この記事でわかること
- 実際にコアラピローを使った人の感想を聞きたい
- 首や肩の凝りに悩んでいる
コアラピローの口コミや評判を集めてどんな枕なのか分析し、わかりやすく解説しています。
コアラピローとコアラふんわりピローを実際に使用したレビューも公開しているので、使用感や高さの感覚など参考にしてみてください。
本記事ではコアラピローを1年半使用した筆者であるライターさんと、コアラふんわりピローを実際に体験した筆者が、使用感や感想をデメリットも含めてお伝えしていきます。
体験した2人の体型
- ライターさん→コアラピロー
[男性/身長169㎝/体重59㎏] - 眠ハック編集長→コアラふんわりピロー
[男性/身長175㎝/体重60㎏/やや細め]
目次
コアラピローを体験レビュー
まずは「コアラピロー」の実際の使用感はひとことで言うなら「寝やすい!」です。といっても伝わりませんね。
ここではコアラピローの寝心地を「5つの観点」から使用感をお伝えしていきます。
- 硬さ
- 安定感
- フィット感
- 寝返り
- 通気性
ひとつずつ解説していきます。
硬さ
コアラピローの商品説明には以下のように「硬め」と書かれています。

セール中のスクショです
しかし実際は、全体的に柔らかめだと私は感じます。
写真では、伝わりにくいとおもいますが、強く体重をかけているわけではありません。例えるなら、椅子から立ち上がる際に、少し手をつくような力で押しています。
弱い力でも沈むため、柔らかい枕に分類されると考えます。手で押したときに途中で反発力を感じるので弾力性はあることは確かです。
頭を乗せたときの安定感
後頭部をしっかり支えてくれるゾーニング製法で、頭が安定するためリラックスすることができます。
私は横向きで寝ることが多く、以前の枕では仰向けは安定するけど横向きは安定しないことがありました。
しかし、コアラピローは頭の重さで適度に沈み込んでくれるため横向きも安定しています。
コアラピローの11cmという一般的な高さより少し高めの設計も横向きのときにはちょうど良いです。

高さ11cm
横向きの姿勢が安定したことで、どの姿勢になってもリラックスできます。
首肩まわりのフィット感
首肩まわりは心地よいほどぴったりとフィットします。
特別首肩まわりに曲線があるわけでもありませんが、枕全体が適度に柔らかめなことがポイントです。
密着度が高いことで、首が浮くことなく頸椎への負担を減らしてくれます。
寝返り

幅72㎝(標準は63㎝)
これまでは、睡眠中、枕から頭が落ちて起きてしまうことがありましたが、一般的な枕より大きいコアラピローに変えてからは頭が落ちることがなくなりました。
頭が枕から起きると目が覚めてしまうので睡眠の質が下がってしまいます。
眠っている途中で起きてしまうと良いことなんてひとつもありません。
その後眠れなくなったり、朝の目覚めが悪かったり、睡眠時間はしっかり確保しているのに寝起きですっきりしないことが多々ありました。
幅の広いコアラピローだと、寝返りも思いっきりできて枕から落ちる心配もいりませんね。

通気性の高さ
コアラピローはその特殊な構造によって通気性が高くなっています。
私は汗をかきやすく、起きたときに汗で髪の毛が湿っていることがありました。
特に夏場は髪の毛が湿っていることが多く、寝汗に悩んでいました。
しかしコアラピローに変えてからは、いくらか髪の毛の湿りが減ったのです。
コアラピローのゲル入りの低反発素材と複数の通気孔の効果であると感じています。
私の長年の悩みが解決できて、とても嬉しく思っています。

