「ストレートネックにはタオル枕がいい」と聞いたことはありませんか?
スマホやパソコンを見る時間が長いと、首が前に出た姿勢になりやすく、首こりや肩こりが気になる人も多いと思います。
ただ、タオル枕でストレートネックが治るのかというと、そこは少し慎重に考えたいところです。
タオル枕は、あくまで枕の高さを見直すためのひとつの方法です。首まわりがラクに感じる人もいますが、ストレートネックそのものを治すものではありません。
この記事では、実際にタオル枕で一晩寝てみた感想をもとに、メリット・デメリット、合わない人、使うときの注意点をまとめます。
この記事でわかること
- タオル枕はストレートネック対策になるのか
- 実際に寝て感じたメリット・デメリット
- タオル枕が向いている人・向いていない人
- 首がつらいときに枕選びで見直したいポイント
なお、ストレートネック全体の対策を知りたい方は、先にこちらの記事を読んでおくと流れがつかみやすいです。
▶ストレートネックの原因や対策はこちらで詳しく解説しています。
この記事の監修者
身長175㎝/体重62㎏。眠ハックの運営者。睡眠で悩む人の相談を受けたり講習会を通して睡眠の大切さを世に広める活動をしている。マットレスや枕選びはYouTubeで好評受付中。
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タオル枕はストレートネックに効果がある?
まず結論からいうと、タオル枕はストレートネックを治すためのものではありません。
ただし、枕の高さが合っていない人にとっては、首の角度を見直すきっかけになります。
ストレートネックは、本来ゆるやかにカーブしている首の骨が、まっすぐに近い状態になっていることを指します。スマホやパソコンを見るときに頭が前へ出る姿勢が続くと、首や肩まわりに負担がかかりやすくなります。
寝ているときも同じで、枕が高すぎると首が前に曲がったような姿勢になりやすく、低すぎると首が反りすぎてしまうことがあります。
そのため、タオル枕で高さを細かく調整しながら、自分の首がラクに感じる高さを探すという使い方なら試す価値はあります。
ポイント
タオル枕は「ストレートネックを治す枕」ではなく、枕の高さが合っているか確認するための簡易チェックとして考えると使いやすいです。
そもそもストレートネックとは?
ストレートネックは、いわゆる「スマホ首」と呼ばれることもあります。
本来、首の骨はゆるやかなカーブを描いて頭を支えています。しかし、長時間うつむいた姿勢が続くと、頭の重さを首や肩の筋肉で支える時間が長くなります。
その結果、首こり・肩こり・頭の重さなどを感じやすくなることがあります。
ただし、首の痛みやしびれ、強い頭痛などがある場合は、枕だけで判断しないほうがいいです。気になる症状が続く場合は、整形外科などで相談してください。
注意
- 手や腕にしびれがある
- 首の痛みが強い
- 頭痛やめまいが続く
- 朝起きたときの不調が長く続いている
このような場合は、自己判断でタオル枕を続けるより、医療機関で相談したほうが安心です。
タオル枕とは?バスタオルで作れる簡易枕
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タオル枕は、バスタオルを折ったり丸めたりして作る簡易的な枕です。
市販の枕と違い、タオルの枚数や巻き方で高さを変えやすいのが特徴です。
「今の枕が高い気がする」「首元にすき間がある」「朝起きると首が重い」と感じている人は、一度タオル枕で高さを試してみると、自分に合う高さの目安がわかりやすくなります。
タオル枕を実際に試してみた感想
ここからは、実際にタオル枕で一晩寝てみた感想です。
正直、最初は「バスタオルだけで寝心地が変わるの?」と思っていました。
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普段使っていた枕は、頭をのせる前の高さで約16cm。ふかふかしていて気持ちはいいのですが、あらためて見るとかなり高さがありました。
そこで、バスタオルを折って丸め、首の下にフィットする高さを探してみることに。
結果的に、しっくりきた高さは約6.5cmでした。
普段の枕と比べるとかなり低く感じますが、仰向けになったときに首が押し上げられすぎず、頭も前に倒れにくい感覚がありました。
