グランドエアマットレスは、CAGUUU(カグー)の中でも「沈み込みを抑えた硬め設計」と「安定した支え」を重視したベーシックモデルです。柔らかく包み込まれる寝心地とは対照的に、腰が落ちにくく、寝返りがしやすい構造が特徴で、「柔らかすぎるマットレスが合わなかった」という方から注目されています。
一方で、硬さの感じ方には体格や寝姿勢による差が出やすく、「本当に自分に合うのか」「体が痛くならないか」と不安に思う方も多いはずです。
この記事では、睡眠の専門家である上級睡眠健康指導士の私が、CAGUUU グランドエアマットレスを実際に使用し、寝心地・硬さ・体圧分散・通気性・寝返りのしやすさを正直にレビュー。どんな人に向いているマットレスなのか、逆に合いにくいのはどんなケースかまで、専門家目線でわかりやすく解説します。
グランドエアマットレスの注目ポイント
- 23cm厚×ポケットコイル構造で沈み込みを抑えた安定感
- 外周ハードウレタンでエッジがしっかり、端まで使いやすい
- 立体構造ウレタンにより体圧を分散しやすい設計
- 過度に柔らかくならない「やや硬め寄り」の寝心地
- 重量がありズレにくく、据え置き使用に向く
- 10年保証+120日トライアル付きで初めてでも試しやすい
▼眠ハックでレビューしている他モデル
→CAGUUU グランドエアグライドマットレス
→CAGUUU グランドエアリバースマットレス
→CAGUUU グランドリュクスマットレス PLUS
この記事の監修者
身長175㎝/体重62㎏。眠ハックの運営者。睡眠で悩む人の相談を受けたり講習会を通して睡眠の大切さを世に広める活動をしている。マットレスや枕選びはYouTubeで好評受付中。
>>プロフィール
お得なセール実施中!
![]()
[セール+ポイント+クーポン]
すべてを併用することで最大級にお得に!
- マットレス20%OFF
- 新規会員登録
①最大20,000円OFFクーポン
②ポイントの利用
新規会員登録で5,000ポイント獲得
商品レビュー書き込みで500ポイント獲得
友達紹介で最大5,000ポイント獲得
※CAGUUUポイントは1回のご注文につき、ご注文の5%が利用上限。有効期限あり。
まずチェック|グランドエアマットレスはどんなモデル?
CAGUUU(カグー)の Grand Form グランドエアマットレス は、同シリーズの中でも「ベーシックタイプ」として位置づけられるマットレスです。
23cmという適度な厚みと、ポケットコイル+ウレタンの多層構造によって、“硬すぎない安定感”と“寝返りのしやすさ” が両立されており、幅広い体格・寝姿勢の人にフィットしやすい設計になっています。
一方で、“やわらかな包み込み”や“ラグジュアリーな質感”を重視したモデルではなく、体圧を面で支える堅実な寝心地が特徴です。
まずは、このモデルがどんな方向性のマットレスなのかを把握したうえで、以下の基本情報をチェックしていきましょう。
Grand Form グランドエアマットレスの基本情報
![]()
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| メーカー | CAGUUU(カグー) |
| シリーズ名 | Grand Form(グランドフォーム) |
| 商品名 | グランドエアマットレス |
| 価格(税込) ※シングル価格 |
61,296円~ セール→48,990円 |
| タイプ | ポケットコイル+ウレタンフォーム |
| 構造 | ファブリック/ハードウレタン/立体構造ウレタン/ポケットコイル |
| 厚さ | 約23cm |
| サイズ展開 | セミシングル/シングル/セミダブル/ダブル/クイーン/キング/その他ロングサイズ |
| 重さ(目安) | 約21kg~ |
| 硬さの目安 | やや硬め~硬め |
| カバー仕様 | ファブリックカバー(洗濯可 ※製品表記参照) |
| 保証・トライアル | 120日無料体験付き/10年間品質保証 |
主な特徴を簡単に!