コアラふんわりピローの体験レビュー
ここからは「コアラふんわりピロー」の体験レビューです。
ふたをあけるとオルゴールがなります。
以下5つの評価ポイントごとにレビューしていきます。
- 硬さ・カバー
- 高さ
- フィット感
- 寝返り
- 通気性
硬さ・カバー
硬さ・カバー評価ポイント
- 裏表で使用感が違う
- 片面ふんわりもう片面はもっちり
雲マークが1つの面はポリウレタンゲルフォーム。
雲マークが2つの面は「マイクロファイバー」による羽毛のようなふんわり感触です。
正直どちらも硬さにおいて、大差ない感じです。
カバーはキルティング加工で、リッチな厚みをもちます。
伸縮性があるので頭の動きを邪魔しません。
枕カバーは「いかにも安物」みたいなペラペラなものも多いですが、コアラピローのカバーは丈夫でこだわりが見えました。ひんやり感があるので、暑い時期には気持ちが良さそうで鵜。
高さ
高さ評価ポイント
- 沈んでちょうど良い高さ
- 購入前に高さで悩みやすい
コアラふんわりピローは15cmの厚みがありますが、4~7cm沈むので実質10cm前後です。沈む大きさは頭の重さ次第です。
高めの枕が好きならポリウレタン面の方を上にすると沈み込みは浅めですみます。
フィット感
フィット感評価ポイント
- ふんわり面のフィット感はばつぐん
- ポリウレタン面も高い方
ふんわり面の方は頭の形にあわせて沈み、フィット感がばつぐんに高いです。
もう片面のポリウレタンフォームの方は、しっかり支える感じがありつつもフィット感も感じられます。全体的にふわふわしている印象です。
寝返りのしやすさ
寝返り評価ポイント
- どちらの面も寝返りしやすいとはいえない
コアラピローはどちらの面も柔らかめの寝心地ですので、寝返りがしやすいとはいえません。
寝返りのしやすさを求めるなら「コアラピロー」か「コアラリフレッシュピロー」を選ぶと良さそうです。
通気性
通気性評価ポイント
- マイクロファイバー面の通気性が高い
通気性が低ければ、頭がムレやすくなり寝苦しさで中途覚醒を引き起こす可能性があります。そうなると日中の眠気や麻の寝起きの悪さに繋がるでしょう。
コアラピローは通気性が高い枕だなと感じます。理由は、マイクロファイバー素材の通気性が高いこととに加え、テンセル®リヨセルを使った吸湿速乾性のあるカバーを使っていること。
冷感仕様のカバーはひんやりして快適な夏を過ごせそうです。
コアラピローを使用した素直な感想|ふんわりピローも!
コアラピローを使用した感想をそれぞれまとめています。
コアラピローの感想
コアラピローを使用して1年半、睡眠の質が高まったことを自覚できるようになり寝起きのグダグダがなくなったのは、私にとっては大きな出来事でした。
睡眠の質が高まったと感じた理由は、それまでよりも目覚めが明らかによくなったからです。
コアラピロー使用前は、起きても「まだ寝たいな」「体が重たいな」と思っていました。

しかし、コアラピローに変えてからはすっきり起きれることが増えたのです。その結果、「起きて、今日も頑張ろう」と思えるようになりました。
コアラピローにより、私の睡眠の質が高まったと感じる理由は3つあると思います。
- 横向きの姿勢が安定した
- 頭の温度が高まりにくくなった
- 睡眠途中で起きなくなった
横向きの姿勢が安定した
私は、寝入る姿勢も横向きで、起きる時も横向きであることが多いです。これまでの枕では、仰向けはしっくりくるが、横向きは頭と首の位置が安定しないことが多々ありました。
しかし、コアラピローに変えてからは横向きがとても安定するようになりました。
睡眠の質を高めるには、姿勢がリラックスできていることが大切です。
私は、横向きの時の姿勢が依然と比べてかなりリラックスできるようになりました。
頭の温度が高まりにくくなった
私の体質は変わっていないため、コアラピローのゲル入りの低反発素材と複数の通気孔の効果で頭の温度が上がりにくくなり、睡眠の質が高まったと考えています。
睡眠の質を高めるには、頭の温度を下げることが大切です。
しかし、私は、汗をかきやすく、頭と枕の接地面が温まりやすくなっていました。
そのため、睡眠の質を下げていたことが考えられます。
コアラピローに変えてからは、睡眠の質は高まりました。
睡眠の途中で起きなくなった
私は睡眠中に頭が枕から落ちて、途中で起きてしまうことがありました。
以前使っていた枕が小さく、寝返りを打ったときに頭が落下してしまったのだと思います。
コアラピローは、幅が72㎝(標準は63㎝)ある大きめな枕です。
寝返りを打っても落ちない大きさの枕に変わったことで、睡眠途中に起きることがなくなり睡眠の質が高まったと考えています。
コアラピローは、10,000円の高価格帯の枕ですが、私自身は睡眠の質を高めることができたため、買って正解だったと思っています。
コアラふんわりピローの感想
- ふんわりとしたフィット感のある寝心地
- 通気性が高いカバーでムレにくい
- ひんやり感があるので夏も快適
コアラふんわりピローは、その名のとおりふんわりしています。その使用感は、ホテル仕様の枕というと伝わりやすいかもしれませんね。
ただ、一般的な羽毛の使用感でありながら、適度に頭をサポートしてくれる感覚もあるので、沈み込みすぎを防いでくれるでしょう。
沈み込みすぎない寝心地だと、正しい寝姿勢になりやすいので、首肩コリの軽減にもつながります。
カバーはリッチで冷感があり、通気性が高い素材を使っているためフィット感はありますが、頭が蒸れるような感じはありません。
ふわふわしてる寝心地が好きならふんわりピローを試してみることをおすすめします。
コアラピローを使用しないとわからないメリット
枕は毎日使うものです。コアラピローを使い続けていると、良い点と悪い点が出てきました。
メリットとデメリットをまとめていますので、ご参照ください。
先にメリットからです。
睡眠の質が高まる
睡眠の質が高まるポイントは3つです。
- 後頭部と首肩の安定感が増す
- 通気性に優れていることで頭の温度が上がりにくくなる
- 寝返りを打っても頭が落ちない
コアラピローを構成するゾーニング製法やゲルウレタンの通気孔、枕の幅が間接的に睡眠の質をあげてくれる可能性が高いといえます。。
首が楽になる
仰向けでも、横向きでもゾーニング製法の硬い層に首と肩が支えられているため首がとても安定しています。
私は首痛や肩こりなどは元々ありませんが首が楽になるなと感じました。
首肩の痛みが気になる人は1度試してみてはいかがでしょうか。
頭痛にも効果的といえる
コアラピローはひんやりしていることと、首の負担を減らすことが頭痛対策としても効果があると考えます。
コアラピローのゲル素材は、直接触ってみると少しひんやりしています。
片頭痛などは頭を冷やすことが効果的というのが一般的です。

