冬の寒い時期に足元が寒くて靴下を履くことがあると思います。
そのまま布団に入って寝てしまってませんか?
実はこれ、冷え性の人は特にやってはいけないことのひとつだったんです。
しかし、ひとくちに「靴下」といっても色々なタイプがあります。
履いて良い靴下と、履いてはいけない靴下の違いをこの記事でしっかり確認しておきましょう。
睡眠の質は上げることができます!
>>快眠のためにするべきこととしない方が良いこと
目次
寝る時に靴下を履くことはNGな理由
寝る時に靴下を履くことがNGなのは3つの理由があります。
- 締め付けられて血行が悪くなる
- 寝つきが悪くなってしまう
- さらに足が冷たくなる
締め付けられて血行が悪くなる
靴下を履くと、足の指が自由に動かせなくなります。
この状態は毛細血管を締めつけ、血行が悪くなる直接的な原因です。
血行が悪くなると、寒くて足を温めるつもりが逆に冷たくなってしまうんです。
また、むくみの原因にもなり良いことがありません。
寝つきが悪くなってしまう
睡眠は深部体温を下げることで起こる現象です。
しかし、靴下を履くことで足からの放熱が妨げられます。
放熱が妨げられると体温が下がりにくくなる。
つまり寝つきが悪くなってしまうということです。
さらに足が冷たくなる
足をあっためようとした結果、足が冷たくなってしまうなんてイヤですよね。
足を冷たくするのは血行の妨げだけでなく、足にかく「汗」も原因に。
靴下を履くことで足の表面温度を冷やしてしまい、さらに足が冷たくなってしまいます。
寝る時用の正しい靴下の選び方
前項でご説明したとおり、靴下の機能性に気をつけて選べば、足があたたまる効果を得られるでしょう。
その必要な機能性は3つです。
- 吸水性
- 放湿性
- 通気性
足にかいた汗をすぐに吸いとるための吸水性と、吸いとった汗をすぐに外へ逃がす放湿性が必要な機能性です。
汗がすぐに蒸発しないと汗を吸収した靴下が冷えて、足の体温を奪ってしまいます。
また、熱がこもらないように通気性も必要です。
寝てるあいだに足が蒸れてしまうのは睡眠の質を下げてしまいます。
途中で起きてしまったり寝つけなくなったりと良いことはありません。
寝る時に正しく選んだ靴下を履くメリット3つ
寝る時に靴下を履くことは、デメリットだけでなくメリットもあります。
ただし、選び方を間違ってはメリットを感じることはないでしょう。
寝る時の靴下の正しい選び方についてはこちらをご参照くださいね。
- 適切に温められる
- デトックス効果がある
- むくみ予防になる
仕事の疲れや、生活習慣の乱れでたまった毒素が足の裏から汗といっしょに排出されます。
その毒素(老廃物)を靴下が吸収し、外へ逃がしてくれるのです。
毒素とは[アンモニア/尿酸/乳酸/炭酸/リン酸/古い血液/古い細胞]のことです。
この毒素がたまると食欲不振や消化吸収機能の低下など、不調の原因となります。
むくみ予防になる
むくみをとる靴下があります。
それは適度な圧をかけることによってからだ全体の血流をよくする機能性のある靴下です。
むくみ専用の靴下は、着圧のかかり方が特殊なので血流が悪くなる心配はありません。
ただ、夜用・昼用とあるので寝るときに昼用の圧が強いものをはいてしまうと睡眠を妨げるので注意しましょう。
エコノミー症候群
長時間おなじ姿勢でいることで血流が悪くなり、血管のなかに血のかたまりができて痛みや腫れがおきてしまう。命にもかかわるので早めの予防が必要。
いまはコロナの影響で機会は減りましたが、長時間の乗り物移動での着用にも効果的です。
夏でもおすすめのシルクの靴下
上記のような、つま先まで覆わない靴下であれば、熱の放出、蒸れ、 汗をすぐに蒸発させてくれるのでおすすめです。
夏は素足でサンダルをはいたりするので、足の裏(かかと)がガサガサになりがちです。
それは冷房での冷えが原因。
寝ているあいだに冷房や扇風機をつけているなら、なおさら靴下をはいた方が、キレイを保つことができます。
ただ、夏に靴下はさすがに暑いイメージ。
でも、夏におすすめの靴下の素材もあるんです。
それは「シルク」の靴下。
シルクはひんやりした肌触りもあり、保湿性、吸水性など、必要な機能がしっかりと備わっています。
そもそもなんで足が冷える?
寝るときに足が冷える理由を知っておくことで、改善できることもあるかもしれません。
足が冷たくて悩んでいる人は以下の項目をチェックしてみましょう。
- 筋力が足りない
- 運動不足
- からだが硬い
- 1日中座っている
- 氷入りの水をのむ
- 締め付けのきつい服を着ている
冷え性の主な原因として筋肉が足りないことがあげられます。
女性は男性に比べて筋力が少なく皮下脂肪が多い傾向です。
この皮下脂肪は一度冷えるとなかなか温まりません。
また、1日中座っていることも血流の流れが悪くなって冷え性の原因となります。
他にも、締めつけがきつい服もなるべく避けると良いです。
締め付けられる靴下がNGなように、パジャマも締めつけがないリラックスできるものにしましょう。
まとめ
冷え性は万病のもとともいわれます。
ホルモンバランスが崩れることもあり、不調の原因にもなりやすいです。
筋力をつけることや、適度な運動を日常に取り入れることで改善は容易にできることでもあります。
「昔から冷え性だから」とあきらめていませんか?
体質を改善してさらに豊かな人生を送りましょう!