![]()
グランドエアマットレスの注目ポイント
- 23cm厚×ポケットコイル構造で安定感のある寝心地
- 外周ハードウレタンでエッジがしっかり、端まで使いやすい
- 立体構造ウレタンにより体圧を分散しやすい設計
- やや硬め〜硬めの寝心地で腰を支えやすい
- 幅広い体格・寝姿勢に対応しやすい
- 120日トライアル+10年保証で安心して試せる
上位モデルの「グランドエアグライド」「グランドリュクス PLUS」ほどの豪華な素材は使われていませんが、“安定した寝姿勢”と“寝返りのしやすさ”という基本性能に重きを置いた設計になっています。
ポケットコイルはウレタンフォームで包まれており、硬め寄りの寝心地が好きな人や、体重がある人でも沈み込みすぎを防ぎたい人に合いやすいモデルです。また、外周を補強するハードウレタン層が加わることで、端の安定性も高く、ベッドフレームに載せても使いやすいという特徴もあります。
結論|グランドエアマットレスは“コスパ重視&硬め派向け・トッパーを敷いて使うのもおすすめ”
グランドエアマットレスの評価
▼総合評価:74/100点
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| あお向け | 7.0/10 |
| 横向き | 7.0/10 |
| 端の沈み込み | 9.0/10 |
| 通気性 | 7.5/10 |
| 腰サポート | 7.5/10 |
| 反発弾性 | 8.0/10 |
| 耐久性 | 6.0/10 |
| 素材 | 6.0/10 |
| 振動吸収性 | 7.5/10 |
| コスパ | 8.5/10 |
※体験者:身長175cm/体重62kg/ふつう体型 ※当サイトの評価基準について
強み・メリット
- 沈み込みを抑えたはっきり硬めの寝心地で、腰が落ちにくい
- 反発力が高く、寝返りが非常にスムーズ
- 外周ハードウレタン補強により、端の安定感と耐久性が高い
- ポケットコイル構造で、硬めながら点で支える感覚がある
- 同価格帯の中では作りがしっかりしておりコスパが良い
- 10年保証付きで、長期使用を前提に選びやすい
弱み・デメリット
- 体重が軽い方(〜60kg前後)には硬さを強く感じやすい
- 体圧分散層が控えめで、肩・腰に圧迫感が出る場合がある
- 柔らかさや包まれ感を求める人には物足りない可能性
- ウレタン密度は高級モデルほどではなく、細かなフィット感は弱め
- 重量があり、ローテーションや移動はやや大変
グランドエアマットレスは、体重60kg以上の人や“沈み込みを最低限にしたい人”にとっては、コスパの良い硬めマットレス。はっきりと“硬め”の寝心地を求める人向けに合いやすい商品です。ポケットコイルの線径が太く、ウレタンの体圧分散層も控えめなため、全体として“沈みにくい”構造になっています。
一方で、体圧分散層が薄い、ウレタン密度が高くない、部位による沈み込み差が出やすいなどの理由から、軽めの体格や柔らかさを求める人には、圧迫感や違和感が出やすい構造といえます。
専門家レビュー|CAGUUU グランドエアマットレスを実際に使ってみた
搬入しやすい圧縮梱包
グランドエアマットレスは、CAGUUUの中でも「沈み込みを抑えた硬め設計」を特徴とするベーシックモデルです。
実際に使用してみると、見た目以上にしっかりとした反発力と安定感があり、寝返りのしやすさや腰まわりの支えは価格帯以上の完成度に感じました。
一方で、体格や寝姿勢によっては硬さを強く感じる場面もあり、万人向けというよりは「合う人がはっきり分かれるタイプ」のマットレスともいえます。ここからは、触れたときの印象から寝姿勢別の体感、通気性やお手入れ面まで、上級睡眠健康指導士の視点で率直にレビューしていきます。
触れたときの印象|外周の硬さと作りの良さが目立つ
開封するとあっというまに復元
最初に触れた印象は、しっかり硬めで、跳ね返す力が強いというもの。
![]()
特に外周部分はハードウレタンで補強されており、体を預けたときの安定感が高く、耐久性への信頼感も持てます。
![]()
カバーは凹凸のあるキルティング仕様で、見た目はシンプルながら質感は良好。
![]()
さらっとした触感の中に、ほんのり滑らかさがあり、肌に触れても不快感はありません。
![]()
全体として、「この価格帯としては、作りがかなりしっかりしている」という印象を受けました。
![]()
![]()
仰向け|腰が落ちにくく、支えがはっきりした寝心地
![]()
仰向けで寝てみると、触れたときの印象どおり、腰がしっかり支えられる硬めの寝心地です。
![]()
体験者である私は身長175cm・体重62kgですが、腰の落ち込みはほとんど感じませんでした。
![]()
ウレタン特有の「もちっとしたフィット感」はあるものの、全体としては反発力とサポート力が勝る印象。その一方で、私の体型ではやや硬く感じる場面もあり、背中全体が密着する感覚は控えめでした。
硬さを強く感じる場合は、3cm前後のベッドパッドやマットレストッパーを併用することで、寝心地を調整可能です。私自身は、ワンクッション足したほうが快適に感じました。
トッパーを使うと寝心地はどう変わる?
