【レビュー】源ベッド咲夜ハイフィールの口コミや評判｜実際の寝心地はどう？

この記事の監修者

今 真一

【上級睡眠指導士782号】
身長175㎝/体重62㎏。眠ハックの運営者。睡眠の質向上には寝具が重要と気づいて7年経つ寝具選びのプロ。自宅の一室は検証のためのマットレスだらけ。マットレス以外にも睡眠の大切さを世の中に広げる活動をしている。

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近年、扱いやすくコスパの良い商品が多い高反発ウレタンマットレスが主流。でも通気性が悪いなど気になる点もありますよね。今回レビューしているウレタンマットレスは暑がりな人でもおすすめできます。

この記事では、国産で安心・コスパが良いと評判の源ベッドが販売する「咲夜ハイフィール」のレビューを紹介。同メーカー人気モデルの夜香ハイグレード2との違いも紹介しているので、ぜひ購入参考にしてみてください。

源ベッド咲夜ハイフィールとは

源ベッドの咲夜ハイフィールは、高い弾力性と高密度のウレタンフォームを使用し、感触や寝心地にこだわった高反発ウレタンマットレス。株式会社悠デザインが共同開発をしており、寝具の専門家としての理想が詰まった商品です。名前の由来は「高+感触=ハイ(high)+フィール(feel)」からきています。

基本情報

咲夜ハイフィールの基本情報です。

源ベッド咲夜ハイフィールの評価

まず咲夜ハイフィールの評価をまとめます。

源ベッド咲夜ハイフィールの体験レビュー

源ベッドの咲夜ハイフィールを実際に使用した感想を写真とともにお伝えしていきます。

梱包材には「ポケットコイル」の文字が…

咲夜ハイフィールは圧縮梱包のため、配送時はコンパクトになっています。

重さはたったの6.5kgしかないので2階などに運ぶときはかなり楽です。梱包材をよくみると、「ポケットコイル」の文字が…。

「もしかして違う商品が入っているのでは？」と疑いながら開封していきます。

中に入っていたのはまちがいなく「咲夜ハイフィール」でしたのでひと安心。他の梱包材を使いまわしているのか、新商品だからまだ専用の梱包材が用意されていないのかどちらかでしょう。どちらにしても少し焦りますね。

軽いのでビニールから取り出すときも簡単でした。

咲夜ハイフィールの足元にあるロゴはシールになっています。

脚が当たるので煩わしい感覚がありましたが、はがせる仕様になっているなら問題ありません。

開封直後の厚さは正規の12cmには届かないくらい。

少し時間をかけて戻っていくようで、同日の2~3時間後には問題なく12cmの厚みが確認できました。

側生地はしっかりめで丈夫そうなつくり

側生地はしっかり硬めで伸縮性はほぼありません。素材はアクリル60％、ポリエステル40％となっており、耐久性を重視した感じです。

そのため少し硬めです。肌触りや質感はシーツや敷パッドで調整すると良いと思います。そのままでも使用できないほどではありませんが、長く衛生的に使うためにも直で寝るのは避けた方が良いですね。

単純に硬いだけじゃない反発感

リーズナブルなウレタンマットレスだと、1層構造のものが多く寝心地が硬い場合がほとんどです。硬いことが悪いわけではないですが、クッション性に物足りなさを感じることがあると思います。

咲夜ハイフィールは12cmと薄めながらも、1.5cm～4cmのウレタンと不織布が重なり合って構成している多層構造です。

単純な1層構造じゃないからこそ寝心地の奥行きがあり、硬いだけじゃなくて体をやさしく支えるクッション性まで兼ね備えた硬さ・反発感になっていると感じます。

横向きよりはあお向けの方が寝やすい

仰向けで寝た感じ、「体圧分散されているとはこういうことか。」と思えるくらい体への負担が軽減されている感覚を覚えます。

フィット感はそこまで高くありません。どちらかというとやや硬めくらい、しっかり支えてくれるような感覚です。厚さが12cmしかないため横向きはどうかなと思いましたが、底付き感はありません。

ただ腰や肩回りが広めな人には少し窮屈に感じるかも。

もし厚さが足りないと感じた場合は、クッション性をさらに上げるためにもトッパーを別で用意すると良いと思います。以下、端っこで寝ている状態を撮影した写真です。

極端に腰が落ちることもなく、正しい寝姿勢となってます。

また、うつ伏せにもちょうど良い反発感です。

弾力が高く寝返りしやすい

反発弾性率は50%以上あれば高弾性といわれ、高反発よりも反発力が高いことが示されます。咲夜ハイフィールの反発弾性率は60%以上。寝返りもすいすいできて寝疲れしなそうです。寝返りのサポート力が強いマットレスは、高齢者に腰痛持ちの人にも適してます。また、起き上がりも楽にできます。

筆者

高齢者の方は筋力が弱くなるため、反発力の高いマットレスを選びましょう。

通気性にこだわりを強く感じる

咲夜ハイフィールは一般的には通気性が悪いといわれるウレタン素材を使用したマットレスです。通気性の良し悪しは快眠のためにとても重要なポイントとなります。その点、咲夜ハイフィールはこれでもかというくらい通気性にこだわっている仕様となっており、実際寝ていてもムレを感じることはありません。

