法もあります。ぜひ参考にしてみてください。
ネルパンダはどこで製造されている?
ネルパンダの製造国は中国です。中国というと良い印象は持たれないかもしれませんが、正直ピンキリです。実際にネルパンダの製品の細かい縫合などをみてみると、ほつれもみあたりませんし、ファスナーも中材のウレタンにも変形や損傷はなく、特に心配する要素はないかなと思います。
保証はなにがある?
ネルパンダの保証は2つです。
- 製品10年保証
- 120日間の返品保証
なお、返品時には送料など追加費用は一切かからないので安心してください。
返品された商品は使いまわすの?
「返品されたマットレスはできるだけ寄付にまわす」と書かれていました。誰かが使用したマットレスが自宅に届くことはありません。
セールやクーポンでお得に購入する方法は?
ネルパンダのマットレスや真綿布団をセールやクーポンでお得に購入する方法はあります。
詳細はこちらの「NELPANDAのセールとクーポン最新情報」で随時更新中です。
ネルパンダの名前の由来は?
ネルパンダ創設者は元Googleエンジニアという面白い経歴を持っています。ある仕事で睡眠モニタリングを担当したときに起業を考えたとのことです。
NELPANDA(ネルパンダ)は「寝るパンダ」のローマ字表記です。名前の由来はもちろんあのパンダ。パンダは居心地のいい場所ならどこでも眠れるそうです。「パンダのような目元にならずに、そしてパンダのようにぐっすり眠れるように」という気持ちが込められています。
ちなみに「NELPANDA」のロゴがとんがってるのがわかりますか?これはパンダの大好きな竹(笹)をイメージしているそうです。
開発ストーリーは公式ページに詳しく書かれていますので興味があればごらんください。
まとめ
株式会社ネルパンが販売する「NELPANDA クラウド・マットレス」は低反発でフィット感と体圧分散性の高い寝心地です。
COOLMAX®素材を使ったカバーは、さらさらな肌触りと吸湿・速乾性があり、低反発のデメリットの「ムレやすさ」を感じさせません。暑い夏、意外とムレやすい冬の布団内など、1年通して快適に眠れます。
価格は7万円台と、妥当~高めのコスパとなっています。もし今のタイミングがセール時であれば手に入れて損はないはずです。
柔らかめの寝心地のマットレスは好みや合う合わないがでやすくなってます。ただNELPANDAのマットレスにはノーリスクの返品保証が付いています。
ぜひ120日間じっくりと試して、あなたの身体に合っている寝心地なのかを確かめてみてください。
また、同ブランドの三つ折りタイプ「リーフマットレス」についてもまとめてるので、気になる方はこちらもどうぞ。
隣を気にせずぐっすり寝れました