出典:ロキソニン
通気孔があることも相まって、コアラピローは頭を温めてしまう要素を極力抑えてくれる設計になっています。
この2点が頭痛にも効果的といえる根拠です。
コアラピローを使用しないとわからないデメリット
コアラピローを実際に使用してみないと気づかないようなデメリットをご紹介していきます。
マットレスが硬めだと合わない場合がある
コアラピローは柔らかめの感触です。
そのため使用するマットレスによっては、枕が低く感じることがあるのです。
柔らかめの枕の場合は、頭がよく沈むことで結果的に低すぎてしまうことに繋がりかねません。
なぜそうなるのかというと、硬めのマットレスでコアラピローを使用すると、肩回りは沈まず頭だけ沈むことになるからです。
逆に柔らかめのマットレスを使用することで肩回りも一緒に沈み込むから枕が柔らかくてもちょうど良い使用感になるということです。
硬い枕が好きな人には合わない
コアラピローは柔らかめの素材でできているため、硬めを好む方は合わないと思います。
枕は好みも人それぞれなので硬めの枕を探す方がいいのではないでしょうか。
ただひとつお伝えしておきたいことは寝具において「好み=体に合う」ではないということです。
長年首のこりに悩んでいた方も半信半疑で寝心地が好きではない枕に変えたら、「いままで避けていたことを後悔した」と発言されていたツイートをみかけたことがあります。
(ごめんなさい、ソース元は全然わからないです)
コアラピローには120日間のお試し保証が適用されるので、ダメもとで試すこともおすすめですよ。
枕カバーに毛玉ができやすい
枕カバーは長期間(約10か月目くらいから)使っていると、頭と枕の摩擦で毛玉ができてしまいます。
初めは枕にタオルを被せてましたが、頭が蒸れやすくなることもあって、現在は枕カバーの状態のまま使用しています。
毛玉が気になってきたら、毛玉カッターで綺麗にしようと考えています。
それでもダメそうなら公式サイトで枕カバー単体で売られているのでセールのときに買う予定です。
枕の高さ調整が出来ない
枕の高さが決まっているため、高さ調整をしたい方には不向きだと思います。
高いと感じた場合は返品するしかないのかなと思いますが、低いと感じた場合はバスタオル等で足りない高さを補うことで対応できます。
コアラピローの商品情報と特徴
コアラピローの公式サイトからわかる商品情報と特徴についてです。
大きさは、幅が72㎝、長さが39㎝、高さが11㎝、重さが1.78㎏です。
私が購入した時は、このサイズしかありませんでしたが、現在は、幅が63㎝、長さが39㎝、高さが11㎝、重さが1.36㎏の一回り小さいサイズが販売されています。
枕の柔らかさを示した写真がこちらになります。
枕の中材は白いカバーで覆われているのですが、カバーを外した中身がこちらになります。
素材は、青色のゲル入りの低反発素材で、複数の通気孔あります。
続いては、コアラピローの特徴をまとめていきます。
特徴①あらゆる寝姿勢で頭と首を支えるゾーニング製法
ゾーニング製法とは部位によって硬さ変える製法です。
コアラピローでは、柔らかい層と硬い層の2層構造になっています。
後頭部が接する部位では、柔らかい層でしっかり包み込み、首や肩が接する部位では、硬い層で首や肩の負担を軽減しています。
つまりこのゾーニングによって、寝心地の良さと首肩トラブルの改善を両立させることができています。
特徴②ゲル入りの低反発ウレタンフォーム
コアラピローにはゲル入りの低反発ウレタンフォーム「ポリウレタンゲルフォーム」が使われています。
このポリウレタンゲルフォームによって通気性の高さを実現しました。
一般的には、低反発枕は通気性が悪いといわれています。
しかし、コアラピローは低反発素材を使っているのに通気性に優れているという特徴があります。
優れた通気性を可能にしているのは、ゲル入りの低反発素材の他に、複数の通気孔の存在です。
ひんやりした冷感ゲルが後頭部の温度上昇を防ぎ、複数の通気孔で頭との接触面の温度上昇を防いでいます。
また、コアラのポリウレタンゲルフォーム素材は[環境・健康・安全]を保障する「サーティピュア認定(Certi-PUR-US)」の基準を満たしています。
そのため、化学的な素材に敏感な方でも安心して使うことができるといえるでしょう。

