国産ひのきベッドで定評のある源ベッドの「島根県産・高知四万十産ひのきすのこベッド(TCB233)」を購入しました。
この記事では、組立の一部始終から数日使用した感想まであますことなくレビューしています。気になるきしみについても検証したので、購入を検討中の人は参考にしてみて下さい。
マットレスをお探しの人は、同じく源ベッドの夜香ハイグレード2もおすすめです。
源ベッド国産ひのきベッドのレビュー
源ベッド国産ひのきベッドのレビューをしていきます。素直に良いと感じたところや、ちょっと気になったところを紹介しています。
ひのきの香りに包まれて眠れる
ひのきの香りに包まれて眠れるのは、ひのきベッドの醍醐味で、ほとんどの購入者が求める機能性でしょう。
源ベッド国産ひのきベッドは純国産のひのきで、無塗装なのでひのきの香りが部屋中に広がります。まさにひのきの香りに包まれて、森林浴効果も得られるんじゃないかと思うくらいです。
ひのきの香りの元である「フィトンチッド」には自律神経の安定、集中力の向上効果が期待できるといわれます。自律神経の安定は、副交感神経の優位をもたらしますので、ひのきベッドはナチュラルな睡眠導入剤といっても過言ではないですね。
たまにきしみ音がする
きしみ音はまったくないわけではないです。
実際に座って縦と横の動きできしみ音がするかどうかの検証をおこないました。
結果、縦の動きには強いですが、座って横に揺れてみたときにきしみ音がしました。ただこれは意図的におこなった動きで、通常の睡眠時の動きではありません。それにけっこう力を入れて動いたときにしか音はなりませんでした。
約1か月使用してますが、ふつうに寝ていてきしみ音がしたことはないので、ネジのゆるみさえ気をつければ大丈夫だと思います。
耐久性は平均くらい
源ベッドの「耐荷重」は以下のとおりです。
- シングル:100kg
- セミダブル:120kg
- ダブル:140kg
耐荷重は「体重+マットレス重量」がその数値を超えている場合、早期のきしみやゆがみの原因になりやすいというのを示す数値です。あくまでも耐久性を示すだけなので、この数値を超えると壊れてしまうという意味ではありません。
耐荷重の一般的な平均値は80kg~100㎏です。源ベッドの耐荷重も同程度の平均値なので、だいたい10~15年程度の寿命でしょう。
「もっと頑丈なベッドが良い!」という人は、少し価格は上がりますが同ブランドの「頑丈ひのきすのこベッドTCB245」もチェックしてみてください。
部品が少なくて組立が非常に楽
ベッドって組立の難易度次第で購入を左右されますよね。
ひとりで組立しなければいけない、力に自信がない、組立そのものが面倒で無理といったように、組立に対する懸念はさまざまだと思います。
源ベッドも組立が必要なベッドです。しかし、一般的なベッドフレームの組立に比べるとかなり簡単なほうではないでしょうか。
組立詳細はこちらで紹介しています。
源ベッド国産ひのきベッドの組立て
源ベッドの組み立ては非常に簡単です。ひとりでおこなって、だいたい20分くらいで終わりました。
組立まとめ
- 組立時間は2人で20分ちょっと
- 全部で6パーツに分かれている
- ネジ締めは8本8ヵ所
源ベッドの組立て
購入後のイメージが付きやすいと思いますので、源ベッド国産ひのきベッドの組み立ての様子を写真とともに確認してみてください。
注文したのが7月22日で、最短の到着日が8月4日だったので、だいたい2週間ほど時間がかかることを想定すると、早めに購入した方が良いかもしれませんね。
梱包は3個口になってます。
敷き板のダンボールだけかなり重たかったので注意して運びましょう。開封していきます。
床を気キズ付けないように慎重に作業します。開けた瞬間、ひのきの良い香りが広がりました。
すごく理想的な香りで、寝るのが楽しみになります。
全部出し終わりました。
続いて、上下とサイドをだいたいの距離感で置いていきます。
まずはヘッド部分に両サイド2か所ずつネジを締めていきます。今回は20㎝くらいのマットレスを使うので、今回は下から2段目の高さにします。
ここで4段階の高さを決めるので、マットレスや布団の高さとあわせてネジを入れましょう。脚側のネジも同じ高さに合わせて入れていきます。ちなみに同封のスパナを使うので、自分で工具を用意する必要はありません。両方のネジを入れ終えたら、サイドフレームをはめ込みます。
はめ込みました。
次は敷き板ですが、重たいので気合入れて持ち上げます。
置くときに指を挟めるのが怖いので慎重に。
ここで気をつけるのは敷き板の向きです。上記写真のような向きで、ベッド中心部にすきまができないように置きましょう。
こうなります。
これであっというまに完成です!ほぼひとりでおこないましたが、約20分ほどの簡単な組み立て作業でした。
外観や細部をチェック
ひのきの集成材と使っているとのことでしたが、木目が自然な感じできれいです。
作業してても思いましたが、木のとげが立っているようなことはありません。表面は非常に滑らかな肌触りです。
角も丸く加工してあるので、うちの5歳児と0歳児もぶつかってケガをしなさそうで安心です。
と思ったら、ヘッドボードの裏をみると1本だけとげが見つかりました。
職人さんがひとつひとつ手作りしているとのことです。とても信頼のおけるメーカーさんですが、いちおう全体を触りつつ見渡し、検品することをおすすめします。
実際にマットレスを置いてみた!