体重が軽い方や横向き寝が多い方は、肩や腰に圧迫感を覚えることがあります。こうした場合に有効なのが、薄手のマットレストッパーを併用する方法です。
※マットレストッパーを敷いたときのイメージ
実際にトッパーを重ねると、まず変わるのは「当たりのやわらかさ」。肩や腰に触れる最初の感触が和らぎ、体の凹凸に沿ってフィットしやすくなります。一方で、グランドエア本体の反発力や支持力はそのまま活かされるため、腰が深く沈み込んだり、寝返りが打ちにくくなる心配はほとんどありません。
特におすすめなのは厚さ3cm前後のトッパー。これ以上厚いものを重ねると、本来の硬め設計が隠れてしまい、せっかくの寝返りのしやすさが損なわれる可能性があります。あくまで「硬さを足す」のではなく、「当たりを整える」イメージで選ぶのがポイントです。
横向き|体格によってはやや硬く感じる可能性
![]()
横向きでも、基本的な傾向は仰向けと同じです。肩や腰など、体の凹凸が当たる部分では、やや圧迫感を覚える場面がありました。
![]()
![]()
もっとも、硬めのマットレスは体重がある人ほど合いやすい傾向があります。
62kgの私にはやや硬めに感じましたが、体重が70kg以上ある方や、沈み込みを極力抑えたい方であれば、安定感のある横向き寝がしやすいでしょう。
寝返り|問題なくスムーズ
![]()
寝返りは非常にしやすく、小さな力で自然に体を動かせます。
睡眠中の寝返りは無意識の動きになるため、グランドエアマットレスのように負担が少なく寝返りできる設計は、体への負荷軽減につながります。
反発力がしっかりある分、体を押し返してくれる感覚があり、寝返りの回数が多い人や、朝起きたときに体が重だるくなりやすい人には相性の良いタイプといえるでしょう。
通気性|ポケットコイルとウレタンの通気設計
![]()
グランドエアマットレスは、下層にポケットコイル、上層にウレタンフォームを配置した構造です。
ポケットコイルは通気性が高い一方、ウレタンは蒸れやすいのが弱点になりがちですが、本モデルではウレタン全体に通気孔が設けられており、内部の空気が逃げやすい設計になっています。
さらに、キルティングカバーの中綿には吸放湿性に優れたダクロン綿を採用。
そのため、ポケットコイル+ウレタン系としては、蒸れを感じにくい印象です。
ボンネルコイルやエアファイバー系と比べると通気性は劣りますが、同系統のマットレスの中では比較的快適な部類といえるでしょう。
カバー・お手入れ|重量と取り回しの注意点
立てかけは楽だがローテーション時に大変な場合も
マットレス自体は作りがしっかりしている分、重量はやや重めです。
![]()
サイズによっては30〜40kgを超えるため、ローテーションの際には負担に感じる場面もあります。
![]()
カバーはそのまま寝ても問題ない肌触りですが、基本的にはシーツや敷パッドを併用する前提で考えるのがおすすめです。
脱着・洗濯可能
汚れ対策とお手入れのしやすさを考えると、敷パッドまで含めた使用が安心でしょう。
耐久性|10年保証から見た長期使用の安心感
![]()
グランドエアマットレスには10年間の品質保証が付いており、耐久性の面では一定の安心感があります。
構造的にも、外周補強されたウレタンとポケットコイルの組み合わせにより、へたりにくさが意識された設計です。
過度な柔らかさを抑えた構造のため、長期間使っても寝心地が大きく変わりにくいタイプと考えてよいでしょう。
グランドエアマットレスがおすすめな人・おすすめしにくい人
グランドエアマットレスは、沈み込みを抑えた硬め設計とポケットコイル構造により、「しっかり支える寝心地」と「寝返りのしやすさ」を重視したベーシックモデルです。一方で、柔らかさや包まれ感を求める方には硬く感じやすい側面もあり、体格や好みによって向き・不向きが分かれます。ここでは、実際の体験レビューと仕様をもとに、どんな人に合いやすいかを整理しました。
こんな人におすすめ
グランドエアマットレスは、「柔らかさよりも支え」を重視する方に向いたモデルです。
とくに、腰の沈み込みが気になりやすい方や、寝返りが多い方にとっては、価格以上の安定感を得られる可能性があります。トッパーを併用することで、体格や好みに合わせた調整がしやすい点も魅力です。
おすすめしにくい・向かない人
向かない人
- ふんわり包まれるような柔らかい寝心地を求める方
- 体重が軽く、肩や腰への圧迫感が出やすい方
- 横向き寝でのフィット感を最優先したい方
- トッパーなどの調整をせず、1枚で完結したい方
- 軽量で持ち運びやすいマットレスを探している方
- 高密度ウレタンや高級素材による質感を重視する方
グランドエアマットレスは、構造上どうしても硬さが前に出るため、柔らかさや包まれ感を最優先する方にはミスマッチになりやすいモデルです。その一方で、「支え」「寝返り」「安定感」を重視する方にとっては、コストパフォーマンスの高い選択肢といえるでしょう。
まとめ|「柔らかさより安定感」を求めるなら堅実な一枚
![]()
グランドエアマットレスは、沈み込みを抑えた硬め設計と、ポケットコイルによる安定したサポート力が特徴のマットレスです。体を包み込むような柔らかさは控えめですが、そのぶん腰が落ちにくく、寝返りがしやすいという明確な強みがあります。
実際に使ってみると、体重がある程度ある方や、柔らかすぎる寝心地が苦手な方にとっては、安心感のある支えを感じやすい構造だといえます。一方で、体重が軽い方やフィット感を重視する場合は、薄手のトッパーを併用することで寝心地を調整しやすく、ベースマットとしての使い勝手も良好です。
価格と作りのバランスも良く、10年保証と120日トライアルが付いている点は初めて選ぶ方にとっても心強いポイント。
「ふんわり感」よりも「安定感」「支え」「寝返りのしやすさ」を重視するなら、堅実で失敗しにくい一枚といえるでしょう。
今 真一