【独学ストレート合格】3か月でJSAソムリエ試験に受かった話

 

ちょっとたまには脱線します。

これからソムリエ試験受ける方々に向けてです。

 

約半年の勉強で『合格までに僕がぼくがしたこと』をテーマにお話しさせていただきたいと思います。

これからソムリエ試験を受ける人に勇気を与え、決意を深める記事です。

 

JSA認定ソムリエ試験の難易度

まあ、まずはソムリエ試験の難易度をさらっと。

一般的にソムリエ試験はむずかしいイメージがあると思います。

 

合格率はだいたい30~40%です。

およそ3人にひとり受かる計算になります。

 

ただこの数字には2度目、3度目の受験の方も含めての数字です。

 

一発ストレート合格は約2割とされています。

ぼくが受かったのは2019年の試験。

 

受験者数4534名 合格者29.8%』でした。

 

まさに先ほどぼくがいった3人にひとりの割合ですね。

 

この年はそれまでの年と比べて受験者は少なかったようです。

(さほど人数は関係ないとは思いますが)

 

で、一次試験で半分以下は落ちてしまうソムリエ試験

つまりこの一次試験が最大の難関であり、みんながふるい落とされるところなのです。

 

独学はとにかくお金がかからない

ソムリエ試験独学費用
試験の出願料(CBT2回分) 29,760円
テイスティング用ワイン×12本 16,000円くらい
テイスティング用グラス×2 1500円くらい
ソムリエナイフ 3,000円くらい
パニエ 2,542円
ワイン関連の参考書3冊 10,000円くらい
認定バッジを受け取るためのお金 20,950円
合計費用 83,752円

すべての費用合計したら8万ちょっとです。

安いものですね。

スクールに通うと、スクールだけで15万以上かかりますからね。

 

それに比べると安いものだと思えるので、テイスティング用のワインも気兼ねなく買うことができました

 

いまはYouTubeやサイトにも攻略法や要点を説明してくれるところがあるので案外、独学でもいけますよ。

 

>ソムリエ試験で買った物リスト

 

唯一の独学デメリット2つ

ひとつ目のデメリットは

ひとりっきりで仲間ができない!

 

ワインスクールにいくと仲間ができます。友達が増えます。

お金はかかるけど大事なものもてにいれることができるかもしれません。

 

試験当日に仲間と試験前後に話せます。

 

独学はそんなときもひとりぼっちです。

 

でも目的はソムリエになることだし…!と心に決められる人は独学が向いてます。

 

ぼくの場合はお酒が飲めないので、ワイン好きの仲間はこわかっただけですけどね。

 

わいわい仲間と楽しみたい方はこちら

【アカデミー・デュ・ヴァン】


 

ふたつめのデメリットはこちら。

わからないところがあっても聞く人がいない!

 

自分で調べて解決できるのに越したことはありませんが、自分で答えにたどり着くのは少し時間のかかる作業ともいえます。

 

でも悪いことばかりではありません!

 

自分で苦労して調べた内容の方が記憶残りやすいのだから。

 

お酒が飲めないひとでも受かります

ぼくは飲食店(イタリア料理人)で働いていて、厨房で働いているかたわらで勉強していました。

ちなみに合格当時31歳でした。

先に言っておきますが、勉強始めるまえは飲んではいたもののシャルドネかカベルネくらいの名前しか知らないようなワインに関して素人。

 

さらに、お酒はあまり飲めないというか、好きではないというか、とにかく下戸遺伝子強め人間です。

 

で、そんな僕がどうやってソムリエ試験に受かることができたのか。

そもそもなんでソムリエ試験を受けることになったのか。

 

こんなこといったら批判を受けそうな気もしますが、

なんとなくです。

単純にワインの知識も多少あった方がいいよなと思ったから。

 

勉強を始めると意外と面白い

 

とはいいましたが、いざ始めると「ん?なんかおもしろいぞ」

はい、勉強すればするほど楽しくなってきたのです!