実際にマットレスを置いてみたときの様子です。
厚さ21cmのネルマットレスを置いています。
下から2段目の高さでピッタリかなと思います。
雰囲気が素敵です。
軽いパソコン作業もできます。
とにかく素敵な寝室になりました。毎日寝るのが楽しみです!
源ベッド国産ひのきベッドのメリットとデメリットまとめ
メリットとデメリットは以下のとおりです。
〇メリット | △デメリット |
|
|
正直、デメリットというデメリットは見当たらず絞り出した感じになっています。
今までは「なるべく安く」と考え、1万円程度のベッドを使っていました。しかし、この源ベッド国産ひのきベッドを実際に使ってみるとその品質の違いにかなりおどろきます。ひのきの香りもリラックスできる感じがしますし、丈夫で長く使えそうな質感で大変満足しています。
TCB233とTCB533・TCB245の違いはなに?比較表でチェックしよう
源ベッドのすのこベッドはいくつか種類がありますが、違いが分かりにくいですよね。ここではTCB233とTCB533・TCB245との違いを解説しています。
TCB233とTCB533の違い
TCB233とTCB533の違いは、配送期間・組立・脚の数の3つです。
大きな違いは配送期間と組立です。
商品画像 | ||
---|---|---|
商品名 | 国産ひのきすのこベッド | 国産ひのき6本脚ベッド |
配送 | 大型家具 | 佐川急便 |
組立目安時間 | 30分程度 | 1~2時間程度 |
脚の数 | 4本 | 6本 |
TCB233は半組立品となっていて、組立時間目安がひとりで30分程度のため、非常に組立が楽なタイプとなってます。そのかわり、大型家具便での配送となるため配送地域によっては到着に最大1か月かかることがあるというデメリットがあります。
一方、TCB533はパーツ数がTCB233の約10倍となっており、一からの組立が必要です。佐川急便での配送となり到着までの期間が早くなった代わりに、組立に1~2時間かかってしまうのがデメリットです。
また、脚の数はTCB233が4本、TCB533が6本。TCB233よりもTCB533の方が支えが強い仕様となってます。ただし耐久性に違いはほとんどないようなので、耐用年数的にはどちらも変わらないでしょう。
TCB245は頑丈なタイプ
頑丈すのこベッドは、ユーザーからの「もっと強度を上げて欲しい」という声から生まれた商品です。TCB233と533と比べて、センターフレームを追加し、脚が太くなり、全体の強度を高めています。検査機関のボーケンによる耐久性試験では1トンの重さに耐えたとのことです。絶対にきしみ音はしてほしくない、2人以上で使うといった場合におすすめのモデルとなってます。
源ベッド国産ひのきベッドTCB233のよくある質問
源ベッド国産ひのきベッドTCB233によくある質問をまとめています。
納期はどれくらい?
納期は最大で約2週間かかります。急ぎで必要になる場合は早めに注文しておくか、納期の早いTCB533を注文しましょう。
>>TCB233とTCB533の違い
保証はある?
源ベッド国産ひのきベッドTCB233の保証は1年です。
耐用年数はどれくらい?
耐用年数の表記はされていませんが、一般的なベッドの寿命は10~15年です。源ベッド国産ひのきベッドも同じくらいの耐用年数と考えていいと思います。
角は立ってる?
角は丸く加工されていますので比較的安全です。