寝る前の感想
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寝る前に感じたのは、首の下にタオルが入ることで、首元のすき間が埋まりやすいということです。
ただ、ふわっと沈み込む枕とは違って、タオルなのでやや硬さはあります。
「これは朝まで寝られるかな?」という不安は少しありました。
一晩寝てみた感想
実際に一晩寝てみると、思っていたよりタオルの形は崩れませんでした。
寝相がそこまで悪くないタイプだからかもしれませんが、朝まで大きくズレることなく使えました。
起きたときは、いつもの枕よりも首まわりがスッキリしているような感覚がありました。
もちろん、一晩だけで何かが変わったとは言えません。
ただ、今回の体験で強く感じたのは、自分が思っていたより低めの枕のほうが合う可能性があるということです。
実際に感じたこと
- タオルでも首元のすき間は埋めやすい
- 思ったより形は崩れにくかった
- ふかふか感はないので硬さはある
- 自分に合う枕の高さを考えるきっかけになった
タオル枕のメリット
実際に試して感じたタオル枕のメリットは、主に3つです。
家にあるもので試せる
タオル枕の一番のメリットは、家にあるバスタオルで試せることです。
新しく枕を買わなくてもいいので、コストがかかりません。
「今の枕が合っていないかも」と思ったときに、まず試しやすいのは大きなメリットです。
高さを細かく調整しやすい
市販の枕は、買ったあとに高さが合わないこともあります。
一方でタオル枕は、折り方や巻き方を変えるだけで高さを調整できます。
首がラクに感じる高さを少しずつ探せるので、枕選びの目安にもなります。
洗いやすく清潔に使いやすい
バスタオルなので、洗濯しやすいのもメリットです。
枕は汗や皮脂がつきやすい寝具ですが、タオル枕なら気軽に洗えます。
清潔に使いたい人には扱いやすい方法です。
タオル枕のデメリット
一方で、タオル枕にはデメリットもあります。
試しやすい反面、毎日の枕として使うには気になる点もありました。
形が崩れやすい
タオルを丸めているだけなので、寝返りを打つうちに形が崩れることがあります。
とくに寝返りが多い人は、朝起きたときにタオルがズレているかもしれません。
首の位置がズレると、かえって寝にくく感じることもあります。
硬く感じることがある
タオル枕は、市販の枕のようなクッション性はありません。
ふわっと沈む枕が好きな人には、硬く感じやすいです。
首元にしっかり当たるぶん、違和感が出る人もいると思います。
高さ調整が少し面倒
タオル枕は高さを調整しやすい反面、毎回ちょうどいい形にするのが少し面倒です。
巻き方がゆるいと低くなり、きつく巻くと硬くなります。
一度でぴったり合えばいいですが、何日か試しながら微調整する必要があります。
横向き寝には合いにくいことがある
仰向けではちょうどよくても、横向きになると高さが足りない場合があります。
横向き寝では、肩幅のぶん頭の位置が高くなるため、低すぎる枕だと首が傾きやすくなります。
仰向けと横向きの両方で寝る人は、タオル枕だけだと物足りなく感じるかもしれません。
タオル枕が向いている人
タオル枕は、次のような人に向いています。
タオル枕が向いている人
- 今の枕が高い気がする人
- 朝起きると首まわりが重い人
- 自分に合う枕の高さを知りたい人
- まずはお金をかけずに試したい人
- 仰向けで寝ることが多い人
特に、枕の高さに違和感がある人には試しやすい方法です。
タオル枕で寝てみると、「自分は思ったより低めが合うかも」「首元の支えがあったほうがラクかも」といった気づきが得られます。
タオル枕が向いていない人
反対に、次のような人にはタオル枕が合わない可能性があります。
タオル枕が向いていない人
- 寝返りが多い人
- 横向き寝が多い人
- やわらかい枕が好きな人
- 毎回タオルを整えるのが面倒な人
- 首や肩の痛みが強い人
タオル枕はあくまで簡易的なものです。
首の痛みが強い人や、しびれがある人は、タオル枕で様子を見るよりも専門家に相談したほうが安心です。
タオル枕の作り方
タオル枕の作り方はとても簡単です。
タオル枕の作り方
- バスタオルを縦に半分に折る
- さらに半分に折って細長くする
- 端からくるくると巻く