 

もともと興味あることの勉強をすると集中できるタイプなのがここでいきてきました。

 

楽しんだからこそ勉強が続いたし、むずかしい各国の言葉も頭に入ったのではないかと思います。

(実際にはまあまあ苦労して覚えた)

 

3か月で合格するための勉強法

 

ちょっとだらだらと書いてしまいましたが本題です。

じゃあどんな勉強の仕方でこんな短い期間で合格までたどり着くことができたのか。

申込したのが2019年4月半ば、ソムリエの教本がとどいたのが5月初めくらいでした。

 

そこからの猛勉強(結局猛勉強)でなんとか7月の一次試験に間に合わせたわけです。

そして、合格通知が12月でした。

 

こちらは認定手続き完了時のメールです。

このあとバッジと合格証明書が送られてきました。

 

一次試験編

勉強の流れはこちら。

「ちょっとまじめにソムリエ試験」をベースに教本と田辺由美さんの参考書を開いて内容をすり合わせながらすすめていく。

ひととおり終わるまではこの作業の繰り返し。

 

参考書

・ソムリエ教本

・田辺由美さんの参考書

・ウェブサイト

ソムリエ教本と田辺由美さんの参考書を見比べながら進んでいました。

付箋も駆使しました。

 

そのときにとても参考になったのが、「ちょっとまじめにソムリエ試験」というサイトです。

 

このサイトは必要なところを端的にまとめられていて、しびれるくらい参考になります。

 

問題集

・ソムリエワインエキスパート問題集

・覚えやすく学びやすい、ソムリエ試験問題集2019

・メルマガ一日一問「ワイン受験.com」

2000問くらいやればなんとかなるでしょという感覚と、ワイン受験.comさんのメルマガの一日一問。

この後者の方は送られてくる頻度を選べるんですが、ぼくは一日3問設定にしていました。

試験半月前はとにかく問題数をこなすことでした。

>ソムリエ試験で使った参考書と問題集

 

使ったノートの数

めいっぱい書きました。

ときには地図を書いて、ときには概要を書いて丸々ノート3冊です。

 

地図に番号だけふって、暗記用に作るのもおすすめです。

地図と州名、県名などは全体のイメージをつかむのにも暗記必須となりますので。

休みの日は図書館

朝早くから、といいたいところですが昼間から夜7時まで(お腹がすくまで)でした。

休みの日は8時間くらいは図書館の自習室で勉強していたと思います。

学生さんも勉強していてとても気持ちが入りやすかったですね。

 

合計勉強時間数

仕事の日 1~2時間
休みの日 6時間前後

 

はじめに目標を立てた時間数は合計200時間でしたが、いくかいかないかくらいの勉強時間でした。

 

一次試験の勉強のコツ

勉強のコツ

・わからないところは飛ばす

・覚えられないところは無視

・とにかく先へ進める

・1チャプターごとに過去問

・捨てるところは捨てるといいたいところだけど…

・睡眠は削らない

・テレビをつけない

わからないところは飛ばす

時間がないのでそりゃもう猪突猛進です。

 

一度で覚えられるならそれでいいですが、始めはあたまが「ワイン用語」や「その国の言葉」に慣れるまで入ってくるのに時間がかかります。

 

覚えられないところは軽く

特にドイツ語です。(個人的にですが)

 

なんか読み方が独特すぎて全然入ってきませんでした。

「w」の発音が「v」だったりするので慣れません。

 

どうしても覚えられないところは、いったん飛ばしましょう。

 

時間がもったいないです。

 

1チャプターごとに過去問

1チャプターのキリが良いとこで毎回その範囲の過去問をやって記憶にすり込みます。

 

このとき10問ほどやりますが、1問目から最後の問題まで、まちがえずにクリアできるまで繰り返します

 

5問目でまちがえたら、また1問目から回答。

8問目でまちがえても1問目まで戻る。

 

それを繰り返します。

 

捨てるところは捨てるといいたいところだけど…

はじめから触れずに進めちゃいます。

といいたいですが、それはの話。

 

以前はフランスとイタリア、スペインあたりの問題数が圧倒的に多く、捨てるときのリスクは少なかったんです。

 

しかし、いまはCBT試験になってランダム出題です。

ウクライナとかモルドバとかマイナーな国が難問も出題されるパターンも予想されます。

 

実際ぼくのときは、スイスが5問くらいあってビビりました。

 

「広く浅く」を心に留めておきましょう。

 

その点「ちょっとまじめにソムリエ試験」は覚えるべきところだけを覚えてくださいというスタンスです。

 

「ソムリエ試験に合格」だけを目指しているので、「ソムリエとして」の部分は省いているのがわかりやすいところです。

進め方にまったく無駄がありません。

 

それに運営者の松岡さんの話がおもしろいんです。

ソムリエとして、サービスマンとしての心意気みたいな話が心に訴えかけてきて、ちがう意味でもとても勉強になります。

睡眠は削らない

睡眠のたいせつさを訴えていることもありますが、実際に睡眠をけずったら覚えもわるいし仕事も手につかない。

いいことはひとつもありません。

 

勉強の効率が悪くなります。

ぼくは朝が苦手なのでやりませんでしたが、朝早起きして勉強することが効率をあげます。

いわゆる「朝活」です。

寝起き「脳のゴールデンタイム」といわれています。

 

時間に余裕もできるので、できそうな人は実践してみましょう。

テレビをつけない

これはけっこう大事です。

なんとなくテレビを観てしまってませんか?