特徴③枕カバーが吸湿性と速乾性に優れている
コアラピローの枕カバーは吸湿・速乾性に優れた「テンセル™リヨセル」素材を使用してつくられてます。
触感は、ゲルの中材も柔らかいですが枕カバーも柔らかくふわふわした心地です。
例えるならマシュマロのような柔らかさ。
また、テンセルは「シワになりにくい」という特徴もあります。
洗濯するとすぐによれてダメになる枕カバーはコスパが悪いですよね。
コアラピローの枕カバーは耐久性が高い素材であることも特徴のひとつです。

120日のトライアル期間がある
コアラ製品全般にいえることですが、トライアル期間が設けられています。
使ってみて満足いかなければ、返品・返金が可能です。
地域や商品によっては、返品手数料がかかる場合もありますが、コアラピローは返品手数料が無料です。
注文や配送などの手間はありますが、コアラピローは試しやすい商品になっています。
枕の合う、合わないには、体形も大きく関わってくると思います。
コアラピローのお手入れについて
コアラピローを1年半使っている筆者が、実際におこなっている日々のお手入れ方法をご紹介するのでぜひ参考にしてください。
コアラピローのお手入れ | |
枕中材 | 枕カバー |
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枕の中材は以下のような感じでタオルか布で乾いた布で拭きます。湿気が残るとたいへんなのでしっかりめに!

ウェットティッシュで拭いている様子
本来コアラマットレス公式サイトには「中性洗剤を使用して」と書かれています。
[詰めもの]
中性洗剤を含んだ布で、優しく押さえるようにして汚れを取り除いてください。洗剤が残らないように、さらに乾拭きをお願いいたします。
※詰めものは水に浸さないようにしてください
※布団乾燥機の使用はお控えください
私は乾いた布で洗剤を残さずとれるイメージがわかないのでウェットティッシュを使っています。

乾拭きしている様子
天気の良い日で湿気が少ない日には部屋の中で陰干しすることもあります。
1週間で溜まりにたまった湿気を外に逃がすために週に1度はなるべくおこなうようにしています。

部屋干しの様子
陰干しするときの便利グッズとして、枕干しハンガーというのがあります。
私はAmazonで購入した枕干しハンガーを使っていますが、100均にもあるようなので探してみてください。
続けて、カバーの洗濯についてです。
カバーは洗濯ネットに必ず入れて「冷水弱水洗い」で洗っています。
ただ少し面倒な日もあるので、通常どおりの洗濯をすることもよくありますね。
色移りするようなのでなるべく色の強いものとはいっしょに洗わないようにしています。
ドライクリーニングもNGです。
まとめ
- 睡眠の質を高めたい
- 首や肩の凝りに悩んでいる
- 柔らかめの枕が好き
コアラピローは上記に当てはまる方に、強めにおすすめしておきます。
私自身は、コアラピローにしたことで睡眠の質が高まり、睡眠の質が高まったことで、日中の過ごし方が変わってきました。
具体的には、仕事のやる気が向上したり、些細なことでイライラしたりしなくなったことが大きいとおもいます。
もちろん枕がすべてではないですが、睡眠の質を高めるにコアラピローが一役買ってくれていると感じています。
睡眠に悩んでいる方は、ぜひコアラピローを使ってみてくださいね。