通気性の要となる要因は主に3つ。

マットレスの側面はマットレス内部のあたたまった空気や湿気を外にがしやすいメッシュ構造です。

表面の身体に直接当たる生地はガーゼのようにサラッとしています。おかげで夜通しムレを感じさせません。

また、キルティング加工となっており溝があるおかげで体との密着感が減ります。

キルティング内には綿が入っているため、通気性の悪いウレタンとの直接触れないようにつくられている構造もムレを感じさせない工夫ですね。

立てかけなどお手入れ時に楽

マットレスのお手入れといえば陰干しやシーツ・敷パッドの付け替えですね。咲夜ハイフィールの重さは約6kg。とても軽いので片手でも立てかけることができます。

持ち上げるのも楽々です。

個人的にメンテナンスのときに重さがストレスになるとさぼりがちになってしまいます。軽いというだけで気持ちも楽になるので、日々のお手入れもスムーズにおこなえます。結果的に長く快適に使えることになるので、重さ(扱いやすさ)重視で選ぶのもアリだと思います。

使用後1週間の感想

咲夜ハイフィールを1週間使用してみました。

私は合わないマットレスを使うと腰痛が出てしまう腰弱者です。咲夜ハイフィールはそんな私の腰にやさしくフィット、そしてやさしくサポートしてくれるマットレスでした。そのため腰痛は出ていません。

ただこれまでのレビュー内でも記述したとおり、横向きの腰周りの圧迫感が気になりました。薄くて扱いやすいですし致し方ないとは思いますが、個人的にはもう少しクッション性が欲しかったなと感じます。

それでも扱いやすさを重視する場合は総合的な満足度は高いはず。ホテルのような寝心地を求める人は以下の記事を参考に、20㎝ほどの厚みを持つマットレスを探してみてください。

源ベッド咲夜ハイフィールの一般の口コミや評判を調査！

咲夜ハイフィールの口コミには、「値段が安いのに寝心地は悪くない」「底付きもなく使える」といった好印象の内容が多いです。一般使用者の口コミを見ていきましょう。

1ヶ月使用した結果寝返りもしやすいし腰痛も解消。少し硬めの寝心地ですが良い感じです。ベッドの下が収納になっているのでマットレスは動かせる重さ、薄めの厚みが絶対条件で日本製造なのもこちらのマットレスにした決め手でした。

引用：楽天市場

源ベッドの口コミがとても良かったので、いろいろ調べて購入しました。寝返りもしやすく底つきもなく良かったです。こんなマットレスレスを探してました。満足。

引用：楽天市場

口コミ通り悠ベッドサイトを信用しているので買いました。底つき感が全くないのがいいです。

引用：楽天市場

源ベッドの評判が良いことで、新商品の咲夜ハイフィールへの信頼度がもともと高かったようです。もちろん使用感にも満足している人がほとんど。日本でつくられている点も購入の決め手になっています。

寝心地については商品説明と相違なく、寝返りしやすい、底付き感がないなどの声がありました。

源ベッド咲夜ハイフィールはどこで買える？店舗情報

咲夜ハイフィールは公式サイトの他にも、楽天市場やYahoo!ショッピングで購入可能です。

各ショップの販売価格｜最安値はどこ？

各ショップと販売価格を以下でまとめてみました。

他社ショップでは販売されていません。いずれの店舗も源ベッドが直営するショップです。

体験できる店舗はなし

咲夜ハイフィールを販売する源ベッドは実店舗を持っておらず、ネットショップのみの展開です。そのためマットレスに実際に触れて体験できる店舗はありません。

源ベッド咲夜ハイフィールと夜香ハイグレード2の違いはなに？

公式ページにも咲夜ハイフィールと夜香ハイグレード2の違いについて記載されていますが、実際に体験した筆者からみた違いを以下でまとめています。

商品名	咲夜ハイフィール	夜香ハイグレード2
商品画像
価格(税込)	39,900円	30,900円
タイプ	高反発ウレタン	ポケットコイル
厚さ	12cm	23cm
重さ	6.5㎏	22㎏
硬さ	やや硬め	やや硬め
耐用年数	約8年	5～8年
保証	3年間	3年間

※3年保証は本店でのお買い上げ限定

より寝心地が良い方なら夜香ハイグレード2

より寝心地が良い方を選びたいなら夜香ハイグレード2をおすすめします。

咲夜ハイフィールも寝心地は良いですが、「薄いタイプのマットレスの中では良い方」といった感想です。ポケットコイルマットレスである夜香ハイグレード2の寝心地の良さには敵わないかなと感じます。

源ベッド公式サイトへ

扱いやすい薄手が良いなら咲夜ハイフィール

「重たいのがイヤ」「移動が楽な方が良い」といった場合は、咲夜ハイフィールの方がおすすめです。重さは約6kgしかなくてとても軽いです。

また、小さなお子様がいるご家庭も薄型で高さがでない咲夜ハイフィールを選んだ方が安心できます。

廃棄時にはちぎって細かくし、ゴミ袋に入れることで燃えるごみとして出すことができます。ポケットコイルだとお住まいの自治体にもよりますが、最悪業者頼みとなるため1万円以上の廃棄費用がかかることもあります。捨てるときまで考えて購入する人も咲夜ハイフィールを選ぶといいですね。

源ベッド公式サイトへ

源ベッド咲夜ハイフィールでよくある質問

咲夜ハイフィールについてのよくある質問を紹介しています。

返品保証はある？

返品保証はありません。

素材タイプはなに？

ウレタンフォームを使用したウレタンマットレスです。

折りたたみは可能？

折りたたむことは不可能ではないですが、折り目がついてへたりの原因となりますしあまりおすすめはできません。また、手を離すと高い反発力で元に戻るため、どうしても折りたたみたい場合はゴムバンドが必須です。

裏面は使える？

咲夜ハイフィールの裏面は使えず、片面仕様となってます。ただ、裏面も表面と同じ生地なので使えないことはないとは思いますが寝心地はあまり良くないです。

源ベッド咲夜ハイフィールのまとめ｜よかったところと気になったところ

最後に咲夜ハイフィールの良かったところと気になったところをまとめています。