スマホをいじってしまいませんか?

関係ない動画みてしまってませんか?

この時間を勉強にあてれば、かなり時間がつくれます。

 

どうしてもいじってしまうという方もいるでしょう。

でも一週間くらい我慢できれば、気にならなくなりますよ。

 

テイスティング編

二次試験はテイスティングです。

 

お酒が飲めない僕でも口に含めば味がわかります。

香りを取ればどんな香りか雰囲気はつかめます。

 

テイスティングといえどお酒が苦手もなにも関係ありません

そんな僕がテイスティング試験が始まるまでに買ったワインの品種。

 

白:シャルドネ/SB/リースリング/ゲビュルツ/ミュスカデ

赤:PN/CS/テンプラリーニョ/シラー/メルロー

近くのスーパでも買ったりしていて、1,000円くらいの細かいのも合わせて総額16,000円ほど。

もちろん飲みきれない分は料理酒。

 

1ヶ月間、毎日寝るまえにこのなかから3種類ずつブラインドテイスティングしてました。

あまり飲めないので、ふた口ずつくらいしか飲んでません。

 

それと同時にYouTubeのテイスティングの動画を観てました。

とにかくJSAがどんな解答を好むのかを想像しながら。

 

ちなみに1次試験が終わるまでは一切テイスティングしていません。

テイスティングでワインを飲むと、酔いが回って勉強にならなくなるからです笑

テイスティングする種類を増やしすぎない

種類を増やすと、あれこれ迷いが多くなります。

 

主要品種と特徴的な(シュールリーやゲビュルツ)香りだけしっかり確認しておけば試験的にはじゅうぶんです。

ピンポイントで香りの確認をするべきです。

 

三次の実技試験編

もうここまでくれば受かります!

9割が受かるんです!

 

自信をもって試験に臨む

それだけでは不安なのもわかります。

 

普段の練習で、途中で止まらずにスムーズにできているならだいじょうぶです。

 

じぶんも実技でミスをしました。

最後にコルクをお客様の了承をもらって片付けるときにお客様の飲むグラスも引いてしまうという、現場でやるとなかなかとんちんかんなミスです。

 

それでも問題なく受かりました!

 

自信を持ちましょう。

試験に合格して変わったこと

お客さんの反応上層部の評価がまったくかわります!

 

うちのレストランは開店当初からソムリエがいなかったのもあり、上の人にとても喜ばれましたし、信頼度が上がりました。

 

お客さんの反応もバッヂをみるだけで「おすすめのワインあります?」「おいしいねこれ」っていう声が多くなり、信頼して聞いてくれるようになりました。

 

その分、もっと勉強しなきゃなってところがでてきますが、とりあえず試験に受かることが始まりだと思います。

 

ソムリエ試験で買ったモノ

ほとんどネットショッピングでした。

ただテイスティンググラスはネットで買うとかなり割高になるので、東急ハンズで買いました。

 

こちら参考までに。

 

最後に

試験前、試験中、不安なことかなり多いと思います。

 

特に独学だとひとりっきりでの勉強ですから、スクールみたいに仲間がいません。

ぼくも誰にも相談や勉強を頼ったことはないです。

でもひとりだとモチベーションが続かないという人もいるかと思います。

 

ぼくでよかったら相談に乗るので、軽い気持ちでコメントくださいね。

テイスティングのニュアンスなんかも、JSA的な解答によせて答えます。

 

一発合格めざしましょう!

  • この記事を書いた人

眠ハック編集長

身長175㎝、体重58㎏。睡眠の質を高める寝具の重要さに気づいて7年経つ寝具マニアで寝具のスペシャリスト。とっかえひっかえで自分に最適な(特に腰痛)マットレスを探し続け、いまはエマスリープマットレスに落ち着いている。

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