がんばっているのに痩せない。。。
スムーズに眠れていますか?
睡眠不足と睡眠の質の低さがダイエットの効果を下げてしまっているかもしれません!
逆にいえば
「睡眠を制すればダイエットも成功する」
といえます。
ちまたでは、『睡眠ダイエット』という言葉も話題になっているほど「睡眠」が注目を集めています。
ダイエットのみならず、太らない体質づくりにも効果的である根拠があるんです。
今回はなぜダイエットが睡眠と関係するのかについてご説明します。
目次
睡眠不足がダイエットを成功させる「痩せホルモン」を減らしてしまう!
睡眠中には肌に良い効果をもたらすメラトニンなど、さまざまなダイエットに大きくかかわるホルモンを分泌します。
ダイエットに関係する「痩せホルモン」は2つ。
その2つのホルモンはそれぞれ「レプチン」と「成長ホルモン」。
それは、どんなホルモンなんでしょうか。
食欲をコントロールしてくれる
レプチンは食欲をおさえる効果があります。
食欲はダイエット中に食事制限をしているかたにとっては我慢がつらいですよね。
そのつらい我慢を意識的にしなくても、睡眠をしっかりとることで自然と食欲をおさえることが期待できます!
逆にグレリンという食欲増進ホルモンがあります。
さらにグレリンはこってりしたものが食べたくなってしまう働きもあります。
そして、グレリンは睡眠不足で増えてしまいます。
睡眠不足や眠れない夜にラーメンやケーキなどが食べたくなる現象はこのグレリンによるものです。
睡眠不足を解消してグレリンを増やさないようにしましょう。
最も肥満が少ない睡眠時間の平均
睡眠不足は食欲に関わる話をしましたが、こんなデータもあります。
海外で検証された、「睡眠と肥満の関係」です。
ある研究によると7~8時間眠る人は肥満度が最も低いという結果がでています。
そして、それ以上でもそれ以下でも肥満度が高くなるという結果です。
これは日本人にもいえることです。
日本では睡眠が5時間未満の人が肥満である確率が高いといわれています。
成長ホルモンは新陳代謝を高める
「新陳代謝を高めること」は脂肪を燃焼効率を高めて、ダイエットの効率をあげます。
しかし、成長ホルモンは睡眠時の1番深い「レム睡眠」にたどりついたときが1番分泌されるのです。
「眠りが浅い」「眠れた気がしていない」なんて方は本来の成長ホルモンの分泌量に達していないことが予想されます。
運動しているのに痩せない!
そう感じているかたは、この機会にいま一度睡眠改善を。
睡眠には「質」も大切
ホルモンの分泌には単純に「睡眠時間」が大切だと説明してきました。
でも「時間」だけではダイエット効果を充分に得ることはむずかしいです。
そこで大事なのは睡眠の質。
「質」のよさは深い睡眠に関わります。
特に成長ホルモンは深い睡眠「レム睡眠」のときに分泌されるため、「睡眠の質」が重要視されるわけです。
睡眠改善で『瘦せ体質』をつくろう
睡眠がダイエットに深くかかわるのはこれまで説明したとおりです。
では肝心の「質の良い睡眠のとり方」です。
質の良い睡眠のために
- ストレッチをする
- あたたかい飲み物を飲む
- アロマを活用する
- 耳ツボマッサージ
- ナイトルーティンをつくる
ストレッチをする
寝る前のほどよいストレッチは筋肉の緊張をほぐし、リラックス効果があります。
あたたかい飲み物を飲む
ホットミルク・ハーブティをのむと心が安らぎます。
アロマを活用する
嗅覚は脳に直接作用するので、ラベンダーやカモミールなどの香りは効果的です。
耳つぼマッサージ
耳にはツボが多く、優しくもむようにマッサージすることでリラックス効果があります。
ナイトルーティンをつくる
これまでのどれでもひとつ以上をルーティンとして、睡眠をON/OFFできる「眠るスイッチ」をつくりコントロールできるようにする。
詳しい方法はこちらの記事を参照してくださいね。↓↓↓
眠りの質を高める方法はこちら
マットレス選びも重要
眠るときに直接的に体に影響を与えるマットレス。
実は体に合っていないマットレスを使っていると、睡眠の質があがりません。
今使っているマットレスは、正しく選んだマットレスですか?
なんとなく値段だけで選んだマットレスならば、損をしています。
質の良いマットレスで質の良い睡眠を得られれば、おのずとダイエットにもプラス要素となりますからね。
正しい知識を身に着けて、より良いマットレスに変えてみてはいかがでしょうか。
睡眠の質が大きく向上する可能性があります。
最後に
この記事で、ダイエットには「睡眠の質」がどれだけ大切かということがよくわかったのではないかと思います。
でもそう簡単に眠りの質をたかめるなんてできないよ!
そうですね、簡単にはできないかもしれません。
なので、できることから少しづつ改善していきましょう。
眠りたいのに寝れない!なんてときにできるちょっとした工夫についてまとめた記事も参考にしてくださいね。