- 首の下に置いて高さを調整する
ポイントは、頭の下というより首の下のすき間を埋めるイメージで置くことです。
ただし、首が反りすぎたり、あごが上がりすぎたりする場合は高さが合っていない可能性があります。
寝たときに呼吸がしやすく、首や肩に力が入らない高さを探してみてください。
タオル枕を使うときの注意点
タオル枕は手軽に試せますが、使い方を間違えると寝にくくなることもあります。
高くしすぎない
タオルを厚く巻きすぎると、首が押し上げられてしまいます。
首元を支えるつもりが、逆に負担になることもあるので注意が必要です。
寝たときにあごが引けすぎる、喉が詰まるような感じがある場合は、高すぎるかもしれません。
違和感がある日は無理に続けない
タオル枕を使って首や肩に違和感が出る場合は、無理に続けないほうがいいです。
寝具は合う・合わないがはっきり出ます。
「健康に良さそうだから」と我慢して使うより、ラクに眠れるかどうかを基準にしたほうが失敗しにくいです。
症状がある場合は医療機関に相談する
首のこり程度なら枕の見直しでラクに感じることもありますが、痛みやしびれがある場合は別です。
枕だけで解決しようとせず、必要に応じて整形外科などで相談してください。
タオル枕でわかったのは「枕の高さ」の大切さ
今回タオル枕を試して一番感じたのは、枕の高さは思っている以上に大事だということです。
普段使っていた枕は約16cm。ふかふかで気持ちはいいものの、自分の首には高すぎた可能性があります。
一方で、タオル枕でしっくりきた高さは約6.5cmでした。
もちろん、これは私の場合です。体格や寝姿勢、マットレスの沈み込みによって合う高さは変わります。
ただ、タオル枕を試すことで、今使っている枕が本当に自分に合っているのかを考えるきっかけにはなりました。
正直な感想
タオル枕は毎日使う本命の枕というより、自分に合う枕の高さを探すためのお試し方法として使うのがちょうどいいと感じました。
本格的に見直すなら高さ調整できる枕も候補
タオル枕で「低めのほうがラクかも」「首元を支えたほうが寝やすいかも」と感じたら、高さ調整できる枕を検討するのもありです。
タオル枕は手軽ですが、形が崩れやすく、毎回同じ高さをキープしにくい面があります。長く使うなら、高さ調整シートが入っている枕や、首元の支えを調整できる枕のほうが使いやすいです。
枕選びでは、仰向けだけでなく横向きになったときの高さも確認しておくと失敗しにくくなります。枕だけでなく、マットレスの沈み込みによっても首の角度は変わるので、寝具全体で考えるのが大切です。
本格的に見直すなら高さ調整できる枕も候補
タオル枕で「低めのほうがラクかも」「首元を支えたほうが寝やすいかも」と感じたら、高さ調整できる枕を検討するのもありです。タオル枕は手軽ですが、形が崩れやすく、毎回同じ高さをキープしにくい面があります。
長く使うなら、高さ調整シートが入っている枕や、首元の支えを調整できる枕のほうが使いやすいです。枕選びでは、仰向けだけでなく横向きになったときの高さも確認しておくと失敗しにくくなります。
枕そのものを見直したい方は、こちらの記事でおすすめ枕をまとめています。
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枕だけでなく、マットレスの沈み込みによっても首の角度は変わるので、寝具全体で考えるのが大切です。
まとめ|タオル枕はストレートネックを治すものではないが、枕の高さチェックには使える
タオル枕は、ストレートネックを治すためのものではありません。
ただ、今使っている枕の高さが合っているかを確認する方法としては、かなり試しやすいです。実際に使ってみると、普段の枕が思っていたより高かったことに気づきました。タオル枕のメリットは、家にあるもので試せること、高さを調整しやすいこと、洗いやすいことです。
一方で、形が崩れやすい、硬く感じる、横向き寝には合いにくいなどのデメリットもあります。
首こりや肩こりが気になる人は、まず一晩だけでもタオル枕を試してみると、自分に合う枕の高さを考えるきっかけになると思います。
ただし、痛みやしびれがある場合は、枕だけで判断せず医療機関に相談してください。タオル枕は、あくまで「自分に合う寝姿勢を探すためのお試し」。そう考えると、無理なく取り入れやすい方法です。
今 真一